リッツカールトン スパ東京@六本木 体験記 OLIVE SPA(オリーブスパ)と東京のホテルスパを比較
六本木交差点から程近い東京ミッドタウンの高層階に入るリッツカールトン。こちらはリッツカールトンのブランド力もさることながら、六本木の絶景を臨むジャグジーも推しポイントです。
マリオットボンヴォイ会員(spgカード所持)の方は予約時に会員番号を記載するか、レセプションで伝えましょう。
スパは割り引かれないですが、ポイントが付きます。
(公式から写真お借りしてます。)
こんな方におすすめ
・六本木やリッツカールトンが好き
・ビューバスで夜景を見たい
・技術の高いスパに行きたい
雰囲気
温浴施設含めて雰囲気は最高です。
まずは45階のメインロビーを通過してエレベーターを乗り換え46階に向かいます。
リッツカールトン、エントランスからロビーまで少し距離がありますが、この時間が気分を高揚させますよね。
落ち着いたスパレセプションです。すぐ席に案内され、カウンセリングシートを渡されます。ルイボスティーも持ってきてくれました。
カウンセリングシートは個人情報と基礎疾患、内服薬、気になってる点、改善したいところとざっくり。
会計は受付時ではなく最後行われます。
記入が終わって、お茶を飲み終わったら、夜景の見えるプールを横目にスパエリアへ。
ヒートエクスペリエンス(スパエリア)は後述しますが雰囲気最高です。お風呂からの景色的に夜が特におすすめです。サウナーではない私も長居したくなるサウナでした。
トリートメントルームはシンプルなお部屋で、ベッドには最初着物のような柄や生地のベッドライナーが敷かれていました。外国人ウケ良さそう。
つまり雰囲気は全体的にとても良いです。
温浴施設
なんといっても目玉は六本木の夜景を望めるビューバスジャグジー。ちなみに女性側は窓が二面で東京タワーや六本木ヒルズを臨めます。男性側は窓は一面。
スチームサウナ(98℃)、オートロウリュ、水風呂(13〜16℃)もあります。
全体としてヒートエクスペリエンスはとても広々しています。
空間はいくつにも分かれていて
リラクゼーションエリア(シートは4,5こ)
ロッカールーム(ドレッサー2つ)
ドレッサールーム(ドレッサー3つ)
シャワーブース・お手洗い・洗面所のある空間
お風呂場(サウナなどはこちら)
です。
クレンジング、化粧水、乳液はドレッサーにあります。ドレッサールームにスタッフ直通の受話器もありますが、スタッフは頻回に清掃しているのでお願い事があっても受話器を使わずとも依頼できそうです。
洗顔料は洗面所にあります。
洗面所のある空間にトイレ2つ、シャワーブース2つ。
お風呂のエリアに桶のあるシャワーブース2つがあります。
なんと言っても六本木ヒルズを見下ろしながら入るジャグジーは最高です。
温泉じゃなくただのお湯でも無問題です。
サウナはスチームもオートロウリュもどちらも広々しています。
スチームサウナは中でオブジェがライトアップされていておしゃれです。
サウナは詳しくないのですが、オートロウリュは木のいい香りがして好きで長居できました。
水分や備品としては、消毒のパストリーゼや、水ボトル、ウォーターサーバーがあちこちに配置されています。
ボトルはリッツカールトンオリジナルでお洒落です。
お水以外だと、バスエリア近くにレモンウォーター。
リラクゼーションルームはグレープフルーツジュースとハーブティー、アーモンドとドライフルーツがあります。
アメニティ
スキンケアはいずれもフェイスメニューで使われているブランドのESPAです。
クレンジング「ハイドレーティング クレンジングミルク」はドレッサー。
洗顔料「バランシングフォームクレンザー」は洗面所。
化粧水「バランシング ハーバル スパプレッシュ」・乳液「リジェネレイティング モイスチャー コンプレックス」はドレッサーにあります。
シャワーブース内には洗顔料はないのと、あちこち置いてある場所が離れているのが少し不便ですが、ESPAを使えるのは嬉しいですね。
ESAの化粧水のミストが今まで使ったことあるどのミスト化粧水より細かい。CNPでも結構細かい方だと思ってたんだけど、ESPAのこちらの化粧水は細かすぎて咽せる位には細かい。
シャワーブースのシャントリ、ボディソープはディスペンサーに入っているため、どこのメーカーかは不明です。
スプレータイプのスタイリング剤、Agの制汗剤、ボディローションなどもドレッサーに完備されています。
さらにロッカーに木製のヘアブラシ、ヘアゴム
、袋が用意されています。
ホテルの使い捨てのブラシで木製は珍しいですね。
用意されている袋は黒で、ジップロック式。脱いだ下着などを入れる目的としては気が利いてます。
ドライヤーはレプロナイザー4D Plus。
ドレッサーのは全部そうなんだけど、なぜかシャワーブースのレプロナイザーは3D。型は古くても風量あるし私は結構好きだけどね。
技術
今回は一休経由で『【ESPAギフト1点/バス・サウナ利用付】ESPA選べるボディトリートメント 75分』
トリートメントルームに案内。お部屋の名前がお花の名前なのも粋ですね。
アロマオイルはラベンダー&ローズマリーのリラクゼーション効果高そうな香りと、ペパーミント&ユーカリの元気の出る香りを手の甲に塗ってくれて、どちらのオイルをマッサージで使うか選びます。
時間内で追加で2000円で追加のエンハンスメントメニューの希望を聞いてくれます。
ホテルスパはレセプション到着時に会計のホテルも多い中、最後に会計なのはこういうことですね。
せっかくならオリスパや街スパであまり経験しないホットストーンを追加しました。
オイルやエンハンスメントメニューを選び終わったら、セラピストさんが一度退出するので、バスローブを脱ぎベッドでうつ伏せで待機します。
うつ伏せの状態で、足をタオルで暖めながらほぐしてくれます。フットバスから始まらないの珍しい。
最初は背面に布ごしに軽くドライマッサージ。
その後スウェディッシュマッサージ的な軽いタッチ長めのストロークのマッサージを軽く挟んだ後にホットストーンで軽めのタッチ。
この時点で技術面のレベルの高さを感じます。
軽めのタッチが続くと思いきや、肩甲骨周りが凝っていると伝えたからか、凝りの強い部位はディープティシューマッサージ的な強めのマッサージ。なんならちょっとタイ古式要素すらありました。
部位によって色々なメニューを織り交ぜてくれています。
特に凝りが強いところはディープティシュー的な深めにアプローチする強めのをホットストーンでマッサージ。
背部→上肢→下肢と背面マッサージが終わった後、仰向けになります。
アイピローをつけてくださって、脇腹含むお腹、鼠蹊部含む下肢、上肢〜背部、デコルテ〜背部、首をマッサージ。
その後に頭をドライヘッドマッサージ。
最後は足を蒸しタオルで暖めてくれました。
軽めのタッチも強めのも、ホットストーンもとても良い力加減。
正直温浴施設も雰囲気もホスピタリティも最高過ぎて、技術面がオリスパの平と同程度でとリピの可能性充分にあったけど、技術面もレベルが高いなんて流石はリッツカールトン。
腹部や鼠蹊部流すのも、手のひらまでしっかりほぐすのも、東南アジアでは結構遭遇したけど、オリスパや数少ないホテルスパ経験では国内で初めて遭遇した気がします。
隅々までほぐしてもらえて、オリスパの90分より長く満足度の高い75分の施術でした。
まったり度
リラクゼーションルームにてマンゴーシトラスのお茶と、赤いハート型のキャラメルのショコラをいただきます。
スタッフも近くにいないし、スパエリアも少人数ではない分、逆に好きなだけまったりしやすいです。
準備の時間も、施術後もまったり度は高いですね。
ホスピタリティ
レセプションの案内の早さ、最初のスパエリアの案内、お願いごとをした時の柔軟な対応、きめ細やかなアメニティ…
どれをとっても素晴らしいです。
水分が豊富に配置されてるのも嬉しいですね。
シャワーブースにもクレンジングと洗顔料を置いて欲しいくらいでしょうか。
あとスタッフさんが数分おきにあちこちのエリアのタオル回収や清掃に入ってくれてる気がします。
コスパ
一休なので公式よりお手頃に75分で28000円(私はホットストーンのオプションをつけたので+2000円)。更に一休のプラン限定のギフトでESPAのアロマセラピーを気軽に楽しめる『エスパ ポジティビティ パルスポイント ローラーボール』が現品で貰えました。
滞在時間は3〜3時間半。
オリスパと比較するなら13000円で温浴施設とまったり時間(+ギフト)と考えると少し割高でしょうか…うーん、しかしオリスパどころかホテルスパでもなかなか遭遇しないこの技術力は悩ましい。
ペントハウスで同じ施術時間とだらごろ感なら6万円超えなのを思うと、ペントハウスよりはコスパは良いですが。
公式のお値段は60分で3万円越え、90分で5万円と割高。一休でもボディメニューは直前の平日に突然開く枠に限られている。
悩ましいですがお手頃プランの枠の少なさも加味して4点とします。
まとめ
評価(10点中)
雰囲気:10点
温浴施設:9点
アメニティ:9点
技術:9点
まったり度:9点
ホスピタリティ:9点
コスパ:4点
トータル:8.6点
評価(10点中)
※比較のためオリスパを全て5点として評価しております。
雰囲気もホスピタリティも最高な上に技術力も高くて素晴らしいの一言。
これはリピ確定です。
六本木の大通りに面して、駅や交差点にも近く、電車でもバスでも車でもアクセスしやすいですね。
六本木という場所柄や、リッツカールトンというブランドを差し引いても、強くお勧めします。
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