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PR活動の基本を理解しよう

■メディアのニーズを把握し、ターゲットメディアを選定する
 マーケティングの入り口は顧客理解ですから、まずはメディア関係者のイーズをとらえることからはじめましょう。

彼らの普遍的なニーズとして、多くの人々が関心をもっていることやまだ知られていないが多くの人々がしるべきであることがあげられます。たとえばいまはどの企業もAI活用を打ち出しているので、「AIを使って作業を大幅に効率化した」という情報は、自社にとっては画期的だったとしても、社会ではすでに新鮮味を失っており、社会的関心も社会的意義も満たせません。

しかし仮に、「過度の効率化は社員の幸福度を下げる事を発見。幸福度が最大化される効率化水準をAIがアドバイスするサービス開発」であれば、AIを活用した新しい事例として社会的関心を集めながら、「人は効率ではなく幸福を高めたがっている」という本質的で見落とされがちな視点を伝えるという、社会的意義も満たされます。

このような情報がメディアのニーズですが、わかりやすくいうと「ニュースになる情報」が求められていると理解しましょう。

~2013年
・社会的関心 AIを導入
・社会的意義 AI導入によって企業の収益力が高まる可能性

~2019年
・社会的関心 AIを使って業務が大幅に効率化された
・社会的意義 効率化は企業の収益力を高める

20XX年~
・社会的関心 AIを使った効率化の上限設定によって、従業員幸福度が向上した。
・効率化は企業の収益力を高めるが、人の幸福度は下げる


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