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234DAY -不都合な真実(俺ver)-


 最近全世界の総人口が80億人を突破した。そして今もその数字は爆増傾向にあり、数十年以内に世界人口は100億人を上回るという。こうしたことは、地球における混沌の未来がより一層近く迫ってきていることを物語っている。そして混沌の未来とは何か、それは人類が再び世界大戦に陥る可能性である。

 これはゴリゴリの自分の独論であり、まだ高校生で詳しい経済的社会的民族的な専門知識も持ち合わせていないような人間の空想にすぎないのだが、自分はあくまであり得る可能性としてこの独論を論じたい。

 地球の表面積には限りがある。それはだれでも分かることだろう。なので人類がこのままずっと増え続けていれば、いつかは住む場所が埋まってしまう。単純な楽観的ではあるが理論上はそうなる。勿論科学技術の発展により宇宙の移住が易化し、純粋に居住区域が増加する可能性もある。それはそれで自分自身悪い方向に帰着する可能性があると思っているが、ここでは地球上の話に限定させていただく。(尺的な意味で)
 そうすると人類は、どんどん狭まってゆく居住地を横目に苛立ちを募らせ、いずれ自分は住む場所がなくなってしまうのではないか。そして作物を作る場所すらなくなり、いずれ自分は死んでしまうのではないかと思うようになってゆく。人間は結局自分自身の生存本能が勝つ。誰かが死ねば他が助かるというシチュエーションがあった時、誰も自分の命を差し出したりはしない。そういうわけで人類はいずれ、増え過ぎた人口で地球がキャパシティをオーバーし、耐えられなくなるという未来を避けるため、自分自身の生存圏を巡っての戦争に発展するだろう。これが自分が考える混沌の未来のシナリオである。

 実際現在の地球が開墾できる土壌を全て開墾し、作物生産に当てたとしても、人類が増え続けていく以上限界はいずれ来る。そして石油などの資源の消費量も上がり、いずれ人類は地球という星ができる最大限の供給を超え、絞り尽くしてしまう。しかし何の因果か人間は地球上で最も賢く、そうした危機を察知することができる。であるから人間は地球の危機を察知し、そうした危機に対する策を練る。しかしそれらの活動も虚しく、人類は増え続ける。

 そして限界が訪れた時、人類は身の危険を察知し、爆発するだろう。あなたは覚悟していますか?人類の最後はもしかすると、すぐそこまで来ているのかもしれない。
 

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