あまくてリッチなチョコレートケーキ
「Give me チョコレートッ!」
マーサスチュワートのツイッターに彼女の(スタッフやお気に入りパティシエのも!)趣向を凝らしたスィーツがたくさんアップされる。その中でもチョコレートケーキはいつも秀逸でもちろん他のスィーツもステキでパーフェクト!なんだけど、クラッシックなチョコレートケーキからムースまで私には衝撃だった、いつも。
『martha stewart living magazine』には最初からパンチのある衝撃的な出会いだった!それでツイッターにたしか、デビルズチョコレートケーキがツィートされた時に返信したらlike(いいね)をしてくれて私は職場の奥さんがクリスマスに作って持ってきてくれたおいしいチョコレートケーキに感謝した。
ピクニック用の紙皿やフォークまで奥さんは用意してくれて私は幸せな結婚をされたこの奥さんはとてもうらやましい。
そう思えるのは私が強力にインスパイアされたのは編集長がダーシーミラーの『martha stewart weddings(現在はない!)』だったからで、私に特別結婚願望がないけどこのセレブレーションはとても重要だと認識した。
それはたった1日の数時間のための最高のドレス、最高の花、最高の料理、最高のケーキ!最高の瞬間を作り出すからだった。
たぶんマーサスチュワートもそうだったのではないかと思った。それにダーシーミラーも。
「私たちはあまくてリッチなチョコレートケーキ」
じつは私はあまり菓子を食べない。
こどもの頃からそれほど菓子を食べる習慣がなくて近所のこども達といる時だけ母から50円をもらっておなじように駄菓子の類いを「みんなとおなじ」にしたぐらいだった。
現在の職場は子育ての終わった奥さんたちが多い職場でみなさんお料理教室(現在はコロナでいけないらしい)に通われたりパートタイマーでお仕事をされたりしている方がほとんど。とても幸せでリッチな奥さんだと思う。クリスマスに手作りのチョコレートケーキを作ってきてくれた奥さんはご親族に私のように未婚の方がいて奥さんたちの中でも未婚で子供がいない私に対してとても寛大に接してくれる。奥さんたちもいろんな奥さんがいるから私はじつは奥さんは昔からキライではない。もちろんキライなタイプの奥さんもいるけど。その奥さんだって子育てをされてきたワケだし他にもマメに季節になると桜餅を道明寺でぜんぶ手作りして持ってきてくれる奥さんもいて栗の渋皮煮もここで初めて食べた。
「スゴいですね!自分で作るなんて!」
私の知らないプロフェッショナルな主婦の世界。
私が菓子を食べる習慣がそれほどないのでなにを買ったらいいかわからなくて職場の前のセブンイレブンで毎回歌舞伎揚げか、ばかうけを買って持っていっても「あら、いいわよ、飽きないし」と言ってくれる。
それまでの職場ではランチも休憩もたいていひとりなのでこういう環境は初めて。コロナ以前はぎごちなくもなんとかやっていた。だけどダイソンの掃除機の話になるともう入っていけない世界になる。私は奥さんたちが小回りがきく掃除機の使い勝手のよさに感動したり買い急いだりするのがわからない独り者だというのがそういう時によくわかる。私は掃除機を持っていない。手で拭き掃除か、クイックルワイパーを愛用しているシングルなのだと。
ポ・ド・クレーム・ショコラ・ア・ラ・モード
20代後半から通ったセレブなお料理教室はべつに花嫁修業ではなくお稽古サロンフリークになったからだった。「なんにもしないプライベートではいけない」そういう気持ちからだったけどデモストレーション形式のお料理教室を選んだのは正解だった。
軽めのフレンチとイタリアンで構成されるリッチな会食スタイルのお料理教室で毎回セレブな先生がフルコースにあうワインを選んで優雅な時間を過ごす。そしてそれを自宅でまた再現して私たちのプライベートや食生活はこんなにも豊かになるのだと知った。
たしか、最初の日だったと思うけどポドクレームショコラを苺を添えて出してくれた。ひとくち食べるとそれは感動。とてもカンタンなのにこういうのを知ると(自分で作れると)そのへんのスィーツなんか食べられない。今年の2月はクリスマス前から苺のクラフティにハマりポドクレームショコラを何度も作った。
私はポドクレームショコラに日本の板チョコを手軽に使って作るとゴディバなどの有名店の味ではなくホントの自分のプライベートのスィーツの味になった。製菓用でもなく、昔から親しみのあるようなチョコレートで作るオシャレなフレンチのデザート。
町チョコはカカオ72%の選ぶマニアック
今月は横浜の山手に何度も満開の薔薇を見にいく。元町を歩いているとゴディバがあってショコラリキサーを買った。
ゴディバでは私はいつもソフトクリームしか食べないけどソフトクリームをやってるのは近場では横浜駅西口のゴディバだけでガッカリなんだけどカカオ72%のビターチョコを選ぶ。
こういうカカオの配合テクニックは菓子メーカーには売りになるアイディアだと思う。
飲食店やブランドチョコが台頭してきている世の中で苦境に陥る食品メーカーは専門性のあるマニアックが私たちを楽しませてくれるのではないかとモノホンのカカオを味わいそう思った。
saloonfreak
テーマ:まいにちおいしいごはんで特別な日にする。
裏テーマ:スフレを日常にする。おうち中華におうちフレンチにおうちイタリアンを極める。創作割烹なみの和食を日常にする。ミニマリズムなサスティナブルライフスタイルを構築する。by さんどりあん