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「インダストリアルなテイストで揃えた一人暮らしスタイル。」D'S STYLE その後の暮らし#072

土間リビングにして
良かったなぁと思いますね。

リビングの一部まで土間を広げ、駐車場を隔てて独立した離れがある…かつてはモデルハウスとしてお借りしていた場所、暮らすのは現在独身のTさんおひとりと愛犬。パートナーが離れを使ってお店をする。そんな暮らしをスタッフと共にお伺いしました。

いい土地が先に見つかっていた。

Tさん:僕の場合、もともとは、「パートナーがお店をやるのにちょうどいい場所だな」と先にこの土地が見つかっていました。そこから上物を建てるところを探すような流れでしたね。あちこちの会社のモデルハウスを見て回ったんですが、あまりピンと来なくて…。どこに行っても、同じようなものばかりじゃないですか。そんな中でたまたまD’S STYLEのことを知って、モデルハウスの見学にいったんです。

スタッフT:そうしてそこにいたのが、僕だった(笑)。

Tさん:そうそうTさんに捕まった(笑)。実際問題、土地を買うだけではローンが組みにくくてどうしても早く上物を建ててくれるところを見つける必要があったんです。で、確かにモデルハウスもカッコいいなあと思いましたし、D’Sさんにお願いしようかな…と短期決戦で決めたんですよね。

スタッフT:ありがとうございます!

Tさん:まあ、正直なところ僕としても「早くローンを決めなきゃ」と焦るような心境もありました。そういう面では、Tさんに会えてぐっと背中を押してもらえたと思います。はじめから友達みたいな感覚でフランクに話せてましたし、その頃から冗談ばかりいいながら契約に進んでいきましたね。

スタッフM:他の会社を回ったときには、どうでしたか?

Tさん:ひとつ、とある設計士さんが作る家でD’Sさんと似たようなスタイルで建てているところもあったんです。そこも気になったので、問い合わせてみたのです。そしたら予算だけ伝えたら、「そんな予算では無理です!」とバッサリ…詳しい話も聞いてもらえない状態でした(笑)。

スタッフT:そうだったんですね…。

Tさん:ある程度、規格化していることで予算的にも手の届く範囲で、このスタイルの家が建てられるというのは、よかったんでしょうね。

土間で暮らす選択。

スタッフM:それにしてもスッキリしていますよね。

Tさん:もともとは、ワンルームでの一人暮らしだったんです。その時点でも既にモノが少なかったんですよね。友だちが遊びに来ても「ホントにここに住んでいるの?」と言われるくらいでしたから(笑)。実家がそう遠くないところにあるので、使わないモノは、そちらに置いてきたりしているんですよね。

スタッフM:こだわったところはありますか?

Tさん:まず大きなところでいうと、リビングを削って、土間を広げてもらったことですかね。はじめからダイニングテーブルなどを置くつもりはありませんでしたから、その分カウンターは広げてもらいました。独り暮らしが長いと、「ダイニングテーブルなんていらないな」と思うもんなんですよ。一人で食べるなら、カウンターだけで十分ですから。

スタッフM:なるほど、割り切ってダイニングテーブルを置く場所を確保しなかった分、土間が広く取れていますよね。

Tさん:テレビもソファーも土間におくスタイルにするつもりだったんです。実家が田舎暮らしだったもので、トイレに行くにも靴を履くような家に長く住んでいました。だから、「土間で過ごす暮らし」にも何の抵抗感もなかったんです。他は、建築家の岸本さんからは離れと母屋の間にウッドデッキにするプランをオススメされたんですが、離れはお店にすると割り切ってましたから、ウッドデッキで繋ぐのはやめておきました。

スタッフM:おしゃれなお店になってますよね。

パートナーさん:ありがとうございます。今は昼間に別の仕事をしてますので、夜だけ「Rush&Co.」というタイ式マッサージのお店として営業しているんです。家は別のところにありますから、ここにはまだ住んでいないんです(笑)。

Tさん:だから今のところは、母屋は僕だけの一人暮らしです。


インダストリアルなテイストで揃える、男の一人暮らしスタイル。

スタッフT:さすがにTさん一人だけなので、男っぽいインテリアで揃えてらっしゃいますよね。何から揃えたんですか。

Tさん:はじめに買ったのは、土間に置いているキャビネットですね。アイアンのテイストに存在感があって、気に入ったんです。そこからキッチンのキャビネットもアイアンで揃えて…と増やしていきました。

スタッフT:ここまで男っぽいテイストで全面揃えられるのもカッコいいですよね。
Tさん:インダストリアルなテイストで揃えていこうと、あれこれ探しながらしばらくは増やしていったんです。バイクを土間に置こうという計画もあったんですが、正直ちょっと邪魔になる…と思って実家においたままにしてます(笑)。というのも、ちょっとした変化がありましてね…昔から飼いたかった犬がやってきたんです。バーニーズ・マウンテン・ドッグなんですけど。名前はドキンって言います。

スタッフM:大きいけど人懐っこい子ですよね。

Tさん:今で30kgくらいなんですが、この犬種としてはまだまだ小さい方なんですよね。はじめはもう少し小さいケージに入れていたんですけど、体が大きくなってきてからは、木材を買ってきてDIYでケージを大きくしました。

スタッフT:かなり広いケージですもんね。

Tさん:やっぱり大型犬だけに力は強いからフローリングの端っこを、噛んで破壊しちゃって(笑)。ソファーのマットなどもかなりやられましたね。当初は犬のために土間を広くしたわけじゃないんです。でも今となっては、気兼ねなく犬と過ごせる意味でこの土間にして良かったなあと思いますね。

スタッフM:犬を飼うようになって他にも変化がありましたか?

Tさん:ドキンが来てからは、よく山に遊びに行くようになりましたね。

パートナーさん:道のないところでも平気で走っていくんでホント大変ですけど、すごい喜んでくれるんですよね。

Tさん:よく行くのは金剛山です。最近は「犬禁止」という山も多いんで、いろいろと探しながら遊びに行ってますね。

パートナーさん:こないだは雪が積もっている時があって、ヒップそりで遊んだんですけどドキンちゃんが思いっきり引っ張ってくれて、犬そりになってました(笑)。

新しい「家族」を繋ぐ家に。

Tさん:実はね、2Fの上がったところのスペースはあえて何も置いていないんです。D’S STYLEのオーナーさんでこれだけ2Fに何もないというのは珍しいんじゃないですか?

スタッフM:たしかにここまで、荷物すら置いていないのは珍しいかも(笑)。

Tさん:じつはね…あのスペースは、パートナーに「いつでもここに来て、住んでいいんだよ」っていうメッセージでもあるんです。

スタッフT:あー、カッコいいじゃないですか!

Tさん:まっさらな状態にしておいて、いつでも好きなモノを持ち込んで住んでもらえるようにしておけたらと思うんです。他のところは、僕の趣味が思いっきり出ていますけどね。実際にD’Sさんのモデルハウスへ見学に行くときもパートナーとその子どもも一緒に行ってたんです。

パートナーさん:あの子も「おしゃれー!」と喜んでましたよ。ここに遊びに来たときも、「自分の場所はどうしようかな」と言いながら見て回ってました。私自身も、今のインテリアのテイストは好きなんで一緒に住むことになっても、そこまで変えることはないと思いますね。

▶これから建てる人へヒトコト。

他の会社もしっかり見て回るのが 一番だと思います。

「人とはちょっと違った家」というのを探している方には、やっぱりおすすめだと思います。そういう意味で僕の場合、「絶対友達に教えたくない!」と思うくらいですから(笑)。規格がある程度決まっている中で、カスタマイズもお願いできるので予算的にも「こういうスタイルがいいな…」というのが現実的になってくると思うのです。また他の会社さんのつくる家ともしっかり比較してみた方がいいと思います。いかにD’S STYLEが他とは違うのか、予算的にどうなのか…その辺りを心底納得していくには、他の会社もしっかり見て回るのが一番だと思います。


DATA::2015年9月完成 │ 和歌山県岩出市 T様邸
3.0×5.0 PLAN+離れ │ Style@HOME / BASIC


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