Dr.美子に指導された方はどう思ってるの?   Part 1ー大学院生の場合から(5)ー

こんにちは こんばんは 今回は閑話になりますが、おつきあい頂ければ幸いです。かつて、田中 美子先生のゼミにて勉強させていただきました。田島です!
前回は私が3年生のときに指導いただいた
・質問紙法を用いるときは得られる回答を慎重に設定
・カイ二乗検定という概念の理解
・カイ二乗検定で算出される有意水準とp値の理解

でした。今回も昔を思い出しながら書いていこうと思います。

違う先生のゼミに潜りに行く
聡明な皆さまは気が付いていらっしゃるとは思うのですが、学生が大学へ支払っているお金は実質所属のための料金で、施設利用や授業はある程度フリーパスなんですよね!必修単位も卒業に必要な単位数も教職であらかた取得可能なので、先生と交渉すれば教室の端っこで2年生向けの入門者ゼミに参加することも許可してもらえることがあります!私はこのとき無知の知を憂う知性もなく、ただただ好奇心と向こう見ずな行動力で社会学のゼミに潜りました。美子ゼミとは異なり、そのゼミはグレアム・ターナーを教科書と設定し、先生の教科書講義の後、ゼミ生の輪読やノート作成で知識を深めていくという格好でした。ここで科学には質的な解釈も許されることを知りました。

大学院生殿が裏ゼミ…
同時期に美子ゼミに参加していた、徒弟制度の様な関係性推し大学院生殿が、”裏ゼミ”と称して、美子ゼミの終了後に学生を集めて何やらやっておりました。今なら『大学院生殿はどんなもんよ?』みたいな感覚で様子を見に行くかもしれませんが、当時の私はそんなに先輩学院生殿にハマっていなかったというか、私の見識不足で大学院生殿の裏ゼミの有意性を感じとれなかったため不参加だったのですが、未だに少し、本当に少しだけ、近い未来に大学院生となり、美子先生のお手伝いのロールモデルとして観察できなかったことを後悔しております。教訓として

・大学には先生と講義の数だけ学びの機会があるので、余裕があれば参加するのもヨシ!
・美子ゼミで量的調査の解釈、社会学ゼミで質的調査の解釈、科学は寛容でヨシ!
・どんな話でも一度はニコニコしながら耳を傾けると後悔しなくてヨシ!


でした。『覆水盆に還らず』私の苦手な言葉です。『Mr.Fukusui did not go home atsummer vacation.』は私の大好きな言葉です。

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