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【旅の備忘録】 駐車場内で時速3kmくらいでもチャリでジャックナイフして全治2ヶ月くらいのケガができる話

実に情けない。
自戒と気づきのメモとして。備忘録の超雑記。

◾️発生事象

鹿児島空港内の駐車場内。さぁ出発と思いながらコレから走る道路に向けてゆっくりと移動中に10mも走らないうちに前輪が側溝にFIX。時速3kmでジャックナイフでスローモーション前宙の途中で肩から着地。

鎖骨や肩付近の骨らしきものがゴリゴリに動いている、コレは骨折したなと。痛みから冷や汗と震えが止まらない。まず救急車を読んでもらった。

待っている間は5分くらい。本当にありがたいし申し訳ない。
その間思ったのは「①旅終わった」「②最近よく聞くチャリ転倒骨折が僕にも来た」「③骨折の経緯がしょぼすぎる」

◾️ワクチン接種は別の意味での保険になる

あくまでコロナ禍の地方都市(というか事故現場は小さな町)。
土曜日の救急搬送の病院を探す際に毎回「発熱や濃厚接触ありません。東京からですが、ワクチン4回接種済み。直近は11月です!(だから比較的リスク少ないよ!)」って言ってくれてた。それでも5件断られた後の6件目でOK。
価値観は様々だが、受けておいてよかったということと、いろんな意味で「保険や信用、備え」にはなるってこと。タダで受けられるうちは受けておいて損はないと思う派です。(主観なので異論は受け付けません。)

あ、診断(仮)は「肩鎖関節脱臼(ステージ3)」。


写真左の右肩の鎖骨から肩甲骨が落ちているのがわかる。


一般的な肩の脱臼ではなく、靭帯切れて骨がズレるまぁまぁ厄介なやつ。手術か保存的療法か悩むレベルのやつらしい。全治は不明も数ヶ月だろう。日常生活までに1ヶ月程度だろうか。

装具で固定し保存的治療を選択。ウールTはこんな時にも役に立つ。

◾️保険証は持っておけ

保険証を所持していなかった。個人経営の整形外科で診療できたのはありがたいのだが、レントゲン4枚と、包帯と湿布と痛み止めで、会計は2万超え。
たかが紙一枚、旅に行く時は持っておけ。

◾️痛み止めは持っておけ

トレイルでの怪我など救急車の呼べない場所では、自力移動が必要。痛みで動けなくなるとより一層深刻度は増す。外遊び旅のリスク管理。エマージェンシーほど大袈裟じゃなくていい。(そりゃ「あったほうがいいもの」なんて言い出したらキリない)

◾️改めてヘルメット忘れずに

言うまでもなく。チャリでの転倒はロードであれトレイルであれ、頭を打てば速攻死ねる。時速3kmでは大丈夫だけどね。

◾️ブロンプトン最強説

怪我して重いもの持てないから、輪行は諦めて、自転車はホテルから宅急便で送り返すことに。160サイズのヤマト便で送れてしまうこと判明。鹿児島から東京で2,500円程度だという。120サイズの段ボールを2つ上下に重ねることで対応可能だった。この価格なら旅には送る選択肢もありなのかもしれない。

◾️ユニバーサルデザイン/テックの恩恵を感じる

装具なり三角巾なりで利き手の右手が使えない状態で感じることは、大袈裟だけどユニバーサルデザインやテックの恩恵。利き手じゃない左手じゃ食事も歯磨きもまともにできないし時間がかかる。速攻電動歯ブラシを購入し、恩恵を人生初めて実感。フランスベッドのあの機能もそうだし、ウォシュレットもルンバもそう。便利機能もそうだが不の解消・軽減を実感。
テンキーに変わる声入力もそうだし、スマホのフリック入力も指先だけで使える。自動運転もARグラスもパワースーツ、スマートロックなども。。。

ユニバーサルデザインやテックによって出来ることがたくさんある。
大きなケガはしてこなかったので不自由さは頭でしかわからなかったけど、実感すると目線が変わる。数十年後の自分達の未来とその解決策としてのツール・プロダクトについて考えるきっかけとなった。

◾️最後に

自由を損なうことで人生の大事な2ヶ月くらいに好きなことができないのが嫌だ。
健康と時間は尊い。
そしてお金も飛んでいく。だけどそれは二の次かもしれない。
保険とか調べなきゃ。たしか少額の掛け捨てのやつに入ってたなぁ。
ANAの片道7,000円キャンペーンでマイルをスカイコイン変えて使って実質タダで行った旅は思いの外、高くつく旅になってしまった(泣。

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