7、筋肉なし むくみ太りタイプ

足のむくみは、カラダの水分が重力により下から上に戻りにくいので、日常的によくあることですが、手も顔もむくんできたら巡りが悪い証拠です。カラダの60%は水分でできています。

長い時間、立ち仕事をしたり、デスクワークで長時間同じ姿勢で動かない、また塩辛いものを食べる、お酒や冷たい飲み物を多く摂った後など、むくんだ経験はあると思います。

誰でも多少はむくみますが、放っておくと、余計な水分や疲労物質がカラダに溜まり、疲れが取れないだけでなく代謝も悪化、脂肪を溜め込むカラダになってしまいます。


①このタイプはなぜ太る?

カラダの60%は水でできています。「むくみ(浮腫)」は、皮膚の下に水がたまった状態です。あなたにも経験があると思いますが、長い時間、立ち仕事をしたり、デスクワークで長時間同じ姿勢で動かなかったりすると、靴がきつくなってしまいますね。

また、塩辛いものをたくさん食べたり、お酒を飲んだ翌朝などにも、むくんだ経験はあると思います。このように、病気でなくても、誰でも多少はむくむものです。このような時に体重を測ると、1-2kg体重が増加していることが多いものです。それだけ体に水分が余計にたまっているんです。通常は、数日以内にむくみは取れて、体重も元に戻ります。

②『かくれ体質』発見チェック

◎どこが太りやすい?⇨腕や足の付け根

節々が太くなりやすいのがこのタイプです。急に洋服の「腕が入らない」「足が入らなくなった」という方は要注意です。

夕方になると靴がキツい、さらにはふくらはぎが押すと戻らないなどの特徴があります。

◎食事の傾向は?⇨水分多め、塩分高め、食事量多め

「健康のため水分を1日2ℓ以上飲む」なんて方は実は!このタイプです。またカフェイン好き、塩辛いの大好き、加工食品多めもこのタイプです。
食の好みが違っても、口の中が乾きやすかったり、ベタつきやすいとこのタイプです。

◎カラダの不調が出るのは?⇨背中、お腹、腰回りがむくむくする

お腹がむくむく、なんかスッキリしないのがこのタイプです。また、おへその下に浮き輪を付けたような脂肪が付きます。
また、年中冷暖房の中にいて、汗をかかなくなった、もしくはかきにくくなったなどの方もこのタイプです。

◎お肌のトラブルは?⇨二重アゴ、毛穴が開く

体型に関係なく二重アゴになっている方はこのタイプです。
また、汗が出なく毛穴が詰まりやすかったり、黒ずみがでたり、くすみも顔全体に出てしまいます。

③あなたは『かくれ〇〇体質』かも⁉︎

そんなあなたは
かくれ 水分溜めこみ体質 です‼︎


血液は、栄養素を運んで、ゴミを持ち帰る役目を持っていますが、それをろ過するのが腎臓の役目です。体内のゴミは、主に細胞が生まれ変わるときに出る老廃物や、死んだ細胞、燃焼した栄養素の代謝産物、服用した薬物などです。

代謝して出る老廃物や、栄養素が形を変えたときに出る。“日常ゴミ”は健康な人でも出ますが、ゴミの量が増えてしまうと、腎臓は疲れて、処理が遅くなってしまいます。


また、塩分の多い食事。むくみの大きな原因の一つです。腎臓には、いったんカラダの水分が一旦流れ、後から栄養素などのカラダに必要な成分を吸収する仕組みになっています。また腎臓が一日に排泄できる量が決まっているので、残りは血液に再吸収されます。

すると、塩分濃度が上がるため、カラダは水を多く取り込んでしまうのです。これがむくみとなって現れるわけです。

かくれた本当の敵は、『腎臓疲労』!
とにかく塩分を減らして、汗と尿で水分を排出しましょう!


④「痩せ体質」に改善するためにすること

◎塩スクラブで「水分デトックス」

カラダの水分を抜くのに最も良いのが“塩マッサージ”です。きゅうりに塩をしておくと、しんなりしてきますね。

これは、外側の塩分と内側の塩分の濃度が異なると、水分が薄い方から濃い方へ移動するためです。それと同じことは人のカラダでも起こります。だから、むくみには塩マッサージが効果的なのです。

★マメ知識★

塩マッサージのやり方
下から上に向かって行います。特にくるぶし回り、ひざ裏、足の付け根は必須 です。

◎積極的にトイレに行こう!

水太り・むくみの症状が出やすいのは、下半身という人が多いのは、重力によって水分や老廃物が下半身に溜まりやすいからです。そこで、脚の筋肉を活性化させておくことが大事になります。

筋肉が収縮する時の力が、ポンプのように体内循環を助けてくれるので、水太り・むくみの解消に大きな効果があります。足の筋肉は、心臓に血液をくみ上げる。ポンプのような役割を果たします。(「筋ポンプ作用」と呼ばれています)

足は第二の心臓と呼ばれるのはそのためです。脚の血行を良くするためには、歩くことが一番です。その場で足踏みしたり、青竹踏みも効果的です。また、外出時にはなるべくかかとの低い靴を選びましょう。

ふくらはぎは「第二の心臓」。むくみ予防には、尿意を感じたらすぐにトイレに行くことも大切です。当たり前のようで、意外とこのタイプができていないことです。

行きたくなくても、時間を決めるなどして、定期的にトイレに行くようにして、なるべくデトックスすることを心掛けましょう。

★マメ知識★

むくみ解消体操
足を上にして足首を上下に振ります。
とっても簡単、ラクチン♪

『体質改善ダイエット』生活習慣必須10項目は⇨コチラ


⑤かえって逆効果⁉︎** なNG行為とは?**

✖︎利尿剤

尿細管での再吸収機能を鈍らせてしまいます。体に必要な水分、塩分、ミネラルまで出してしまうのでかえって危険です。ヒトは誰でも多少はむくむものあまり使わないようにしましょう。

もちろん、お医者さんに処方された場合はしっかり飲みましょう!

✖︎水分の過剰摂取

人のカラダには、一日に約2ℓの水分は必要です。でも、食事からも水分は取っているので、水分は1ℓくらいが目安にしましょう。過剰摂取は腎臓疲労の元になります。

⑥『体質改善ダイエット』へのゴール

むくみ太り脱出のゴールは、

カラダの水分排出で、見た目もすっきり朝目覚めたらむくみリセットできればOK!

筋肉が収縮する時ののチカラが、ポンプのように体内循環を助けてくれるので、筋肉活性化すれば水太り、むくみの解消に大きな効果があります。

また、足の先から心臓に向かってリンパマッサージすればカラダの老廃物や余分な水分もスッキリして、巡りの良い、痩せやすいカラダにしてくれます。


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