ふんわり眼科医 かな

医師/眼科専門医/ICL認定医/1人でゼロからのクリニック開業を経験。心理的安全性のあ…

ふんわり眼科医 かな

医師/眼科専門医/ICL認定医/1人でゼロからのクリニック開業を経験。心理的安全性のある医療経営の手法を手探りで身につけた。クリニックは直近3年間離職率ゼロ(2023年4月現在)。効率的なクリニック経営を日々研究、実践している。女性が働きやすい職場作りのアドバイス経験豊富。

最近の記事

片づけとは人生の優先順位を決めること

片づけとは、自分にとって本当に大切なものを見極めて、残されたものを大事にする行為だと思ってます。 現代人は忙しいです。 やらなきゃいけないことも、やりたいことも沢山あるでしょう。 あれもこれもやることがあって、つねに私たちは頭の中も時間もいっぱいです。 でも、人生は長いようで短いです。 時間は誰にでも均等に1日24時間しかありません。 ですから、その全てを行うことはできないのです。 物事に優先順位をつける必要があるのです。 自分にとっての優先順位が決まると、 モノはそれ

    • 片づける習慣

      私は片づけが好きです。 片づけって何でしょう? 収納用品を使って、きっちり隙間なく収納することでしょうか。 それとも、散らかっているものを捨ててクロスで拭くことでしょうか。 そのどちらでもありません。 片づけは、モノを収納することでも、掃除することでもありません。 片づけとは、モノを見極め、必要かどうか判断することです。 突き詰めると、片づけは、生き方を決めることです。 自分がどう生きたいのか、そこが決まれば、必要なものが見えてきます。 そして、必要でないものも見えてき

      • 心を整える習慣ティータイム

        心も体も部屋も整えることが大事だと考えています。 ものごとが整っていれば、たいていのことは上手くいくからです。 私の整え時間は、ティータイムです。どんな日でもかならずティータイムの時間をとります。カフェのこともあるし、自分の部屋のこともあります。 お気に入りのカップに、コーヒーを入れることが多いです。緑茶も紅茶も好きですが、ドリップコーヒーにお湯を注ぐときの香りがとても好きです。癒されるから。 小さなことだけど、私の幸せな時間です。 小さな幸せを大切にしないと、大きな

        • 採用はお見合いみたいなもの

          採用はお見合いみたいなものです。 相性が大事です。 そこをあまりよく分かっていない人が多いように思います。 ある会社で相性が悪くても、別の会社では相性が良い可能性はあるのです。 会社によって求める人材能力は異なります。 ですから、応募する方の人にもよく知っていて欲しいのですが、応募して採用されなかったとしても、あなたがイマイチなわけではありません。 あわないだけなんです。 つまり、他の会社では相性が良い可能性があります。 だから採用に至らなくて不合格でも残念な気持ちになら

        片づけとは人生の優先順位を決めること

          笑顔になれる!感謝の習慣

          #日々の大切な習慣 ふんわりマインドセットを持っている、ふんわり眼科医かな、です。 私が実践している、ふんわりマインドセットは、どんな環境でも、ふんわりしたココロをもち、自分にも周りにも優しく笑顔でいられるマインドのことです。 ふんわりマインドセットを実践するために私がしていることを書いてみようと思います。 まず1つ目は 「感謝を大切にする」 という習慣です。 私は寝る前に、ほぼ毎日、感謝の日記を書いています。一日にあったことで、3つ感謝を書くのです。 友達に誘

          笑顔になれる!感謝の習慣

          心理的安全性がないと、生産性が低い理由

          心理的安全性のある医療施設を増やしたい!と考えています。 その理由についてお話しします。 心理的安全性がない職場では、こんなことを考えるでしょう。 「こうした方が良いと思うけど、こんなこと言ったら非難されるかもしれない。」「ここがよくわからないけど、聞いたら嫌な顔されるかもしれない。」「ここを確認したいけど、こんなこともわからないのか、と言われそう」 どれも私が考えたことがある内容です。 こんなこと考えなければならない職場は、仕事の効率性が悪いです。よって生産性も低いで

          心理的安全性がないと、生産性が低い理由

          苦手な人に会ったとき

          人って相性ありますよね。 どんな人でも好き嫌いはあります。 でも、人を嫌うことはあまりしたくないと思っています。人を嫌うのって、エネルギーを使います。疲れるのです。それに誰にでも良い面も悪い面もありますからね。できるだけ人の良い面を見る方が、建設的な関係性になれるので、良いところ探しをするようにしています。 そういった訓練のおかげで、大人になってからは人を嫌いになることが、ほとんどなくなりました。それでも、嫌いまでいかなくても、誰かにネガティブな感情を持ってしまうことは、

          苦手な人に会ったとき

          心理的安全性で離職率を改善!

          今は人を募集しても、なかなか人が来ません。どこのクリニックの先生も、お困りのようですね。 現在の有効求人倍率は1.26です。 有効求人倍率は、有効求人数を有効求職者数で割ったものです。倍率が1より大きければ求職者の数よりも人を探している企業数が多く、1より小さければ求職者の数の方が多いということです。 私が開業したときは、有効求人倍率は0.5ぐらいでしたので、募集すると多くの方が履歴書を送ってきました。求人して人が来るかどうかは、有効求人倍率によって、こんなにも違うものな

          心理的安全性で離職率を改善!

          心理的安全性を高めるためのコツ~適度な自己開示

          心理的安全性を高めるための私のコツ 今日は「適度な自己開示」です。 相手がどんな人なのかわかるると、少し話しやすくなりますよね。相手に共通点がみつかれば、親近感を持てます。相手の興味があることがわかると、話題も降りやすくなります。心理的なを高めるためには、相手のことを知る必要があります。 でも、突然相手に質問ばかりすると、相手が身構えてしまうことがあるかもしれません。特に最近はプライベートのどこまで話を聞いていいのかわからない、と管理職レベルの人は気にしているようです。

          心理的安全性を高めるためのコツ~適度な自己開示

          自分の機嫌に責任を持つ

          イライラしている人っていますよね。そういう人と仕事するのは、できれば避けたいですよね。 イライラしている人には、今話しかけて怒られたらどうしよう、などと躊躇してしまいます。聞きたいことが聞けないこともありますね。わからない、と言いづらいです。もう、そのように感じさせてしまう地点で生産的とは言えません。仕事上、本来集中するべきところに集中できないからです。大事な仕事にエネルギーを使えないのは非効率です。 イライラしている人に限って、「俺は忙しいんだから、覚ってほしい」という

          自分の機嫌に責任を持つ

          明るい雰囲気があるとチームは良くなる

          私のクリニックは、スタッフのチームワークが良いのです。スタッフ自身がそのように話していまたし、私自身も感じます。離職率が低く、3年間ゼロでした。辞めるときの理由は、引っ越しや病気などの理由がほとんどです。ざっと見た感じ、なかなかそのようなクリニックはありません。その秘密を少しずつ解明しています。 私のクリニックの特徴は「スタッフの雰囲気が明るい」ということのようです。スタッフ自身も感じているし、患者さんにも言われるそうです。 そういえば、私も明るいと言われます!明るいのは

          明るい雰囲気があるとチームは良くなる

          心理的安全性のコツ 意見をもらったら、とりあえずやってみる

          患者さんのためにクリニックとして改善できることがないか、スタッフに聞いてみることがあります。一人最低3個出す、など決めて書いてもらいます。1 on 1のときに聞くこともあります。 意見をもらったときは、内容に同意できなくても、意見をもらったことに対して「ありがとう」と言います。意見の内容に同意はしなくていいです。否定はしないようにします。 そして、すぐにできそうなアイデアであれば、ダメもとでも試してみるようにしています。 お金がかからないこと、すぐにできることなら、とりあえ

          心理的安全性のコツ 意見をもらったら、とりあえずやってみる

          意見をもらったら「ありがとう」

          心理的安全性のためのコツ。今日は意見をもらったときの話です。 例えば、こうしたらもっと仕事が良くなるのではないか?という意見をもらうことがありますね。そういったときは、どうすればいいのでしょうか。 大事なのは否定しないこと。その意見に同意できなくても、意見をくれたことには感謝します。ですから、「意見をありがとう」と言うようにしています。 もし、「そんなことしても意味ないよ」というような反応をしたら、どうでしょうか。多くの人は、その後は意見を言わなくなるでしょう。また、そ

          意見をもらったら「ありがとう」

          人ではなく、しくみに焦点をあてる

          心理的安全性を担保するために、人を責めないようにしています。何か問題が起こったとき、一方的に責めるのではなく、相手にまず話を聞くところから始めます。話を聞かずに一方的に責めると、相手の心は貝のように閉じてしまいます。 問題が起こって、解決したいとき。事実を確認したいとき。そういうときは、人ではなく、しくみに焦点をあてます。 これがなかなか難しいのです。問題があったとき、犯人捜しが始まってしまうのですよね。犯人探しになると、人は話してくれなくなるのです。 誰でも、人を悪く

          人ではなく、しくみに焦点をあてる

          心理的安全性のコツ「人を責めない」

          心理的安全性を担保するための工夫の2つ目は、人を責めないことです。 何か問題があったとき、責められたらどんな気持ちになるでしょうか? 例えば、何か仕事をお願いしていたのに,思っていた通りにできていなかったとします。そのとき、相手を責めると、相手はどんな気持ちになるでしょうか。責めると、次からはなかなか気軽に発言してくれなくなります。話しやすさからは遠のいてしまいます。 私のエピソードをお話しします。 私がまだ研修医で、1年目だった時の話です。B先生に、「日曜日の病棟の指

          心理的安全性のコツ「人を責めない」

          心理的安全性のコツ「笑顔を大切に」

          心理的安全性を担保するためには、「話しやすさ」が大事だと私は考えていました。それでは、どうやって「話しやすさ」を作るのでしょうか? 私はもともと気さくな雰囲気があり、ナチュラルに話しやすさをつくれる人です。そんな自分が気を付けていることを振り返ってみます。 まず一つ目は、できるだけ笑顔でいることです。 あなたの上司が、むっとした表情をしているのと、いつもニコニコした表情をしているのと、どちらが話しかけやすいですか? ニコニコしている方が、話しやすいですよね!むっとして

          心理的安全性のコツ「笑顔を大切に」