「趣味をすべて呑み込んでくれる家。」人生をタノシム家-D'S STYLE その後の暮らし。 #066後編
この記事は後編です
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へー、こんな家があるんだー!!
実家の敷地内、古い納屋や倉庫を更地にしてD’S STYLEを建てたN夫妻。以前に本誌に登場頂いてから既に3年。 幼稚園の年中さんだった下の男の子は既に小2。小2だった女の子は5年生。そんなご家族の暮らしぶりを改めてお伺いしました。
二人がそれぞれ作って、彩る。
妻:グリーンは二人とも好きで初めの半年くらいで、一気に増やしたんです。
夫:考えてみたらそれからずっと枯れていないんです。日当たりがよくて暖かいからかな?
妻:とりあえずいいのを見つけたら買ってきて、「どこに置こうか」と相談して吊すとなれば夫にやってもらって…としているウチに増えていきましたね。
夫:吊す場所に関してはあらかじめプランツハンガーを取り付けていたところ以外は、実は何の計算もせず、無計画です(笑)。
妻:住んで半年くらいは、そうやって家をあちこちいじっていたんですが、もうある程度定まってからは、あまり触ってないよね。いや、絵と写真のフレームはちょっとずつ増えてるか…。
夫:初めはヘザーブラウンのイラストなど2枚くらいだったんです。それが友達のカメラマンが撮った写真を飾ったり、自分でイラストをトレースするようになって…
妻:家のあちこちにあるちょっとした棚や収納なども夫が作ってくれているんです。
夫:IKEAで買って使っていたものが壊れたりすると、今の家に合うテイストで手を加えたものもありますね。ちなみに、妻もデニムを使ってクッションや小物を作ってくれています
。
妻:もともとやりたかったんですけど、ここに引っ越すまではミシンを置いて生地などを広げて置く場所がなくて…。今はロフトに作業スペースを作ったんで、便利になりました。子どもをみたり、家事をしたりと作業が中断しても、途中で広げたまま置いておける場所があると、やっぱり違いますよ。ちょっとした時間でも手を動かしてみようと思えますから。
夫:そうやって二人とも何かしら作れるから、「ここにアレを置くとどうなる」など、空間全体をイメージして手を加えられる部分はあるかもしれません。
趣味を呑み込んでくれる家。
夫:飾っている写真や絵からもわかると思いますが、学生の頃からサーフィンが好きなんです。二階のクローゼット部分には、三角屋根で天井が高い分、サーフボードやウエットスーツもキレイにかけておけるスペースができたのは、うれしいですね。
妻:私も昔はボディーボードくらいはしていましたけど、子育てなどでやれなくなってたんです。でも最近は子どもたちも一緒に連れて海に行ける年になってきたので、夫に誘われて一緒にサーフィンをやるようになりました。
夫:やっぱりいつも一人で出かけるのは、気が引けるじゃないですか。だったら一緒にやってしまうのが一番でしょ(笑)。子どもたちはまだサーフィンはやっていませんが、息子はスケボーをやっています。近くのボードパークに通ってはじめは僕が教えていたのですが、今では僕よりうまいです(笑)。
妻:サーフィン、スケボー、スノボ、自転車…趣味が多いよね?
夫:でもいろんな趣味の道具があっても、飾るように収納したり、ロフトなどのスペースをつかえば何でも収まってしまう。あまり使わないモノは、ロフトの中でもちょっと目隠しした場所にスッとしまってあるんです。
子どものセンスも磨かれるかも!?
夫:冬は暖かいとか、夏も風通しがよかったりで、植物が枯れないなど、見た目だけじゃない良さは住んでみて改めて実感しています。この家に引っ越した頃は、娘が小2で息子が幼稚園の頃。二人とも喜んでくれましたよ。子どもって、秘密基地みたいなロフトがあるだけでもやっぱりテンションがあがりますし(笑)。
妻:引っ越してからは、やっぱり友達も呼びやすくなりましたね。「ホームパーティーしようか」という気持ちにもなるんです。…まあ、料理するのは面倒くさいですが(笑)。友達が来たときは、たいてい「どこで靴を脱ぐの?」ってなっていました。吹き抜けのあるゆったりした空間は「お店みたい!」ってよく言われます。実際に住んでみても、子どもたちの気配がわかるのでいいもんですね。「あ、今ロフトでいたずらしてる!」とか、物音でわかりますから。
夫:子どもが大きくなってきたら「コソコソできないな!」っていやがるかもしれませんが、今のところは何の問題もありません。2階は子どもたち二人で一緒に使っているのですが、娘ももう小5です。中学生になる頃には一人で落ち着ける場所も必要かとは思うんです。棚でも作って間仕切りをつくってあげるか…それだけが今のところ課題ですね。
妻:もともと散らかるのが嫌いなので、D’S STYLEの家に引っ越す前からこまめに片付けはする方でした。だから友達から「片付けが大変そう!」と言われても、実のところそれほど苦労している感じはないんですよね。
夫:全部見えてしまうような作りだから、しょうもないモノは買わなくなりましたね。見た目を気にして選ぶようにはなりました。
妻:「使いやすさと見た目を兼ね備えたモノ」を妥協せずに探すんです。子どもたちのおもちゃなども「遊ぶのは2階!」と決めていて、ごちゃごちゃと持って降りてこないように注意はしています。
夫:どうしても使うもので、残念な見た目のものしかないなら、収納のスペースに放り込む(笑)。そういう意味ではここに住みだしてから、こだわりが強くなったかもしれません。とはいえ、年数が経ってくると初めよりは緩やかになってきていると思います。昔は子どもにも「これはアカン!」とダサいモノにはダメだししていましたから。今は子どもがどうしても好きなら認めるようになっていますし。
妻:ひょっとするとここで育った子どもたちは「普通の家」に住んでいるよりも、自然とモノを見る目やセンスは磨かれていくかもしれません。
夫:ぜひ、そうであってほしいと思います(笑)。
▶これから建てる人へヒトコト。
住みながら、考えていくのも楽しみ。
建てる前からとことんまでこだわった方がいいと思います。住んでからのイメージを広げるべく、D’S STYLEに住む他のオーナーのお家もなるべくたくさん見学させてもらうのがオススメです。みなさん本当にそれぞれ工夫をされていますから、それを見てアイデアを盗めるだけ盗むんです。その上で「いいなと思ったアイデアを実現するための仕込みをあらかじめ注文して家に盛り込んでいくことです。コンセントの配置、「ここに何かぶら下げたい」などの天井や床の補強、「配線を壁に埋め込む」などは、いくらDIYが得意な人でもさすがにそこまで自分たちでやるのは大変でしょ?D’S STYLEに相談しながら、あれこれ考える「住む前の時間」。実はこれがホントに家づくりの楽しいポイントでもあるんです。だから自分たちが最高に楽しめる家をつくるための仕込みには、どうか怠りなく時間をかけてみてください。
DATA:2014年4月完成 大阪府松原市 N様邸
4.0x4.0 PLAN+離れ │ Style@HOME / GABLE
ありきたりの家では満足できないあなたへ。
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