「成瀬は信じた道をいく」が面白い
めちゃくちゃ楽しい.面白い.
自由奔放そのもの.でも,「自由」を曲解して迷惑行為を平気でする下賤な輩とは違う.やりたいことをやるが,その方向性が愉快だし,人の役に立とうという想いが根底にある.
「成瀬は信じた道をいく」は,本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りにいく」の続編で,舞台は滋賀県,というか大津市だが,滋賀県民でなくても楽しめる.
まだ読んでいない人には,「成瀬は天下を取りにいく」から読むことを勧めたい.順番に読まないと,ゼゼカラの意味がわからないから.
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