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モラハラの影に毒親あり

モラハラを受け、離婚を選択した私だが、ずっとずっと何でモラハラを
する人を選んでしまったんだろう。
きっとどこかにその鍵があるはずだと思っていました。

あまり見たくないところも見ないといけないような気がする。。。
知りたくない気もするけど、ここを解決しないと前に進めない
気もする。。。

そんなお話しです。


私、アダルトチルドレンなの?

いろいろ調べていくうちに、「毒親」というワードに引っかかった。

子供を褒めない
子供がすることに否定的
子供自身の希望を頭ごなしに否定する
子供の能力を信用していない
子供の成長過程を待てない

。。。うちの親、全部当てはまるじゃん。。。

ってことは私は毒親に育てられたアダルトチルドレン?

調べれば調べるほど、思い当たるふししかない。

そうか、そうだったのか。
何だかここからいろんなことが紐解かれていきそうな予感。
そんな気がした。

アダルトチルドレンって何だ?

アダルトチルドレン(毒親育ち)とは?
親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などに見られる機能不全家族で育ち、
生きづらさを抱えた人という意味で使われる。

特徴として
1 他人の目が気になって自分の意見が言えない
2 ガマンをため込みやすい
3 疲れやすい、慢性的な症状がある
4 得体の知れない不安に襲われることがある
5 他人がうらやましくなったり、他人のようになりたいと思う
6 自分には存在価値がないと思っている
7 人生の決断をする時、親がどう思うか気になる
8 親を悲しませたらかわいそうだと思う
9 何事も完璧でないと嫌だ
10  自分のやりたいことがわからない

私の場合、特に強く思うのは1 ,2 ,6 ,7 ,9 ,10。(多い...)

とにかく何でも否定されて育ちました。
どんなに小さなことでも、あれしちゃダメ、これしちゃダメ。
どうせできっこない。どうせ続かない。あんたにできるはずがない。
思う返してみると、肯定されたことがない。
自分でもびっくり。
よくガマンしてたな笑。

自分がよくわからない

あなたならできる!思い切ってやってごらん!
自慢じゃないけど、1回も言われたことがない。

否定され続けるとどうなるかというと、
これやってみたいけど、どうせ私にはできないだろうな。
とチャレンジすることすらしなかったり、
何かしようとするたびに親の顔が浮かんだり、
バイトや就職活動をしようとするときに自分がやりたい仕事が
何なのかがわからない。
とにかく自分のことが自分でわからないのだ。

本当にやりたいことがあったとしても、自分で自分に制限をかけてしまう。
そんなことやっちゃいけないと思い込んでいる。
友達と楽しいことをするのにも罪悪感を感じてしまう。

今これを書いてて、怖くなってきた笑。
何だか窮屈でかわいそう、私。
せめて自分で自分を抱きしめてあげよう。

なぜモラハラを引き寄せてしまうのか?

では本題。
なぜアダルトチルドレンはモラ男を引き寄せてしまうのか。

それは無意識レベルのところで、
自分には存在価値がないと思っているから。

自分には愛される価値がないと思ってしまっているのだ。
100点取ったらご褒美みたいな条件付きで愛されていると、
ありのままの自分で価値のある存在、愛されていい存在とは思えなくなる。

自分には価値がないという思い込みを証明するために
無意識にモラハラという形で現実化させてしまっているのだ。

ダメ男、DV、モラハラにガマンしてしまう理由はここにある。

親に支配、コントロールされて育つと、また無意識に自分をコントロールする人を
選んでしまう。
まさにホラー。
驚愕の事実だけど、これが真実。

思い返せば私の恋愛は痛いことだらけ

親の顔色ばかり伺って生きてきたから、パートナーの顔色も伺ってしまうんです。
その時はそんなこと考えていなかったけれど、今思い返すとみんなそう。
嫌われないように自分を押し殺して相手に合わせるだけのお付き合い。

それって、いい恋愛っていうのかな???
いや、言わないな笑。
その集大成が今回の結婚相手。
見事なまでのモラハラ野郎だった。
(モラハラって書くと何だか柔らかいイメージになるけど、
精神的虐待、精神的暴力ですからね!)

自分が我慢すればいいとこなんだ。
自分が間違っているからこんなことされるんだ。
そう思って自分を押し殺して結婚生活を送ってきました。

そしたら3年目でこんなことが起こりました。
体はもう我慢したくない!とサインをずっと送り続けてくれていたのに
私は見てみぬふりをしてしまいました。
我慢はよくないですね!

生まれて初めての反抗

離婚を切り出すのは、本当に本当に本当に勇気のいることでした。
だって夫に対してのこれ以上ない反抗だから。
1回切り出したものの不発に終わり(笑)、それでも力でねじ伏せようとする夫に
もうダメだ!!!と力を振り絞って、離婚することを決めました。

心はもう決まっていたし、体はもう無理ですよーってサインをずっと出してくれて
いたんですよね。

はじめの1歩はすごく勇気のいることでしたが、
何だかとても清々しく自分が強くなったように思えました。

人の目を気にするのではなく、
人の顔色を伺うのではなく、
自分自身を大切にするということ。

そうか、自分を大切にするってこういうことなんだ。
かなり遅くなりましたが、やっとやっとわかりました。

毒親とはいうものの、私は親のことを恨みたくありません。
ここまで育ててくれたのは紛れもなく親ですから。

原因がわかったんだから、きっと大丈夫。
私はここから抜け出せる。

これからの人生は自分を大切に生きていこう。




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