ブランドの役割とは
みなさん、ブランドの役割をご存じでしょうか。
同じようなものでもブランドがつくと高くたくさん売れるようになります。
ブランドの役割は、この言葉に尽きます。
例えば腕時計、ROLEXとしましょう。
時計としての役割はなんでしょうか?
時計の役割は、時を刻むことですよね!
つまり時計の機能としては、100円均一の腕時計でも同じですよね。
なのに、数十万、数百万もするROLEXが人気なのでしょうか?
もう一度、言いますよ。
時計を刻む役割のある腕時計、100円均一とROLEXどちらも同じ役割なのに
なぜ、数十万、数百万もするROLEXが売れているのでしょうか?
つまり、機能としての価値は価格には影響されないということです。
言い換えれば、どんなに機能として他社と比較して優位性を持ち、宣伝文句
を謳っていても、高くても買おうとはなりにくいということです。
それでは、高く売るためにはどうすればいいと思いますか?
これがまさに「売り方」です。
ここで間違えてはいけないことがあります。
それは前述通り、宣伝文句として機能の優位性を謳っても
高くは売れないということです。
「売り方」で重要なことは、情緒価値です。
ROLEXの話に戻りましょう。
なぜ、腕時計の機能は100円均一の腕時計と同じなのに
高額のROLEXが売れるのでしょうか?
それは、「情緒価値」の高さの差が影響しています。
「情緒価値」とは
それを手にすることで感じる誇りや、そのものを利用することで感じるワクワクした感情をもたらす「価値」のことを指します。
ROLEXの腕時計であれば、ROLEXの腕時計をして街を歩けば
「あの人、ROLEXの腕時計している!金持ちなんだろうなぁ」・・・など
人から見られたときの優越感を得られるので、機能価値は100円均一と同じ
でも、高くても買うといった行動が生まれます。
このように、「情緒価値」に共感してもらえれば、機能価値は他社と同じでも高くても売ることができるということをご理解いただけたと思います。
まとめですが
ブランドは、機能価値ではなく情緒価値で高まるということ
機能価値を高めて、価格を高くしても売れるようにはならない。
情緒価値を高めてこそ、価格を高くしても売れるようになる。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
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