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就活生さん同士の相互レビューから得た、3つのポートフォリオ改善ポイント

こんにちは!まだまだ新人デザイナー絶賛採用中のドリーム・アーツデザインチームです。

少し時を遡ることになるのですが、ドリーム・アーツでは4〜5月の1ヶ月間、採用活動の一環で、ドリーム・アーツに興味を持ってくださった既卒2年以内の方を含む学生さんを対象に、「ポートフォリオ勉強会」というイベントを開催していました。
今回は、勉強会内で出てきた、ポートフォリオを作成中またはブラッシュアップ中の就活生さんが意識すると良さそうな3つのポイントについてご紹介します。

👀 ポートフォリオ勉強会とは?

このイベントは、ドリーム・アーツでのデザイン業務をちょっぴり紹介しつつ、メインは弊社デザイナー数名+その場に参加してくださった就活生さん達に自分のポートフォリオについて相談しちゃおう!他の人のポートフォリオを見て技を盗んじゃおう!という趣旨のものでした。
計5回の開催でたくさんの方に参加いただきましたが、最初は緊張感も感じられつつ中盤からは就活生さん達同士でも「あ〜その見せ方かっこいいですね!」「そこのレイアウトはこうするのが良さそう」など会話が弾み、たっぷり1時間の相談タイムが足りない回もあるなどとても活気のあるイベントでした。
先輩デザイナー相手はともかく、同じ立場の仲間にポートフォリオについて相談するのはなかなか気恥ずかしいもの。しかし皆さんオープンに話してくださり、自分のスキルをアピールすることに本気で立ち向かっているからこそ出てくる貴重なアドバイスがたくさんありました。(自分の学生時代にこんなのがあればよかったのに〜〜😭とデザイナー陣は悔しがっておりました・・・)

さて、就活生さんが自分自身をアピールする最強の武器であるポートフォリオ。勉強会では特に3つのポイントが気づきとして話題にあがっていました。

🏃‍♂️一人歩きをしてもしっかりと伝えてくれる情報量をキープしよう

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ポートフォリオは書類選考段階や面接の直前に提出を求められるなど、制作者がいない場で目を通されることがよくありますよね。そんな時に気をつけたいのがポートフォリオに載せる情報量です。文字ばかりになるとアウトプットが映えないからと、極力文字数を減らして大きく制作データを載せる「作品に語らせるのみ」手法を学生さんのポートフォリオではよく見かけるのですが、この手法はポートフォリオが一人歩きをしてしまうシーンではマイナスに働くこともあります。
特にUI/UXデザイナーを志す方ならば尚のこと。「なぜこれを課題に思ったの?」「どういう思考を経てこのデザインに落ち着いたの?」と採用担当の頭の中は??でいっぱいになってしまいます。制作プロセスももちろんですが、思考プロセスを掲載して、自身がどのように課題にアプローチしていったかを掲載すると、デザインの説得力も増します。たくさん悩んだラフスケッチを載せるのもありです。
もちろんビジュアルも大切です!画像メインのページを間にいくつか挟んだり、テキストのジャンプ率を大きくしたりなどメリハリをつけるようにすると良い、というアドバイスも勉強会の中では出てきていました。
「採用担当の人はどんなことが知りたいだろう?」と妄想しながら構成していくと良いかもしれません。

🏔 作って終わり!を抜け出して制作物の完成度をアップさせよう

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イベントに参加してくださった方々のポートフォリオの中でも、課題設定→市場調査→ターゲット設定→デザイン→完成!という一連の流れにプラスして、その後のストーリーを載せている方の制作物は一際目を惹いていました。
その後のストーリーというのは、実際にターゲットに見せて感想をヒアリングしたり、ロープレをしたり、時には感想に対するデザイン改善など、自身のデザインに対してのブラッシュアップ作業のことです。
実制作をしていると、だんだんと視野が狭まり、ターゲットの課題からずれてしまった独りよがりなデザインができてしまうことは社会人デザイナーでもよくあります。そんな時に積極的に行いたいのがターゲットや第三者からのフィードバックを取り入れること。自身が立てた仮説の検証や改善に役立ち、なおかつユーザーの目線に立ちもどれるとても大事な行程です。
学生さんであれば、授業の講評内容でも問題ありません。制作者以外がアウトプットに触れた時のデータがあると、ターゲットの目線にしっかり立てているんだな〜と印象がアップするようでした。

👨‍🎨「自分らしさ」を表現しよう

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就活生の皆さんのポートフォリオは完成度も高く、最近はポートフォリオのwebサイトを作成する方もいらっしゃいます。すごいなぁ手が込んでいるなぁと思う反面、「あれ、さっきと同じ人のサイトかな?」と勘違いしてしまうくらい、サイト構成が似ているデザインをよく見かけます。ドリーム・アーツは特に重視していますが、採用担当者が知りたい大切な情報の1つは、その人自身がどういう個性や価値観をもっているかということです。
例えば、サイトのカラースキームを統一する、自分の名前から作ったロゴを配置する、ヘッダー画像に自作のグラフィックを載せる、などなど少し装飾要素を工夫するだけでも良いかもしれません。
実際にポートフォリオ勉強会に参加してくださった方の中には、自己紹介ページに手書きの年表を載せていらっしゃる方もいて、皆さん「真似しよう〜」と盛り上がっていました。
コーディングの知識がなくてもサクサクとwebサイトが作れるサービスはとても便利ですが、手軽なテンプレートを利用するからこそ、一手間何か自分らしさを表現できる工夫をすると、第一印象に残りやすくなるはずです。

以上が、就活生さん同士のディスカッションから出てきた、ポートフォリオをもっと良くするための3つのポイントでした。これまでの努力や成果を華やかにアピールするための大切なポートフォリオ。これから制作する方やブラッシュアップをする方々のお役に立てると幸いです!✨

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さて、冒頭でもお伝えしたとおり、ドリーム・アーツでは
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