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【採用担当者向け】ITエンジニアを学べるYouTube動画4選

ソフトウェア、ハードウェアに関わらずエンジニアの採用に携わる上で、出てくる専門用語が難しすぎて心が折れたことはありませんか?

私自身異業種からの転職で、はじめはエンジニアに関する業界知識や専門知識を持ち合わせていませんでした。エンジニア採用の仕事に携わるようになってからたくさんの情報をインプットし、特に技術関連の専門用語を繰り返し覚えなければならない日々が続いたのですが、その難解さに頭を悩ませた経験があります。

そこでこの記事ではいかに効率良く必要な知識をインプットできるかにフォーカスを当て、自身の経験を踏まえてお伝えできればと思います。
「エンジニアについて勉強する時間も取れない」動画で効率良く学べたらいいけど、どれを見ていいかも分からない」とお悩みの方!
年間で365本くらいのペースで動画を見ている私が、テーマごとにおすすめの動画を紹介します。通勤の時間やお昼の休憩中でも倍速でもいいのでぜひお試しください!


1. 自己紹介

簡単に自己紹介をさせていただきます。
株式会社ダイレクトソーシングでカスタマーサクセスの仕事をしている嶋田と申します。
主な仕事内容はクライアントの希望条件に沿った候補者へのスカウトとそのPDCAをお客様と一緒に進めます。私のミッションはお客様の採用成功をお手伝いすること。
採用成功とは色々な形があると思いますが、希望する人材を納得するコストで継続的に獲得できることが理想的な採用の形の1つではないかと思います。
「よくこんな人見つけてくれたね」、「レジュメを見た瞬間に内定」といったお客様の喜びの声を聞くためにもエンジニア知識という武器を日々磨いています!
では本題に入りましょう!

2. 基本の学習

動画タイトル:
IT用語66選!エンジニアリングの基本をこの動画1本で!【非エンジニア必見】

投稿者:だれでもエンジニア/山浦清透

動画の時間は少し長めなのですが、初心者向けにITの基本を非常にわかりやすく説明しています。
動画サイトで『IT業界 初心者向け』といったようなワードで検索していると、
PythonとかRailsといった言語について面白おかしく紹介している動画が多かったり、ある程度プログラミングなどの学習を始めた方向けの動画が多かったりします。
これらの動画は再生数が多いのですが、特にその言語を勉強する理由がないにも関わらずとりあえず言語の学習から入るというのはおすすめできません。
その点、この動画はまずレイヤー(これエンジニアの人が非エンジニアが分かっていると思って使う用語)ごとにITエンジニアがどういったステージに分かれていて、それぞれがどのような仕事をしているかを解説しています。
アプリからサーバーやデータベースまでエンジニア知識の基礎をわかりやすく丁寧に教えてくれるこちらの動画は何度か見て押さえておきたいところです!

3. データサイエンティスト、データエンジニア

動画タイトル:
「データベース」と「データウェアハウス」と「データレイク」の違い

投稿者:大和賢一郎

AI、機械学習といった言葉は現在よく聞くもので、データエンジニアやデータサイエンティストについて知りたいという方も多いのではと思います。
関連する動画の数もかなり多いのですが、まだITにあまり素養の無い方はまずこの動画から入ることをおすすめします。理由を挙げると以下の4つです。
①まず「データは何を指しているのか」を知ることができる
②エクセルから順番にSQLといった頻出の言葉の意味を知ることができる
③タイトルにある3つのデータの違いを知ることでデータの収集から実際のビジネスへの利用まで大まかな流れを知ることができる
④手書き解説の温かみ
以上の理由からデータ分野の学習の第一歩におすすめです。

4. CI / CDエンジニア(インフラ)

動画タイトル:
【初級】CI/CDの解説(三菱UFJインフォメーションテクノロジー#1)

投稿者:MUIT Youtube

8:26からだけでも見て欲しい。そこから始まる「あるプログラマーの一日」では他の動画でなかなか見ることができない「ITエンジニアがチームでどういう風に動いているか」と「リアルなエンジニアの一日の動き」を少しマニアックなポイントから知ることができます。
CI / CDという取っ付きにくいワードではありますが、インフラエンジニアの募集要項の中でも出てくるワードで、DevOpsというポジションにも頻出するので見ておいて損はないと思います。

5. スマホアプリエンジニア

動画タイトル:
【初心者必見】Swift vs Flutterどっちがいい?iOS専門プログラミングスクール運営者と議論しました

投稿者:凡才プログラマーKBOY

18:17から見て欲しい。内容としてはFlutterに焦点をあてているのですが、この動画を見るとiOSとAndroidアプリについても大枠を知ることができます。
Flutterは比較的新しく、ITエンジニア初心者でも習得しやすい言語として最近注目を集めている言語です。
「Flutterができる人間を探してくれ」なんて言われた時に切り返しのネタが増えること間違いなし。

6. 本での学習

ITをゼロから勉強するにあたって書籍からというのはハードルが高い気がします。途中から試験勉強のようにインプット量が増えてくるので前半くらいでお腹いっぱいになってしまうかもしれません。
ある程度YouTubeなどで動画学習をした上で、改めて知識を整理・定着させるために読むのがおすすめです。

採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本

著者:中島 佑悟・高濱 隆輔・千田 和央

ITエンジニア採用の市場、Webアプリケーションの構造、プログラミング言語の解説など丁寧に一から解説をしてくれる良書です。

非エンジニア人事のためのエンジニア採用の教科書

新城 優、阪本早弥奈、石原 将、稲川 幸宏、株式会社JELLYFISH

エンジニアの採用成功に向けファネルごとに分けたマーケティング戦略について書かれています。エンジニアに関係する知識の習得を目指すというよりは、エンジニア採用の全体の流れを解説しているので効果的な採用活動を行うことを手助けしてくれます。

7. 最後に

ITエンジニア関連の知識や用語を勉強するのは初心者にはなかなか難しいだけでなく、次から次へと新しい用語が出てきます。
情報をインプットする手段はたくさんあるものの、本当に自分に役に立つものを見極めるのは非常に難しいと思います。
本記事に挙げたものが、少しでも同じようにエンジニアの採用活動に悩む方の助けになればとても嬉しいです。
最後に宣伝ですが、私の所属するダイレクトソーシング社には元エンジニアが多数在籍しており、専門分野も多岐に渡ります。私も動画や本だけでなく彼らから直接教えてもらうことも多いです。
採用のアウトソーシングを専門性のある会社に頼みたいと考えている方はお気軽にお問い合わせください。


※9/27追記 当記事が非常に好評だったため、第二弾を書きました!

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