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Dr.Reve監修医”脳内美容”コラムVol.6【カラダ美容③スマート乳酸菌】

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〈なぜ「腸内環境」は大切なのか?〉 


「腸脳相関」という言葉をご存じですか? 腸は「第二の脳」とも呼ばれる独自の神経ネットワークをもち、脳からの指令がなくても独立して活動することが可能です。脳がなく腸だけがある生物も存在するくらいです。
脳と腸は自律神経系、内分泌系、免疫系の三つの経路を介して、 互いに影響を及ぼしあっています。これが「腸脳相関」で、脳から腸への情報伝達(脳→腸シグナル)と腸から脳への情報伝達(腸→脳シグナル)が、一方的ではなく双方向的に影響を及ぼしています。

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このように、密接な関係にある「脳」と「腸」ですが、腸には多数の菌が存在していることは周知の事実です。善玉菌、悪玉菌という言葉をよく耳にしますが、その善玉菌のうち、「スマート乳酸菌™」という菌が今回の主役です。

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〈腸内環境と肌との関係性?〉


スマート乳酸菌は日本伝統の発酵食品である漬物から発見された植物由来の乳酸菌です(Lactobacillus plantarum 22A-3)。
過酷な環境にも耐えられることで、生きたまま腸に届くと言う特徴を持っています。スマート乳酸菌は、「抗肥満」、「美肌」、「腸内環境」、「免疫」に効果が期待できます。

美肌・便通改善に関して、週の排便回数が3〜5回で肌のカサつきを感じる35〜49歳の健康な人を対象とした二重盲検試験のデータによると、スマート乳酸菌を摂取した4週間後では、排便回数の上昇や、肌の潤い感の実感、乾燥感の低下がみられました。

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このように、腸内環境が整うことで、体表である肌への影響もあることがわかっているのです。

〈美肌効果、便通改善、免疫力〉

漬物から独自に分離した乳酸菌の中で、タンナーゼ産生能力を持った乳酸菌を「スマート乳酸菌™」と呼んでいます。植物由来の乳酸菌は味噌や醤油、糠漬けなどの中に存在し、和食中心の食生活をしていた20年以上前には日本人の体内にも多く存在していたかもしれません。しかし、洋食中心の食生活になった現代では、その数は減少しているとされています。
 乳酸菌が様々な健康効果を持つことは知られており、そのメカニズムは、体によい腸内細菌である乳酸菌が、腸内環境を整え、排便を促し、腸内を活性化し、免疫力を高める、といったアプローチによるものです。

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\次回予告/<腸管免疫>

腸管免疫という言葉をご存知ですか?
ヒトの腸管には約500種類100兆個の腸内細菌がいて、食物繊維を自力で消化できない私達に代わりそれを分解してくれています。これにより腸内環境が整い免疫系の機能が維持されます。今まで血液やリンパの免疫が主体と考えられてきましたが、最近では免疫の70%は腸管免疫だとまで言われています。腸内細菌は色々な疾患との関係が注目されており、健康な人のそれを移植(糞便移植)することで治療する疾患もあります。
マウスによるスマート乳酸菌の経口摂取の実験では、摂取後1週間でT reg(制御性T細胞、免疫に関わる細胞)が優位に上昇をみとめています。

このように、様々な作用を持つスマート乳酸菌は、ドクターレーヴ《PQQ Slim&Life Force Pro3》に配合されています。
腸内環境は、食事やストレスなど様々な要因で日々変化しています。
ストレスはため込まないことが一番ですが、ストレスが全くない生活というのはなかなか難易度が高いので、ストレスがあるときこそ、食事や生活習慣を見直して腸内環境を整えることも大事だということがわかりますね。善玉菌を含む食品やサプリメントを積極的にとるなど「腸活」を続けてみましょう!

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次回は、これまでのお話をふまえて、「統合美容」の重要性についてお話しします。


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