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DBSS【夏期講習2021】第2講/AIとデータ活用が巻き起こす「今後の資本主義入門」と「nearly千里眼」に関する一考察。

AIの代名詞となっているDeep Lerningが走り出したのは2013-2014年。今では様々な企業が活用し、既にAIは「すげー!」という新技術や開発するものではなくモジュール化(部品の1つ)となっている。amazonが有名にした恐竜の尾っぽになぞらえた「ロングテール理論」は、お宝が眠るグラフの尾っぽの部分をAIが高速分析し、潜在性がある顧客にどんどん表示させることで売上UP実現した。

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「amazonみたいに金がある企業だからできたんだろ!」という人もいるが、それは違う。たとえば、お前らもよく知るであろうD総司令官は、このロングテールにいち早く気づき、twitter上でフォロワ諸君に「ヤバイ書籍」や「極上日本酒」を紹介しまくって「ほんまや!」という体験を与えて人気を獲得していった(今でもチョイチョイ紹介している)。20-30年前までは実際に会い、VIPのみしか知ることができなかった情報をtwitter上で無料で知ることができたバックグラウンドにもamazonのロングテール理論が潜んでいる。そこからamazonアフィリエイトを張ること(ネットワーク化)で、ほんの少しであるが報酬が得られる仕組みもamazonは心血を注いだ。ここでは報酬というよりも「実際に読者はどのくらいいて、何を買うか?」の方が大事だった。amazonもD総司令官も規模は違えど同じアルゴリズムの情報を知れることで、さらなるツイートクオリティの向上と読者のニーズを理解し、さまざまな解決策を提供することができるのが大きい。つまり、たんなる金儲けではなく「解決指南」まで届くのが「ロングテール in ロングテール」といえよう。ロングテール理論の最大の貢献は、売れ筋のベタな部分を頭(head)、その次の胴体部分(torso)を、ほぼ無視?して「尻尾(マニアックな部分)に集中」したことである。そこから「ならば、ヘッドとトルソーもamazonで」と、尻尾から頭と胴体部に「逆流させたこと」である。

DBSS【夏期講習2021】第2講では、AIが巻き起こす今後の未来と個人レベルでも扱えるAIについての考察をしていく。既にIT、AIは理系の産物ではなく文理関係なく「使いこなすべきツール」に替わっていることを心得よ。先んじて構造部分に関して多くのことに気付いていれば、貴殿の職種に関わらず、力強く儲けていくことも可能かもしれない。

では、いこう。

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