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#93人生初の塾!目的は友達との関係を維持するため。友好関係にはお金が必要だった。授業料は珍しく変動月謝制度でお値段はお得だった(笑)(貧困幼少期からNPO代表理事までを振り返る)中学時代日記#毎日更新

ふっと刑務所の見学をしたいと思ったら、刑務所バーチャルツアー(法務局)があるのを知り、受刑者の方が作る刑務所作業製品を知り、再犯する人としない人の間には何があるのか?を考えました。どこかで何か再出発の手伝い出来ないかなと思いました。仮説で自分を信じてくれたり受け入れてくれる「何か」があると、乗り越えられるんじゃないかなと思ったりする私です。

友好関係を維持するのに塾に通った私。塾=勉強ではない(笑)

私は中学校の生活で勉強が出来た事もないし、勉強が出来なくて悩んだこともありません。ただ女の子同士の仲間関係の維持については相当心をすり減らしていました。自分の存在価値がないからこそ、それを必死に取り繕っていました。

内心はいらん!友達じゃない!と思っていても、体裁だけは友達がいる風味を作っていたのだと思います。仲間外れループは小学校から中学校になっても維持されていました。
中身がない友達関係について

そんなある日1人が塾に通い始めました。私にとって塾が何であるかはわかっていませんでした。(それほどまでに我が家では親子の会話に勉強が無かったのです)
受験がある事すら知らなかった私

『一緒に塾行こうや』
「・・・塾???いいなぁ。お母さんに言ってみる」
(あかんって言われそうやけど・・・)

我が家は習い事はしていませんでしたし、しようと思ったこともありませんでした。普通の家の子が出来る事は、出来ないんだからねとかなり言われていたからです。ただ友達が行こうとするなら行ってみたいと感じたのです。というか、いかないとより自分の存在が薄くなるという危機感を感じていたのだと思います。

私は母に塾に行きたいと伝えました。すると母は困惑したような様子でした。なので私はどうして塾に行きたいのかをずっと言い続けました。(私の戦略は言い続けるしかないのか‥と思うのですが、言い続けることで親が諦めてOKを出してくれるのだと思い込んでいたのだと思います)

数日の交渉を経て、通うことになりましたが、自分が通う中学校以外の生徒もいて正直怖かったです。ずっとその友人と一緒にいました。学校は制服がありましたが塾は私服に着替えて通うことになるので、恥ずかしさもありました。当時の私の服装はおしゃれの「お」もなく、本当によくわからない格好をしていました(笑)

それでもその塾で学校と違う場所で教えて貰える面白さを知りました。そして同じ学校の友達じゃない子と話すようになり、家庭が父子家庭だったので勝手に親近感を持つようになりました。

塾に行っても成績は変わりませんでした・・何しに行っててん!って言われると、多分人と話に行っていたのだと思います。ただその塾は受講生が増えると月謝が安くなる方式で3科目で京大生が教えてくれるけど、7000円とかでした。今思うとありがたいです。

この塾で今も連絡する友達と出会えたので、この塾のことは永遠に忘れられません(笑)高校の友達は一生ものと言いますが、高校に限らず縁があれば一生ものになるのではないかと思ってます。

「塾に行きたい」=勉強好き・出来るのように考えますが、私のような関係維持のために行こうとするケースもあるので、子供さんが何かをしたいといったときは何でなのかは意外な理由であることもあるかもしれません。

習い事してた?と聞かれたらこんな理由で通ってた塾のことは抹消してましたね。
私、目的を誤ってますが、塾通ってました。

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ささいなことで人生は変わる! その一歩は自分が踏み出すこと。
見て下さったあなたの何かを踏み出す
キッカケになればと思って綴っています。


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