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感情に振り回されないために

以前のブログで
「柔軟な心と感情を持つ」
という言葉をご紹介しましたが、

感情を大切にし、自分の感情に敏感になることは
とても重要なことです。


でも、それと同じくらいに重要なことは、
感情に振り回されないことです。


感情は、私たちの本質を知るためにも
とても重要な存在ですが、
それをコントロールするのは、私たちです。


コントロールと聞くと、
押さえつけてしまうようなイメージを持たれる方が多いようですが、
感情のコントロールは
気持ちよく感情を表現し、
気持ちよく心の中に包み込むことです。


怒り、悲しみなど、
持っているのが辛い感情を、
私たちは、とにかく外に出したい!!と
思ってしまうことがあります。


でも、だしてもだしても、なかなか消えていかなかったりしませんか?

感情は、十分に感じてあげることで、消化していくので、
人にぶつけてもあまり意味がないときもあります。
(もちろん、人に聞いてもらったり、
安全な場所で表現することも重要です)


では十分に感じる、ということは
どういうことでしょうか?

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感じると考えるということは全く違います。

例えば誰かに対して怒りを持っている時、
頭は、その人の嫌なところや、自分の言いたかったことなど
色々と考えてしまい、怒りを増幅させます。

落ちこんでいるときも同じですね。
どんどんネガティブ思考に進んでいき、気持ちもますます落ち込んでしまいます。


こういう時、感情はどんどん大きくなり、
自分でコントロールできる感覚がなくなってしまいます。

怒りや悲しみの波にさらわれてしまうように。

十分に感じるということは、
「怒ってるんだね」
「悲しいんだね」
と自分の心に寄り添い、その感情だけを見つめるということ。

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私たちのエゴは、こういうネガティブな感情が大好物なので、
思考によって、どんどん感情を増加させてしまうということを
覚えていてください。
それが、私たちが感情に振り回されてしまうときに
起きていることです。

ただ、感じてみる。
心に起きていることを、観察してみる。


それが感情をコントロールするための方法です。

次に、怒りや悲しみを感じることがあったら
ちょっと試してみてくださいね。


今日もお読み頂き、ありがとうございました!

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