願っていることは同じはず
夢に向かって意欲を持ち
自ら進んでいける子を育てる
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願っていることは同じはず
先日久しぶりに友人と
その子どもと会いました。
１年ぶりに会ったその子は
お喋りが上手になっていて
出来ることが増えていて
「欲しい」「要らない」と
意思表示が出来るようになっていて。
お店の人に敬語でお願いする姿や
手を合わせていただきます、をする姿
相手の顔を見てありがとうを言う姿
「３歳ってこんなにしっかりしてたっけ、、、」
もはや感動です。
「どうしたらこんなスーパー3歳児が育つの？」
と聞くと
「まず親がこうあって欲しいと思う姿を
見せることは意識してきたかな」
そう言った後ぽつりと
「最近幼稚園のプレにお迎えに行くたびに
あれが出来ない/これが出来ないって
指摘ばかり受けていたから
今日の言葉が本当に嬉しい」と。
なんだか色々考えさせられました。
まず、指摘をしているプレの先生も
全く悪気や悪意は無いということ。
根底は
「よくなって欲しい」
「よりよく生きて欲しい」
「幸せになって欲しい」
という気持ちから来ているはずです。
親としてもそれが分かっているからこそ
理解出来る気持ちと指摘が辛い気持ちと
その間で揺れるのでしょう。
想いは一緒でも
言葉やタイミングによって
受け取り方/受け取られ方が変わってしまうことに
難しさを感じます。
そして
「私自身指摘ばかりだなあ、、、」
ということ。
幼稚園の先生が幼児教育のプロであるように
私達は受験のプロです。
プロの視点、プロの知識から見ると
目の前に来ている子たちは
まだまだ伸びしろがたくさんある
＝指摘することがたくさんある
わけで。
しかし指摘ばかりでは
ヤル気も自信も無くなりますよね。
もっともっともっと
「今」出来ていることを承認し
「今」の状態にOKを出し
「今以上になるには」
そんな視点で話をしなければ。
「子どもたちも大変だなあ。
最初は元気に挨拶が出来たり
御礼が言えるだけで褒められる
感動されるのに
だんだんだんだん
学力・点数・その他色々なことを
求められるようになって、、、
でも周りの大人の根底にある
【この子に幸せになって欲しい】
は一生変わらないんだよね」
と考えながら帰路につきました。
「頑張っているからOK」
「出来るようになるから大丈夫」
長い目で見られる一方で
「希望する学校に入って欲しい」
「成功体験をたくさん積んで欲しい」
目先の結果を求めてしまうことも多々あり。
と、なんのまとまりも無い話なのですが
今日もどうしたら生徒の皆が幸せでいられるか
考えているのでした。
あと２週間と少しで夏期講習です。
夏期講習が始まると生徒と過ごす時間が長くなり
その分目の前の子どもたちのことを
考える時間も長くなります。
先日は夏期講習が充実したものになるよう
松陰神社にお願いに行ってきました。
私は１年の中で夏期講習が１番好きです。
期間は長く大変なのですが
その分大きな成長に出会えます。
学力だけではなく姿勢であったり
習慣であったり考え方であったり
１人１人様々です。
「成長しない人などいない」
そう思える素敵な期間。
今年もたくさんの生徒たちと
この期間を迎えられることが嬉しいです。
１学期もあっという間に終わります。
今年は特に暑くなりそうですから
くれぐれもご自愛ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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