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補聴器あるあるここだけの話

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Dillonの手による補聴器ハンドブックが世に出てから18年。いまだに日本の補聴器臨床は、その足下にも及びません。同書の翻訳を手がけた中川雅文がつぶやく「補聴器あるあるここだけの…
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記事一覧

シバ○トスやG○がニュースリリーしているマスクモードがダメな理由。

今回は、シバントスやGN がニュースリリーしているマスクモードがダメな理由について少し考…

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耳ツボとか筋膜リリースとか。

音を聴く仕組みについて、まず、おさらいしましょう。  耳は、外耳・中耳・内耳の三つの部分…

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補聴器診療のいろは2019 Day1

『美しくないものをひとに売りつけるのはなんと罪なことかといつも思う。美しくないものを人…

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周波数圧縮あるいは移転はどんな症例が適応となるのか(その2)Dead Regionについて

前回は、FL機能の概説とPTAでの評価の限界について解説しました。今回は「(その2)Dead Regio…

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周波数圧縮あるいは移転はどんな症例が適応となるのか(その1)。

はじめに補聴器の基本機能として、聞こえない音を聞こえるように「増幅」という機能があります…

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補聴器は処方せんによって作りだされる

補聴器は処方せんによって作りだされる病院を受診し、お薬を飲む必要があるとが決まるとお医者…

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規定選択法の時代になっても比較選択法がすたれないのはなぜ?

この20年ずっと規定選択法が推奨されてきている補聴器のフィッティングが職人的な作法(比較選択法、一対比較法)から、科学的論理的なもの(規定選択法、処方式にもとづく選択)に変わってもうずいぶん長い時間が経ちます。規定選択法が、最終的にNoah(*)の思想にしたがってNALに収束するかに見えましたが、1990年代には処方式が乱立、Noahコンセプトも気がつけば勾玉(まがだま)が割れて四方八方にバラバラになるように分かたれました。そんな時代を経て、NAL-NL2、DSL5.0の二大

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補聴器あるあるここだけの話2019

Dillonの手による補聴器ハンドブックが世に出てから18年。いまだに日本の補聴器臨床は、その足…