見出し画像

正しい呼吸できてますか?

こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。

さて今回は呼吸についてです。
正しい呼吸が出来ると日常生活が楽になる他、スポーツにおけるパフォーマンスもアップします。知っておいて損はないものです。是非、最後までお読みくださいね。

早速ですが、あなたは正しい呼吸できてますか?

呼吸って今まで誰かに教わったことないですよね?
でも生まれた瞬間から自然としていて、何故か途中で正しくしている人としていない人に分かれます。

ヒトは1日に約2万回呼吸をしています。1週間に14万回、1ヶ月で56万回、1年で672万回。これを自分の年齢と掛け算すると。。。
これが正しくできていないと様々な部分に異常が出てきやすくなってしまいます。
自分の呼吸が正しいか正しくないかに関してはまず呼吸をしているときに身体にはどんな変化が起こるのかを知りましょう。

呼吸をするときに大切になってくるのが肋骨と横隔膜です。


肋骨は左右で24本あり、心臓や肝臓など大切な臓器を囲っています。
横隔膜は下の方の肋骨や背骨、胸骨についており、下から見ると2枚目の写真のように膜になっています。数カ所に穴が開いているのは大動脈や下大静脈、食道や神経が通過する為です。

呼吸をしたときにこの肋骨と横隔膜はどのように動くのでしょうか?
呼吸には息を吐く【呼気】と息を吸う【吸気】に分かれます。

【呼気】

【吸気】

このように呼気では肋骨は下方へ、横隔膜は肺を押し上げるように上がります。反対に吸気では肋骨は前後左右に拡がり、横隔膜は下がります。

あれれ?
息を吐く時は肋骨は下へいくのに、吸う時は上がらずに前後左右に拡がる?

これがとても大切で正しく呼吸できていない人は息を吸ったときに肋骨が拡がらない方が多いです。拡がらない呼吸だととても浅く、速くなりがちです。本当はもっと空気が欲しいのに肋骨が動かず横隔膜が正しく収縮しない人は肩で呼吸しがちです。なので少し動いた後に肩で呼吸してしまう方は正しく呼吸が出来ていない可能性があります。また横隔膜が下方にしっかりと下がることにより横隔膜の下にある腸を刺激することから正しい呼吸を行うと排便の問題も解決します。

ここまでの話だと吸うのが大切。と思いがちですが、実は本当に大切なのは吐く方なんです。

これは正しくないパターンの呼吸【呼気】です。本来であれば息を吐いた時は肋骨は下方へ下がるはずなのに、肋骨がポコんと出ています。
このようになっている人は非常に多く、この状態だと肋骨についている横隔膜も正しく収縮できなくなってしまいます。

もしご自身で正しい呼吸が出来ているか確認する、してもらう場合は大きくゆっくりと息を吐いたときに肋骨がどうなっているか見てみてくださいね。
これは左・もしくは両方に起こりやすいので、そこもチェックしてくださいね。

近々、実際にこのような呼吸になっていた場合の改善方法を書きたいな〜と思っていますので、その時はご覧ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?