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Q:あなたのことを待っている、次なるステージとは? #ZaPASSアドベントカレンダー2024 #1年を締めくくる25の問い #退職エントリ

今年も1年の振り返りに、コーチングスクールのZaPASSさんのアドベントカレンダー企画に参加しています。ちなみに普通に問いに答えていただけなのに、後半からは「退職エントリ」になっていました。「問い」の力は強力ですね。

ぜひ、あなた自身の1年の棚卸しのためにも、今回の投稿と「問い」、自分だったらどう答えるかという視点で、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

まずは昨年のアドベントカレンダーで書いた「問い」と「答え」から振り返りたいと思います。昨年の2022年の「問い」と「答え」はまさに今年2023年を象徴するものでした。まずは下記のNOTEを読んでほしいと思います。

https://note.com/dreamupdate/n/n91636dcafe01

Q:来年の自分に贈りたい言葉は何ですか?

A:「よくぞ、その葛藤を乗り越えたね。おめでとう。」

これは昨年末にいただいた「問い」。そしてこれが昨年書いた「答え」。
まさに今年2023年は「葛藤」と戦い、その葛藤を乗り越えた一年でした。

まずは昨年末に出した初の書籍『ほしいを引き出す 言葉の信号機の法則』のプロモーションで、年明けすぐに複数著者による「一語フェス」を実施。

その出版プロモーションを終えてしばらく立ってから、2冊目、3冊目の書籍のお話が立て続けに決まりました。ありがき幸せ。とはいえ、スタートアップでの仕事も、さらに複雑性とヘビーさが加わり、案件の日々の仕事の回し方や、マネージメントの悩みなど、大変な仕事量とプレッシャーが押し寄せてきていました。

自分が取り組みたい書籍や講座などへの想いがありながらも、実際には、オランダからの8時間の時差の中でのスタートアップでの仕事で、深夜・早朝ととても不規則に働く生活。なんとかこれまで3年以上その環境でやってきましたが、40代となり流石に無理が効かない体に。仕事おわりや土日の限られた時間で本を書こうにも、疲労と睡眠不足で集中できず、ほぼ書けない状況に。


仕事のトラブルや思うように案件が進まないことなどもあり、眠れないなど、精神的にもだいぶしんどくなり、パソコンの前でも何も思いつかない。ディレクションにも迷いが生じ切れがなく、ミスも発生するという状況。そして体調不良から、会社をしばらく休むことに……

ちょうどそんな人生のどん底で6月13日、40回目の誕生日を迎えることになりました。

昔から40歳の誕生日には、どんな晴れやかでワクワクする40代が始まるだろうと思っていたのに、実際迎えた40歳当日は、ただ泥のように体を横たえ、眠り続けるだけ。それから睡眠サイクルなど体が整うまでは、しばらくはただ愛犬サンデーの散歩と家事、そしてあとは家でゴロゴロとKindleで漫画を読み続ける。そんな無気力でダメ人間の極みのような生活をしていた。SNSで誰かのキラキラした発信を見るのも辛く、2ヶ月近くほとんどSNSで何も発信せず、リアルやオフラインでの交流も最低限のみ、というほぼ引きこった生活をしていました。

そんななか規則正しい生活によって体調が戻ってきた際、オランダに住む日本の友人にキャンプに誘われて少し気分転換でき、その辺りから徐々に流れが変わっていったのは7月。

『ユダヤ人大富豪の教え』など累計800万部を超える世界的ベストセラー作家の本田健さんの公演がオランダの隣国であるドイツで行われる、とのことでした。『Happy Money』など世界各国で出版され、海外で活躍する作家という自分が目指す憧れを体現されている方だったので、迷わず参加。
直接本田健さんにお会いすると、「あぁ、自分もこんなワクワクすることをやりたいんだな」と自分のビジョンが鮮明になっていくのを感じました。

それから8月、家族で久しぶりに福岡の実家に帰省。何気なく実家の荷物を整理していたら、小学4年生の頃の文集が見つかりました。

https://twitter.com/tsutsumifuji/status/1719077205123186986

自分でも忘れていたのだが、当時の夢は「作家」と「本屋」でした。自分が中3の頃の卒業文集に「CMが作りたい」と書いたことを覚えていたのだが、こっちの作家と本屋と書いていたことは完全に忘れていたのでした。

それを読んだ時、自分の中でこれまで「本も出したことがあるコピーライター」ではなく、自分の中で明確に「コピーライター」としての人生だけではなく、職業としての「作家」としての道にこれからより強く踏み出したいと思うようになりました。それから8月になって、これまで全く進まなかった執筆が、堰を切ったように一気に進み出しました。相変わらずSNSなどはほぼシャットアウトしていましたが、ただひたすら文字を紡ぎ続ける日々に。ちょうど福岡は八女市のお茶畑に囲まれた実家では、ただひたすら執筆にフォーカスする時間でした。そして、時折、学生の頃にお世話になった恩師たちにお会いしたりすることなどを通じて、自分のルーツなどを知っていく、とてもありがたい時間でした。

その夏の経験によって自分自身の内省と執筆が進んだ頃、10月の本田健さん主催の八ヶ岳での作家合宿に参加。自分がこれまで「感情のリスク」を取らず、読書会があってもほとんど告知せず、SNSでの発信もせず、心の引きこもり状態だったことを思い知りました。そしてちょうど合宿の最終日に、3冊目の書籍の後書きを書き終えたことは感慨深いです。

それからは自分の中の覚悟が決まってからは、オランダに戻って11月24日発売の『制約をチャンスに変える アイデアの紡ぎかた』の出版販促を開始。さらに12月26日の『ハッとする言葉の紡ぎ方ーコピーライターが教える31の理論ー』の2ヶ月連続出版活動になだれ込んだカタチです。

読書週間に感謝を伝える10日間チャレンジ では、多くの読書系発信者や著者さんと一緒にスペースやSNS発信をすることができました。そしてまた、合宿や様々なコミュニティでのつながりを通じて、同じ志の作家仲間や応援してくれるかけがえのない仲間たちに出会うことができました。

そして、これからの自分がどうありたいか、家族と働き方を見直していくかなどを考えた際に、今年一番の葛藤し、下した決断。

それはこれまで5年以上ずっと働いてきた株式会社フェズを11月末で退職したことです。

フェズでは、本当にいろんな経験をさせてもらいました。電通から飛び込んだ際は、MBAで学んだ経営の理論は実践で役に立つのかを実践したくてフェズでは当初「クリエイティブ以外の部署」を希望しました。結果、コーポレート部門の部長として、経営企画、人事、労務、総務などのマネジメントを行うことに。それから広報部門を率いて、リブランディングによりロゴやウェブサイトの全面改訂を担当。MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)の改訂などのインナーブランディングをやり切ることができました。またTMJP2020など、コロナ禍だからこそのソーシャルアクションを実施することもできました。その後は、やっぱり自分の強みが活かせるクリエイティブにフォーカスし、大手代理店との競合でも3年間AE案件を継続し、ブランディングを推進できたり、10社競合に勝利したりと、色んな経験をすることができました。その期間、最初の半年はマレーシアから、そしてその後はオランダから、海外からのリモートワークにトライさせていただきました。電通→MBA留学→スタートアップと、この激動の時代に変化を楽しめる環境に身を置けたのは、自分にとって、とても良い経験でした。入社時は30人程度だった正社員も150人ほどの、本当に勢いのある急成長ベンチャーに成長していく過程を間近で見てこれたことは本当に嬉しかったです。こうした企業が大きくなる過程を、うねりを、熱い仲間たちと体験できたことは、自分にとってかけがえのない財産です。本当に、ありがとうございました。

まずはあらためてこうして振り返ると、本当にこの1年間を一言で言うならば、

A:「よくぞ、その葛藤を乗り越えたね。おめでとう。」

と言う、この言葉に集約されます。なにしろ書籍の中でも「制約」の中で葛藤を感じながらどうアイデアを紡ぐかという、葛藤をメインテーマにした本を書いたくらいだから。

ちなみに代官山のTSUTAYAでは、今年の「問い」を深めるコーナーに置いてありました。


あらためて、自分自身にどんな「問い」を持つかと言うのは本当に大切だなと気づいた次第です。

と、長々と今年を振り返った今、あらためて今回の問いと向き合いたいと思います。

Q:あなたのことを待っている、次なるステージとは?


ではそのフェズを退職して進んでいく新たな旅路。まずは結論を答えたいと思います。

A:コピーライター+作家・起業家として、キャリアの第2ステージへ。これまでのクライアントワークだけでなく、執筆、講演、講座、コミュニティ、企業研修、そして海外と日本の縁を紡ぐ活動など、新たな挑戦に踏み出していきます。

以上。

…だとあっさり過ぎるため、上記の答えを書いた背景についても触れておきたいと思います。スタートアップに転職してから約5年とちょっとの生活もついに終え、新たな道が始まるということ。2024年は、独立・起業して、新しいキャリアを紡いでいく年にしていきたいと思います。

ちなみにこれまでの肩書きや住んできた場所を振り返るとこんな感じでした。

1983年ー:学生:小学ー中学ー高校(福岡)
2002年ー:夢追いクリエーター(大学生)(京都)
2006年ー:プロモーションプランナー@電通関西支社(大阪)
2007年ー:コピーライター/CMプランナー@電通関西支社(大阪)
2010年ー:コピーライター/CM&デジタルプランナー@電通本社(東京)
2014年ー:コピーライター/クリエイティブディレクター@電通本社(東京)
2017年ー:経営学修士(MBA)@ELM Graduate School(マレーシア)
2019年ー:経営管理部長(経営企画、人事総務等)@フェズ(マレーシア)
2020年ー:広報&クリエイティブディレクター@フェズ(オランダ)
2021年ー:クリエイティブ部部長/CD/コピーライター@フェズ(オランダ)

次なるステージは、下記のように変わるはず。

2024年ー:コピーライター/つむぐ塾 塾長(オランダ)
       (戦略)作家/フューチャリスト
       株式会社ツツミ・インターナショナル 代表取締役社長
  

会社名はあえてあまり特徴のないフラットな「株式会社ツツミ・インターナショナル」にしています。あえて業種業態が浮かばないフラットな会社名にしたのは、それはこれまでの自分自身、夢ややりたいことはその時代ごとに変わってきているからです。また、この会社名を有名にしたいというよりも、コミュニティとしての「つむぐ塾」や世界的ベストセラーになる「本のタイトル」、今後生まれていくプロダクト名やサービス名、そうした言葉の方を広げていきたいからです。だから会社は、あえてその黒子でありフラットな名前でいいと思っています。それになぜ「インターナショナル」だけついているのかというと、私は大学生の頃「夢追いクリエーター」と名乗って、こんな言葉を掲げていたことをふと思い出しました。

世界を勇気づけられる、一流のクリエーターになる。

英語もほとんど話せないのに、ほとんど海外に出たこともなかったのに、そのコンプレックスの反動からか、とにかくなぜか「世界(インターナショナル)」に憧れていたのです。ずっとリモートで日本の会社で、日本のクライアントメインで働いていたので、いまだに英語は苦手です。今後はせっかくオランダにいるので、もう少し海外の方々と働くこと、海外の視点を活かした仕事にもトライしていきたいと思います。

また働き方もこれまではどうしても、日本の会社の会社員で時差8時間の中で部下をマネジメントしつつ、急なクライアントワークを調整してきていたので、もう少し執筆や講座など、自分のペースで働き方を整えていけるカタチにシフトしていけたらと思っています。家族の時間も増やしながら、健康に働き方を変えていきたいと思います。またオランダの物価高と円安に負けないように(切実…)、稼ぎの方もメンタルブロックを外して起業家としても家族でやりたいことを叶えていけるように、稼いでいけたらと思っています。

というわけで、これまでのコピーライター的な働き方に加え、新たに下記のような取り組みを少しずつトライしていきたいと考えています。

自分自身のパーパスと、現在の計画は下記の通りです。*今後、実践の中で柔軟に変化させていく予定です。また起業後の方向性・やっていきたいことなどについては、またあらためて書きたいと思います。

パーパス:「幸せに叶える」を紡ぐ。

【つくる:言葉とアイデアを紡ぐ】(*取り組みを深化)
1:コピーライター:企業・経営者のパーパス・MVVなど言語化の支援
2:クリエイティブディレクター:マーケティング、ブランディング支援
3:オランダ・海外企業とのクリエイティブワーク、コラボレーション等

【教える:コミュニティで紡ぐ】(*最近始めている取り組みに注力)
4:つむぐ塾・塾長(コミュニティ、スクール):体系化し、教える
5:(戦略)作家:執筆しベストセラー作家になり、世界を勇気づける

【つなぐ:未来と海外を紡ぐ】(*今後少しずつ広げていく取り組み)
6:フューチャリスト:企業・個人の夢や未来を描き紡ぎだす支援
  スタートアップなどのCVO(チーフ・ビジョンオフィサー)としての支援 
7:海外リモート支援:日本と海外を紡ぎ、海外トレンドや企画を支援
 (欧米の視察・リサーチ&欧州などのパーパス・ツアー等も企画予定)

40歳。今また新たにゼロからのスタートする新人のような気分です。これからのキャリアの第2ステージ。楽しんでいきます。

ぜひ上記の取り組みが気になった方、何か一緒にお仕事でコラボしたい方、クライアント案件など相談してみたい方など、ご連絡お待ちしております。この12月ー1月末頃まで久しぶりに日本に滞在しておりますので、ランチ、お茶、飲みなど、ぜひお声がけください。

また今年12月26日に、3冊目の新書『ハッとする言葉の紡ぎ方ーコピーライターが教える31の理論ー』が発売になります。私からのクリスマスプレゼントとしてぜひお手に取っていただけたら嬉しいです。

言葉を軸に未来を紡ぐ31日分のワークが入ってますので、ぜひ2024年の目標を紡ぐのにも最適かと思います。それではお互い2024年も楽しんでいきましょう。

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