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癒しを求めた私の人生ストーリー③

苦難乗り越えた私たちは...

また、通常の生活に戻っていくのですが...
父から衝撃な言葉を聞きます。

”子供を作らないか?”

母に言った言葉です。
この言葉を聞いたとき、何言ってるんだろう...そう思いました。

①で私の家は農家だと言いましたよね?
ということは跡取りが必要なのです。
唯一の男子である弟が亡くなったいま、跡取りがいないのです。
だから、新たな男子がを生んでほしくて言ったのです。

母、弟、私に対して失礼だと思いました。
これは、弟が亡くなって一年も経っていません。

父が結婚した理由は跡取りのためだったのです。

この時に、私は弟の代わりに私が死ねばよかったんだ...
そう思いました。
私はいらない子だ、、、女というだけで、、、

私が生まれてきた意義は?この世に私は必要なの?
最初に生まれたのが女だったから、2人目を作ったんじゃないの?
自分の価値も生きる意義も正直分かりませんでした。

でも、同時に私は親のために生まれてきたわけじゃない!!
生まれたからには何と言われようと自分の人生生きてやる!
そう決意しました。

父親に対しては嫌悪感しかありません。
そこからは反抗しかしていません。思春期だったのもあって。
父親とはほぼ口を利かなくなりました。

父親の経済状況も悪くなる一方で、家庭は毎回お金の話でケンカばかりするようになりました。
私の進学費用でもケンカし、父はお金がないことを理由に一切出してくれませんでした。
母はパートでありながら、大学費用、一人暮らし費用を借金してでも工面してくれました。


そのおかげで私は借金することなく、大学を卒業し、就職します。
新社会人になっても実家に住んでいました。
その時の家庭の状況は最悪です。家族はほぼ会話なし、一緒に食事はするが、食べたらバラバラで、話すときはお金をねだる時だけ(父が)

そんな状況が嫌で、家を出たいね...って母と話していました。
お互いにお金を貯めようって話していたんです。
そんな時に、母が詐欺の被害にあい、貯金すべてを使ってしまったんです。
ただでさえ、お金がないのにもっとお金がない状態になったんです。

弟を亡くしたことをきっかけに家族としては成り立たない状況になったんです。
前回の問いの答えとしては不幸です。

もっと、お互いがストレスなく、家族として生きていけないか...
私はそう思いました。

色んな事があっても、家族は家族!
こんなことがあっても、いいところもあるはず!
そう思って、次はお互いが良いと思える環境にしたいと思い行動を始めます。

長くなりましたが、次で私の辛い過去編が終わります。

次も読んでいただけると、うれしいです!

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