DBSS【夏期講習2021】第1講/組織論:良い組織ができる黄金のセオリー(光の拡散術)。
良い組織ができるパターンは国によって違うと思われがちだが、実は地球人である時点でパターンは決まっている。国によって違うのは「運用の仕方」や、下剋上などの「組織崩壊の仕方(失敗の仕方)」である。
まず、失敗について少し。
日本人は「失敗の本質」みたいな本が定期的にベストセラーになるように「ダメだった理由を探すのが大好きな民族」である。この民族的なバックグラウンドにあるのは「平均(できればちょっと上)でありたい」という願いと「それを他人に押し付けること(求めること)」である。年収1000-3000万になるのはOKだが、年収10億とか30億になるとビビってしまうイメージ。なので、様々な分野で突き抜けようとすると責任の所在が曖昧になったり、他人の揚げ足をとったり、良いとこ取りをして結局、実(身)にならないみたいなことが起こる。ある意味、情けない国ではあるのだが「それが鉄壁な防御力」として機能することもあるので100%の否定はできない。根深く、どうしょもないDNA情報の発動というやつだ。しかしながら、コ口ナで世の中が沈んでいる昨今、情けなさ(ネガティヴ)に寄ってはダメであろう。こういう時こそ「攻め」である。本コラムでは「良い組織の作り方」の視点から、お前らに「良い組織」「ムーブメント」のセオリーの起こし方(興し方)をMBAちっくに教えておく。起業(スタートアップ)でも、まったく同じやり方で成功の確率を上げる。
では、いこう。
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