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HIPHOPのMV 25曲をレビュー(2022年9月公開作品)

TwitterでHIPHOPのレビューを毎日書き続け、4年目に突入したドラム師匠です。今回は、2022年9月に公開されたオススメMV 25曲をレビューしました。

  • ヤバい曲をまとめて知りたい

  • 曲にまつわるストーリーを知りたい

なんて人にオススメの記事です。お気に入りの楽曲を見つけて下さい。


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illrain, BUPPON & MuKuRo / KOMOREBI

2022/09/01 公開

2021年、新進気鋭のラッパー達をフィーチャーしたアルバム『Brainwash Weapon』を発表した注目の若手ビートメーカー illrain 。

PRKS9のインタビューでは"自分の作家性を全面に押し出すより、ラッパーが乗る為のビートを作る"と語っていた。


しかし、この曲では感情が次々と波紋を描くように鳴らされ、作家性が押し出されている。フィーチャーしたのがキャリアの長いラッパーの BUPPON と MuKuRo というのも関係しているのだろう。illrainにとっては新しい表現への挑戦と言える。

ずっしりと腰にくるBoomBap。ビートに呼応するように、BUPPONの言葉は心の弱い部分にのしかかる。大雨が降る中で1人、叫びにならない叫びが聞こえてくる。

孤独にそっと寄り添う MuKuRo のHOOKが暖かく、雨上がりの後に見せる晴れ間を想像して希望を見出す。


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KAZE / 池袋(Prod. rkemishi)

2022/09/03 公開

駅前の華々しさから一歩道を入るとドープさが顔を出す東京の繁華街・池袋。そんな裏街道をストリート目線から見た証言がつづられたリリックは、ドキュメンタリー動画をみている気分になる。

街の磁力に導かれ人が集まるも、それは永遠に続く訳ではない。長年街を見てきたラッパー KAZE の視線は冷静であり、刹那的。

ハードでリアルな言葉とは裏腹に、トラックは上質なストリングスが奏でられている。そのギャップが物悲しさを増幅させる。


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7 / 畜生(Prod. Homunculu$)

2022/09/03 公開

TOFUやMIKADOを手がけた Homunculu$ がプロデュースしたことで注目を集めるフィメールラッパー  7(ナナ) 。

6月12日にリリースしたEP『7–11』では、ドリルやメロディアスな歌物など多彩な表情を見せていた。その中で、異端な曲がこの「畜生」だ。オートチューンを多めにかけることで語感を曖昧にし、ハスッパさを表現。時々聴き取れない箇所があることで、余計に憤りが伝わる作品に仕上がっている。


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SOMAJI / Change Da Game(Prod. SOMAJI)

2022/09/06 公開

大阪南部にある岸和田で活動し、ビートメイクもこなすラッパー SOMAJI 。 "Chill Timbre" "BASE HEZZ" "BLACK MAGIC"といったクルーに所属するなど活動は多岐にわたっている。

岸和田らしいレゲエをベースにした人懐こいフロー、ハスキーボイス、そして男気にあふれているのが特徴的。

音楽を作るという行為が、ご飯を食べる、寝る、遊ぶのと同じくらい当たり前に根づいていることが伝わってくる。そして、リスナーに問いかける。

"君が大事にしているものは何だ?"と。


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DJ PANASONIC (Feat. Young Yujiro) / Good Time

2022/09/07 公開

ハードなビートメイクの印象が強い DJ PANASONIC が届けてくれた大人のサマーソング。清涼感のある女性Vo.とSAXが絡み合うトラックは、CITY POP〜AORの要素を取り入れた80sの香り。

風のふくまま、トラックから流れる空気感そのままにラップをするYoung Yujiro。ゆったりと爽やかに、CHILLな気分が味わえる。


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STUTS / Voyage feat. JJJ, BIM(Prod. STUTS )

2022/09/08 公開

名作「Changes」を生み出したMPCプレーヤー STUTS とラッパー JJJ 。スキっとしたキレのあるドラムに、小刻みなラップが抜群の相性の良さを見せる。その中に、BIMのラップがどう絡むかが聴きどろこ。

ラッパーとして生きることになった運命をテーマにラップする2MC。リリックを書く時の心の内を話すJJJ 。周り道をしながら、運命を嘆きながら、それでもリリックを仕上げるBIM 。2人のキャラの違いがラップスタイルにも反映されてて面白い。


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DJ Mitsu the Beats / Deadly Combo with 仙人掌

2022/09/09 公開

GAGLEのビートメーカー DJ Mitsu the Beats が、全曲ラッパーをフィーチャーしたNewアルバム『MAGNETAR(マグネター)』を7月27日にリリースした。

アルバムに収録されたこの曲は、13年ぶりに新作を発表したMONJUのメンバー 仙人掌をフィーチャー 。彼のラップを聴いた時、無意識に背筋が伸びたに違いない。それほど一つ一つの言葉の濃密さに驚かされる。

「あっという間にキックとスネアの言いなり」

このワンフレーズだけで、脳内がHIPHOPで埋め尽くされているかが理解できる。頭の中に浮かんだことを歌詞に変換し、ラップする求道者。ひたすらに道を極めていく後ろ姿が頼もしい。


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SINK /Lucifer

2022/09/11 公開

▌Lucifer = 光をもたらす悪魔

ずっしりとしたリリックに聴き入ったのは、いつ以来だろう?
心砕けては思いとどまり、それを何度も何度も繰り返した重みがある。それでもスタジオでラップする描写。成功者じゃないからこそ言える言葉に、自分を重ねる。


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▼この曲について熱く語った記事

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Yvng Patra / B.G.P(Prod. Oddy lozy)

2022/09/11 公開

チョップされたロボットボイスをループさせ、ボディ・ミュージックの要素を取り入れた硬質なトラック。

ボイスサンプリングの上を、舌を転がすようにラップするのは、Trap Metal系クルー Xgang に所属する Yvng Patra ラップが1番スピードに乗った箇所で、ループしていたボイスサンプリングを巧みに連打し、無機質だったものが有機的になる。ラッパー Bonbero が好きな人はチェックして欲しい。


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LANA / Get It feat. ZEN & KESSO(Prod. KESSO)

2022/09/14 公開

ラッパー LEX の妹と聞いて驚いたが、そんな肩書きに頼る必要がないほど抜群の存在感と実力を兼ね備えた LANA 。要所要所で声をカスれさせ、ガナリや巻き舌などをアクセントにリズミカルに歌っている。

本来子供にはさせたくないような強烈な体験が、彼女の原動力となっている。いい意味での生意気さがあり、それでいて「本当は強くなんてないから 心ではたくさん泣いた」と語るもろさが、切なさを醸し出す。

シンガーとしてもラッパーとしても通用する人材だ。Awichの次にブレイクするのは彼女かもしれない…


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呂布カルマ / Against the World(Prod. T-SPICE)

2022/09/15 公開

MCバトルでのランキングがあるならば、間違いなく一位にあるであろう 呂布カルマ 。最近では、AbemaTVの討論バライティーにも出演し、ディベートの強さも発揮している。

そこで際立っているのは頭の回転の速さ、クレバーさ。相手の理論のほころびを逃さず、矛盾点を相手の口で言わせてから責め立てている。

この曲を聴いて、彼のバトルの強さが理解できた。物事を一方向からだけでなく、多方面からとらえていることがわかる。清濁合わせ飲んでいるから、相手の言い分を切り返せるのだろう。しかも心は熱く・頭は冷静に。

大嫌いだけど大好き
ここは極楽と地獄のハイブリッド

「Against the World」のリリックより引用

「Against the World」世界に(世間に)逆らいたいからヒップホップを始めたということだろう。「逆さに回る」というリリックと、後半に擦りまくるスクラッチがリンクしていてカッコいい。


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Oll Korrect / Clan's Rule(Prod. NF Zessho)

2022/09/16 公開

東京中野で定期的に開催されているヒップホップイベント「Oll Korrect(オールコレクト)」のメンバーが集まってできたクルー Oll Korrect 。ポップアップストアでは、音楽以外にもアパレル・グッツなどを展開し、世界観を伝えている。

そんな彼らが、9月14日にリリースした2ndアルバム『UNITY』より、参加MC陣フルメンバーで届けるポッセカット。NF Zessho がプロデュースするトラックはガッツリと腰にくるBoomBap。

メンバーはそれぞれのペースで活動をするも、クルーとして集まった時の爆発力があり、この瞬間を大切にしていることが伝わってくる。11MCのマイクリレーの中で、特にyouheyhey のメロディがあふれ出るVerseがいいアクセント。ノリで始まったクルーが、いつの間にか結束を強め、本気度を増していく。そんなクルーの成長にも注目して欲しい。

リスキーなGame 故にスリリング
遊びだが勝ちに マジのUnity

「Clan's Rule」J'Da SkitのVerseより引用


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Js Morgan / Jumper(Prod. R.I.K)

2022/09/19 公開

高音Vo.を武器にメロディアスにラップする Js Morgan 。
EDM系シンセサウンドに乗って、トップの景色が見たいと歌っている。リリックにお爺ちゃんが登場し、人間性が垣間見られる。キャッチなメロディで、ダンスとHIPHOPの間を行き来する絶妙さがいい。


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Foolsdayboy / Rollercoaster(Prod. WooRock)

2022/09/19 公開

9月23日に2nd アルバム『Gift for Fools』をリリースした新潟のラッパー Foolsdayboy 。硬い語感が特徴で、母音がコツコツと耳を刺激する。

"Rollercoaster"とは日本で言う"ジェットコースター"のこと。浮き沈みあり、目まぐるしく回旋する生き方に例えている。特に「落ちる方が急 孤独な俺昇りに気付かず」と落ちる時の早さや怖さが描かれている。しかし最後は落ちた自分への期待で締め括っており、ポジティブさでどこまで上昇できるのか見てみたい。


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PEAVIS / Torch(Prod. starRo)

2022/09/21 公開

▌心が軽くなりたい人にオススメ

ビートメーカー starRo による、明るさの中にちょっぴり切なさが混じったラテン系のビート。福岡のラッパー PEAVIS のポジティブなリリックは、軽快なサウンドと共に未来を明るく照らす。

暴力ではなくて でかくビートを鳴らせ

「Torch」のリリックより引用


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Yohji Igarashi / Love Myself feat. kZm & Cony Plankton

2022/09/21 公開

ラッパー HIYADAM を4つ打ちビートで色っぽく輝かせるPRODUCER / Track Maker / DJの Yohji Igarashi 。他にもDaokoやJUBEEの楽曲プロデュースやATARASHII GAKKO!のリミックなどで知られている。

今作は、「今自分がやりたいと思うサウンドを、尊敬する最高のミュージシャン2人と一緒に具現化出来た」とツイートするように、彼にしかできない組み合わせで、見事にハマっている。

初期の kZm を彷彿とさせるアンビエントなサウンドに乗せてたVerseは、人間として神様へ質問を投げかけ、生きていることを実感する内容となっている。ただHOOKでは身体中の細胞が張り裂けそうなほど狂っていく様がノイジーなサウンドと共に描かれる。

Verse2では、Cony Plankton によるアコースティックなギターの音色にホッと一息つくも、危うさを秘めていている。この緩急が余計にHOOKを引き立てる。徐々に押し寄せてくる、とてつもない重力を体感してほしい。


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Kojoe feat. anddy toy store & Shurkn Pap / 312

2022/09/21 公開

"各地のラッパーに会いにいく"
をコンセプトに、77年式キャディラックを録音できるように改装したkojoe 。(まだ進化の途中らしい)

これはレコーティングドキュメンタリーであり、大阪➡︎神戸➡︎姫路のロードムービーとしても楽しめる。車中でレコーディングしただけあって、曲はドライブの描写が多く、スタジオとは違った環境がリリックに影響していることが分かる。

しっとりとしたビートに、大人びたメロディ。オートチューンを使わせず、Shurkn Pap の生声を生かした kojoe のプロデュース力が光る。


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CAM KL9 / 意味

2022/09/21 公開

岸和田大所帯クルー・G.B.C 。その"C"を意味するHIPHOP集団・ CHUPA CHAPSは、TEN'S UNIQUEやSTICKY BUDSも所属する実力派集団。(付いてこれてる?)

そのメンバーの1人が、この曲の主人公・CAM KL9 だ。ゆったりとしたギターリフ、厚みのあるストリングス、温もりあるドラムが幸福感を演出するBoomBap。その中で、生きてる意味を問いただす。一体誰の人生?不完全でもいいから人生のHEROになれよと。

岸和田周辺のHIPHOPが好きな人はもちろんのこと、沖縄のHIPHOPが好きな人にもおすすめ!

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YAS feat VOCA Luciano / THE ONE(Prod. DJ KAJI)

2022/09/23 公開

HIPHOPのサンプリングネタとして様々な楽曲で使用されたブルガリア合唱団の一節。最近だと、Awichの楽曲「GILA GILA」が思いつくだろう。

同じネタでも調理する人間が変われば、全然違う味付けになるだろと言わんばかりにDJ KAJIが放つビート。神聖さを打ち破るように、ハスキーボイスで生き様を語る YAS 。何かを得れば、何かを失う。そんな繰り返しはワンループで聴かせるビートのようであり、同じ過ちを繰り返す人間の性でもある。

終わり始まりを繰り返し 何度も何度も振り出し
性根が違う成り上がり 比べても無駄 唯一無二

「THE ONE」のリリックより引用


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KANDYTOWN / Curtain Call feat. KEIJU, Ryohu, IO(Prod. Neetz)

2022/09/23 公開

『LAST ALBUM』という意味深なタイトルの3rd アルバムが11月30日にリリースされることが発表されたHIPHOP集団・KANDYTOWN

執筆時点では正式に解散とは発表されていないが、Verse3の IO による「始めたものを片付けにきたのさ 大抵の奴らは散らかしっぱなしさ」のリリックから自分達の活動にきっちりと落とし前をつけることが分かる。

東京に象徴される洗練された都会っぽさ、大人びたCOOLなカッコ良さ、各々の個性が集まった時の得体の知れぬワクワク感。デビュー当時から今も変わらないキラメキを残し、再びステージ上に彼らが壇上した。気合の入ったアルバムであることは間違いない。


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itachi / Muu

2022/09/25 公開

▌こんなに素晴らしいメロディメーカーだと知らなかった。

2001年生まれ沖縄育ちのMC・itachi 。若さがほとばしる普段の攻撃的なスタイルとは真逆のポストロック。生音を生かしたドラム、リバーブをかけたボーカルは歌詞ともども抽象度が高い。2人が互いを大切にすることで、時間が溶け合うトリップ感が描かれる。

音楽をジャンルレスにアプローチするのは、LEXに代表されるX世代、もしくはストリーミング世代ならではの感性だろう。曲内での抑揚の付け方が見事!こんなにも琴線に触れるとは… 

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バブルソ(チプルソ&KazBubble) / Re:call / response

2022/09/27 公開

大阪伝説のHIPHOPクルー WARAJI のラッパー・チプルソ とビートメイカー・KazBubble のユニット・バブルソ。2021年に発表したアルバム『For you』をREMIXしたアルバムを9月21日にリリースした。

楽曲「call/response」をREMIXしたこの曲は、原曲の宅録っぽい曲調とは異なり、エレピが心地いい洗練された音に生まれ変わっている。流れるように韻を踏んだ言葉が生まれ、流れるようにメロディーが言葉を運ぶ。

それは爽やかな風のようであり、穏やかな川の流れのようである。MVで飛行機雲が曲の雰囲気を演出。夕べの浜辺でこの曲が流れたら、極上の時間が過ごせそう。


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Timpo da flippa / Millow(Prod. moon undah water)

2022/09/28 公開

情報少なく、謎多きアーティスト・Timpo da flippa

ビートメーカー・moon undah water による808が凶暴、かつ容赦なく鼓膜を震わせるDrill。COOLさの中に、情熱とユーモアが見え隠れするフロー。ワルな雰囲気とは裏腹なポジティブなリリック。なんとも不思議な魅力がクセになる一曲。


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PEPE (From Deep Leaf) / Spotlight | 03- Performance |

2022/09/28 公開

ANARCHYがプロデュースしたことで話題になったラッパー 16 が所属する福岡のクルーDeep Leaf 。そのメンバーである Pepe のソロ作品。

自信なんてないやつのバースダサい
だからラップに生き様が乗ってない

「Spotlight」のリリックより引用

上記のリリックを書けるほど、リズムへの言葉の乗せ方が自信に満ちている。それは日々ラップをしているから言えることであり、スキルが嘘でないことを証明している。

抜け出せない現状を嘆くのではなく、一直線にスポットライトの当たる場所を目指すポジティブさ、迷いのなさは、リスナーに勇気を与えてくれる。

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TWIGY / RAPATTACK(Prod. dj honda)

2022/09/30 公開

▌スキルで突き刺すTWIGYが帰ってきた!

日本語ラップのクラシック「証言」の中でも、個性的かつトリッキーなラップを披露していた TWIGY 。5枚のアルバムと、TwiGy al Salaam名義のアルバム『Blue Thought』リリース後、「HIPHOPに飽きた」と音楽から距離を取り、福岡で身を潜めることとなる。


▼活動休止から復活までの経緯を語ったインタビュー動画

そして、突如沈黙を破り、2021年に10年ぶりのアルバム『WAKING LIFE』をリリースする。それはJAZZYで円熟味を帯びた、深みのある作品であった。それだけでもサプライズなのに、さらに我々の期待をいい意味で裏切る作品が届けられた。

かつてのようにヤンチャで、攻撃的でギラギラしたTWIGYがいた。TrapやDrillといった新しさとは一味違う。90年代のBoomBapを現代にアップデートさせたような作品に仕上がっている。ビートを手がけたのが dj honda なのも感慨深い。

キャリアの長いアーティストが、若手にはできない勢いのある作品をリリースする。HIPHOPはまだまだ面白い。


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終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございます。好きな曲と出会えたでしょうか?気に入ってくれた方は、高評価とフォローをお願いします。皆さんのアクションが本当に力になりますので。

今回、紹介しきれなかった曲たちがまだまだあります。毎月2回、プレイリストを作っているので、さらに深堀したい人はYouTubeチャンネルをご覧ください。では次の記事でお会いしましょう!

以上、ドラム師匠でした。
Twitter:https://twitter.com/drumshisho

HIPHOPを広めたい一心で執筆しています。とは言え、たまにこれを続ける意味があるのかと虚無感に襲われます。 このまま頑張れ!と思われた方、コーヒー1杯おごる感じでサポートお願いします。自信をつけさせて下さい。