私有地

出会い頭にぶつかるシーン撮り直さなくてええんか

私有地

出会い頭にぶつかるシーン撮り直さなくてええんか

マガジン

  • 冬の関西 ひとりでに

  • 過去編

    笑い無し涙無し

最近の記事

冬の関西 ひとりでに(4/4)

一人旅シリーズ最終回です。 1.2.3回の内容はこちら。 また二度寝して2~30分ぐらい寝坊した。さすがに疲れが身体に出てきている。 朝飯を食らう、普通のビジホの朝飯だった。22歳にしてウインナーとスクランブルエッグさえあれば何とかなることに気がつけた。 チェックアウトした後、小雨の中近鉄奈良駅までテクテク歩く、地方都市って感じだ。 柿の葉寿司が悪かったのかちょっとお腹が痛い。 3~40分ほど電車に揺られ伊勢田駅に着く、駅前に簡易的過ぎる喫煙所があった。 歩くこと10

    • 冬の関西 ひとりでに(3/4)

      アホ程忙しくて全然続きが書けませんでした。マジで遅くなってすみません、冬の関西3日目の回になります。 1.2回の記事はこちら 今日からは大阪を離れて奈良に向かう。 7時に起床、しかしうだうだしてたら20分のロス。 8:20に宿を出てなんばウォーク内の英國屋に入店、ガッツリ喫煙席でモーニングを食べる。 大阪はどこでも煙草が吸えてありがたい街だなと思う。ホテルとかモーニングで出てくるコインサイズのバターってリコーダーのクリームみたいだ。 昨日、釜ヶ崎にいたようなおっちゃん2

      • 冬の関西 ひとりでに(2/4)

        前回のつづき、2日目。 2時間寝坊した。 今日のモーニングは諦めて、お昼ご飯に気合いを入れると誓いシャワーを浴びる。私鉄の南海線に初乗車。天下茶屋まで7分ほど乗り込む。ホームに着いてから10数分待つことになった。隣のホームに早めに出て早めに着く急行があったが、どう見ても指定席代のかかりそうな列車だったので安牌に鈍行で時間を潰した。 一度駅の西側に出て天下茶屋の公園にある灰皿で一服をした。公園に簡易的な灰皿が置いてあるなんてさすが大阪だなと思ったが、その行き帰りで10人ぐら

        • 冬の関西 ひとりでに(1/4)

          そもそもとして、僕は関西がそこまで好きじゃない。 口調は強いし、周りの見えてなさそうな感じだったり、自分の地元が一番というニュアンスを強要してくる感じがあまりにも苦手だった。それは、僕の地元が東京の属国のような場所であることから地域単位のナショナリズムがなかったことに対する当てつけともとれる。 中学時代からネットにはよく触れていた。今は亡き「NEVERまとめ」なんかは、 今の僕がYouTubeのショート動画を見ている時間を全部置き換えたとしてもお釣りが帰ってくるほどずっとそ

        冬の関西 ひとりでに(4/4)

        マガジン

        • 冬の関西 ひとりでに
          4本
        • 過去編
          3本

        記事

          今となっては

          この間、自身が所属する軽音サークルの新歓ライブに向けて2回目のバンド練習があり、その後に軽くバンドメンバー全員でご飯を食べた。新入生の子の地元の話となり、最寄りの名前から俺は小学3~4年生の間担任であったあの先生のことを思い出した。 小学3~4年生は丁度俺がいじめられていた全盛期の頃で当時の担任であった先生にはよく迷惑を掛けていたと思い出す。先生はその頃40代の女性の先生で、図工や絵が得意でテストで満点だとゾウの絵に寄せた花丸をくれたり(ゾウの絵は先生のトレードマークだった

          今となっては

          仮病、クレイジー、週21

          サッカー部って一般論としてモテる部活だと思う。その一般論に食ってかかりカスみたいな中学生活を送っていたのが俺が所属していたサッカー部なのである。 まあ、これは主語がデカすぎる上に全員がカスみたいな生活していたかと言われたら全然そんなことなかった。カスみたいな考えと生活は完全に俺個人の問題であり、マクロで見れば根暗 'n' 童貞のサッカー部員が1人いようがこの世には何の影響もないのだ。そんなどこにでも居る燻った人間が当時の俺であった。 中学でサッカー部に入ったのはただ、小学校

          仮病、クレイジー、週21

          生まれてから干支が一周回ったぐらいまでの話

          自分は三兄弟の末っ子として長男からは9歳差、次男からは6歳差を付けダントツのビリで母親の股からスタートした。二人の兄は数年前から独立し、中学の後半ぐらいからはほぼ一人っ子のような扱いを受けていたが、彗星の如く現れたくせ毛の4000gは人を笑わせるのが得意であり、それが殺伐とした男三兄弟の末っ子の役目として完璧な立ち居振る舞いだったという。食っては寝て食っては寝てを繰り返し日々成長していく中で何処と無く素振りがおじさん臭く、中におじさんが入っているのではないかと言われることもあ

          生まれてから干支が一周回ったぐらいまでの話