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片づけとは人生の優先順位を決めること

片づけとは、自分にとって本当に大切なものを見極めて、残されたものを大事にする行為だと思ってます。

現代人は忙しいです。
やらなきゃいけないことも、やりたいことも沢山あるでしょう。
あれもこれもやることがあって、つねに私たちは頭の中も時間もいっぱいです。

でも、人生は長いようで短いです。
時間は誰にでも均等に1日24時間しかありません。
ですから、その全てを行うことはできないのです。
物事に優先順位をつける必要があるのです。

自分にとっての優先順位が決まると、
モノはそれほど多く必要では無いことに気がつきます。

 私は子供が生まれた時、幼児教育のプリンや、知育玩具をいくつも購入して持っていました。

でも、実際の生活では、子供にそんな教育をする余裕はほとんどなくて、使いこなすことができずに家の中に放置してある状態でした。それを見ては、私は子供の教育ができないダメな母親だなぁと思っていました。そしてその知育玩具は高額なものが多いため、捨てられずにいました。いつまでも部屋の隅の方に置きっぱしでした。

子育てに疲れていた私は、よくイライラしていました。子供の食事づくり、送迎、仕事、家事。誰も寄り添ってくれる人がいなくて本当に辛かったです。

このままだと自分が壊れてしまうと感じて、家を片づけることに決めました。そのとき、自分にとって何が大事なのか、よく考えました。

私に大事なことは、私がいつも笑顔でいること。子供にも笑顔で優しく接すること。家族が健康でいることです。

そう考えたら、知育玩具はたいして必要なものではないことがわかりました。
知育玩具があっても、使いこなせない自分にイライラするだけなんです。それに、子供は健康に育てられればそれで十分です。今からプリントを使って頑張って教育しなくても、健康で好奇心のある子供にさえ育てられれば、自分で好きなことを見つけ、将来いくらでも学ぶようになるし成長できます。

それで、プリントや知育玩具は捨てることにしました。
今の私は子供に何も教育してません。
子供には健康的な食事と睡眠をとらせることを第一にしています。あとは、私が楽しそうに機嫌よく過ごすことが、子供にとっても家族にとっても大事なことだと考えています。

知育玩具を捨てるのはもったいないでしょうか。いいえ、そんなことはありません。知育玩具は、私に「子育てに知育玩具は必要でない」ということを教えてくれれたのです。そういう役割だったのです。知育玩具を買ったからこそ、私にはそれは必要ないのだと気づくことができたのですよね。

私にとって大事なことは、自分が笑顔でいること。
私が笑顔になれるモノを選んで、今日も過ごしています。





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