見出し画像

一生モノの腕時計〜ザ・シチズン 深紅〜

大好きな腕時計「ザシチズン」の話。

まずは見てください!

画像1

画像2

 お気に入りの一本です。

 成人式のお祝い代わりに母親に購入してもらって以来、プライベートや通勤時、結婚式などにも付けています。良いモノと巡り会えた幸せと購入してもらった母親への感謝の気持ちは片時も忘れた事はありません。

お気に入りポイント① 文字盤が「和紙」

 こちらの写真の文字盤をよーく見てもらうと、少し模様がかっているのが分かるでしょうか?

 実は、この文字盤は「和紙」で出来ているのです。和紙の中でも最高峰の土佐和紙を使用しております。今回は赤なので、紅く染色した和紙の上に紫外線対策としてUVカット加工を施した透明のプラスチック板を重ねて、インデックス等を貼り付けているそうです。

 つまり、和紙だけど褪色の心配が無いとの事です。これは安心できる。でも、心の何処かでは時間の経過と共に褪色を楽しみたい自分もいるのですが。

 時計と和紙ってミスマッチな気もするじゃないですか。でも、どうして和紙がいいのかというと、実はこの時計はソーラー式なんですよ。つまり、文字盤部分から光を取り込んで動力源にしているのです。

 和室にある障子をイメージしてみてください。障子も完全に光を遮断するわけではなく、室内へ適度に光を差し込んでくれますよね。そして、障子自体も光を当てられると漉いた和紙模様が綺麗に浮かび上がります。それが腕時計の文字盤の上で再現されているのです。これは堪らない。

 強い光に当てると綺麗な深紅、弱い光の下だとワインレッド、その時々で様々な表情を見せてくれるのも和紙の良い点です。

 日本文化である和紙日本を代表する腕時計が融合した芸術作品。日本人として心躍ります。

お気に入りポイント② 文字盤の直径は約38mm


画像3

 もう少し引きで撮ればよかったですね、申し訳ありません。

 このモデルだけではなくザシチズンの殆どのモデルが文字盤直径サイズが38mm前後だったはずです。

 僕の身長が167cmと小さいので、あまり文字盤のサイズが大きいのは似合わないという悲しい現実。しかし、この時計は非常にコンパクトにまとまっているので、腕に綺麗に収まってくれるのです。長袖とか着ていても時計が袖口に引っかかることもありません。

 今って文字盤サイズはどんどん大きくなっているらしいんですよね。だから、このサイズの腕時計を探している人には是非ともオススメしたいです。

お気に入りポイント③ 「年差±5秒、ソーラー式」

 はい、年差±5秒です。これって時計好きじゃないとピンとこないんですけど、かなり精度が高いです。時計も機械ですし常に動き続けているものなので、当然少しのズレが時間のズレへと繋がっていきます。それこそ精度の低い時計であれば日差、月差、年差がどんどんズレが大きくなっていきます。

 例えば、1日1秒ズレると仮定すると、1ヶ月で約30秒、1年では6分もズレてしまう計算になります。定期的に時刻合わせするのも大変だし、できればあまり時間のズレは少ない方がいいですよね。

 そして、この腕時計の動力はソーラー式です。使わない時は、部屋の明かりでもちゃんと充電してくれます。面倒くさがりな僕にとってはソーラー式は大変有難い機能です。

お気に入りポイント④ 10年保証

 いや、これすごいですよね。ただ、僕はこの時計の10年保証の登録を忘れていたので、定期点検とか無償保証サービス受けられないんですよね...。購入したら勝手に登録されているものだと勘違いして、適用時期を過ぎておりまして...。皆さんは購入したらすぐに登録してください。

ザ・シチズンを選んだ決め手

 ちなみに、よく「ザ・シチズン」シリーズとの比較で出されるのがセイコーの「グランドセイコー」シリーズなのですが、こちらも文字盤やベルト細部まで綺麗に仕上がっていますし、精度も十分に高いです。じゃあ、なぜ僕がGS(グランドセイコー)を選ばなかったのかというと、一生モノに相応しい機能とデザイン、そして価格の3つでした。

 ソーラー式や10年保証はたしかGSにはついていなかったはずです。しかし、価格は1.5倍以上のものばかり。機械式に拘りたい人であれば、GSをオススメしたいですが、「とりあえず、ちゃんとした時計を一本買ってみたい。」という人にはザ・シチズンをオススメしたいと思います。保証も長期間だし、ソーラーなので使用していなくても部屋の明かりの下で保管していれば時計が止まる心配も無いですし。

 ちなみに、こちらの和紙モデルのカラーバリエーションは終売したものも含めると、白、黒、青、赤、緑、って感じですかね。

買って良かった点

・めっちゃカッコイイ。
 ただの親バカです。

・赤の文字盤自体の市場流通量が少ないので、そもそも赤い文字盤の時計と巡り会える機会が少ない。
 黒、白、青>その他の色って感じです。特に赤は少ないです。以前にオリエントの接客担当の方と雑談した時に聞いたところ、綺麗に赤色を出すのが他の色と比べて非常に難しいらしく、ビジネスの定番の黒・白・青と比べると需要も少ないので、どこのメーカーも赤色の文字盤を出す機会が少ないとのことでした。たしかに苦労して作っても需要が少なければラインナップから外されちゃいますよね…。

・個体差がある
 和紙なので、金属板の文字盤と違って1枚ずつ表情が違います。僕の持っているものはいい感じの濃淡があって以前に見た別の個体よりも自分好みの模様です。

・話が盛り上がる
 このご時世、腕時計好きな人ってあまりいないです。でも、これ付けて時計店や時計好きの人と会うと、限定モデルということもあってかそういう人たちと話が弾みます。腕時計以外もそうだと思うんですけど、結局この現代って色々なモノに溢れかえっているからこそ、良いモノを身につけているとそれを知っている人だけと繋がりが生まれやすいと思ってます。だから、腕時計に興味が無い人からすれば、へえー赤いね、で終わるだけだと思います。それは悪いことではなくて、良くも悪くも良いモノを身につけるだけで同じ人たちが集まるんだろうなあって体感してます。

こういう人にはザシチをオススメしません…

・腕時計に興味が無い!
 腕時計を持ってない人も多いですよね。「興味は無いけれど、ビジネス用で1本くらいは買っとくかー。」という考えの人には、電波ソーラー式のシンプルな白文字盤をオススメします。価格よりも機能で選んでください。どうして白かというと、冠婚葬祭全てに使えるからです。葬儀では黒も青もNGです。最近では、少し緩くなって白文字盤で少し差し色が入るくらいは許容範囲らしいので、クロノグラフ機能(ストップウォッチ等)が入っていないシンプルなものを1本だけ持っていればいいと思います。本来ならば腕時計自体を付けるのが宜しくないので、時間を気にしない方は腕時計は必要無いかとも思います。

・機械式にこだわりたい!
 自動巻きや手巻きも良いですよね。自分で手入れをしながら使えば、自ずと愛着が湧いて使えば使うほどにもっと使いたくなってしまうのが魅力。こういう方には、別のブランドをオススメします。ザシチズンもラインナップにはあるのですが、やはり他のメーカーやシリーズの方が種類も豊富なので、そちらも見たほうがいいかと思います。

・1秒でも時間のズレが許せない!
 電波ソーラー時計の一択ですね。強い磁気の近くに置いて時間がズレてしまっても電波受信の手順が簡単なものばかりなので、そこまで苦にならないかと思います。僕も初めて買った腕時計はシチズンのアテッサシリーズで、文字盤横のスイッチを長押しすれば自動で電波受信と時刻合わせしてくれて非常に楽でした。

・デジタル表示がいい!
 G-SHOCKやスマートウォッチも良いの沢山あるので、そちらをオススメします。G-SHOCKはアウトドアとかにいいし種類も豊富だから、あの沼にハマってしまったら抜け出せ無いんだろうなあと思ってます。怖いのであまり見ないようにしてます(笑)

おわり

 ということで、僕の一生モノのザ・シチズン「深紅」の紹介でした。僕にとっては腕時計はその日の気分を決めるのに最適で、気分によってメイクを少し変える人ってこういう気持ちなんだろうなあって勝手に共感しています。

 あと、2本ほど同じザシチで紹介したい一生モノがあるので、また気が向いたら書きたいと思います。

 ステマではないのでご安心ください。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

524,764件

宜しければ、サポートお願いいたします。