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[スロベニア🇸🇮旅行記]おとぎ話の世界が広がる「ブレッド湖」の満足度が高かった話

奥に見えるのがブレッド城

こんにちはDrクレヨンとパレットです。まるでおとぎ話の世界に入り込んでしまったかのような、お城が佇む美しい湖畔の町「ブレッド」。スロベニア🇸🇮滞在中にブレット湖へ日帰り観光してきた話です。

そもそもスロベニア🇸🇮ってどこ?
→簡単にいうとイタリア北部の右隣り

画像:旅行のとも、ZenTech さま

国土の62%(2017年)が森林で、ヨーロッパの中でもとくに自然の豊かな国です。第二次世界大戦後、セルビアなどとともに社会主義体制のユーゴスラビア連邦を結成しましたが、セルビア人との対立などから、1991年に独立しました。2004年にEUにも加盟しています。

ブレッド湖は首都のリュブリャナから約60km。バスで1時間ほどの距離です。

[まとめ(2024.8.22訪問)]
・朝イチのバスがおすすめ。arriva一択(片道5.7€)
・帰りのチケットは帰りにバス停で購入
・ブレッド湖は時計回りがおすすめ(個人的)
・朝イチに写真を撮っておくべき
・昼に近づくと湖の色が分かりにくくなる
・サイクリング好き以外は、チャリは借りず徒歩でOK
・泳ぎたい人やSUPしたい人は水着必須
・展望ポイントはしっかりしたスニーカーが必要
・ブレッドケーキは2人で1個でOK(個人的)
・給水ポイントがあるので水筒など便利

🔷旅行記本編

私たちはスロベニアの首都リュブリャナに滞在していたのでバスで日帰り旅行を計画しました。ブレッド湖はとても人気で、夏はかなり混雑します(昨今のオーバーツーリズムで観光客は更に爆増)。

なので6:00のバスを前日予約して朝一で楽しむことに。ちなみに始発は5:00でしたが、流石に起きられる自信はなかった(笑)

まだ薄暗いうちに出発🚌

バスに揺られること約1時間半で到着。ちなみにかなり揺れます。というかヨーロッパのバスは基本運転が荒いです。急発進、急停止は当たり前、カーブもほぼ減速せずに突っ込むので地球の重力を肌で感じられます。日本はほんと運転が丁寧ですよね『Amazing Japan』。


朝は肌寒いくらい!
(でも昼間は30度越え😇)

う、うつくしい…。

まだ誰も立ち入っていない湖の水面はピンとはって、中央に佇むブレッド城が綺麗に反射する逆さブレッド城を拝めました。

そして透明度が高すぎる。個人的には北海道の摩周湖と並んで出会った中でトップでした。

撮影した写真はどれも綺麗でしたが、朝一番の写真がどの写真にも負けないくらい美しく、これだけで朝イチに来る甲斐があった。

透明度すごいです。

観光客も指で数えるくらいしか出会わず、なんとも快適なお散歩。ベンチに座って昨日スーパーで買ったパンを食べながら、釣りするおじさんを眺める。全く釣れてないけどなんだか優雅だ。

さてお手洗いに行こう。この辺の公衆トイレは基本有料。レビューを検索するが、「お金を払って汚いトイレを使用しました」等あまり良い意見は見当たらない。

それならばと近くの評判の良いカフェへ行き、モーニングティータイムをとるついでにトイレを借りることに。偶然見つけたお店がこちら。

お安い上に美味しくサービスも良い、常連さんもたくさんいた。やはり長旅で良い店を見分ける選球眼のようなものに磨きがかかっている。

コーヒーwithミルク(1.8€)と、カフェラテ(2.5€)。ヨーロッパの観光地では破格の値段だろう。お手洗いももちろん綺麗。

私たちはとにかく、まったりしたいという方針できた(つもり)だったので、ゆるりとお散歩することに。

ブレッド湖一周は約6kmで、徒歩でも2時間あれば1周できる大きさ。泳げる区間や釣りできる区間は決まっている。違反すると200ユーロの看板。でもわりとみんな見自由に泳いでて釣り人に怒られている人もいた(笑)

そして途中見つけた遊泳区間にダイブ。

ザブーン

世界一優雅な水浴びをした。抜群な透明度なのに底が全く見えなくて若干ビビる。かなりの急深の湖みたいです。

さて展望エリアから見える景色「よく見るやつだ〜」というのがやりたくて。長めの良い丘台までプチトレッキングすることに。もちろん一番楽なコースを選択したけど結構きつかった…!

最初はこんな感じでなだらかな坂道。
多少息は上がるが
「ん〜空気が美味しい!」
と言えるくらいには余裕がある。

しかし次第に山道に入り暗雲立ち込める。

太ももの後ろがピキピキ…この涼しさだからいけるが日がでてからはきついくらいの運動量。トレッキングが終わったかな?くらいのところでガチ目の岩場を登る場所に突入。

ガチ登山で笑う

子供も全然登っているけど、足腰弱い方は注意なのと、石がツルツル滑るのでスニーカーは必須。ロープに捕まりながらのガチ登山。ビキニやサンダルで登っている人もいたけど、日本人的感覚では結構しっかりめ必要じゃない?!と驚くレベル

なかでも一番驚いたのは、まだ歩けない赤ちゃんを背負って登っていたお父さん(自分たちよりそっちの方が心配だった)

そして頂上からの眺めがコチラ!

ドーン。

美しすぎる。
湖の浮島に佇むは「聖マリア教会」

ちなみに教会にはカヌーでいったり、ボートでいったり、泳いだり(?)自力でいくことができます。鐘を3回鳴らすと願い事が叶うらしく、しょっちゅう鐘の音が鳴っていました。

山々を背景に、エメラルド色の水をたたえたブレッド湖。教会が立っている島の風景は、一幅の絵のようです。

ほんとに何時間みてても飽きない絶景ですが、さすがに日照りが強くなり5分も眺められません。10時くらいになると人が結構登ってきて、写真も撮りにくい感じに。とにかく朝早く!涼しいうち、人が少ないうちが吉!


湖畔を見ながら9€くらいかかるって見ていたから、高いな〜と思ってたら店によってまちまち。私は自称Googleレビューチェックマスターなので、得意の検索で美味しいブレッドケーキの店を引き当てる。

ケーキとコーヒー2杯で8.8ユーロ。え、安くない?!しかもケーキもコーヒーも驚きのおいしさ。ケーキは甘さ控えめでボリューミー。サクサクのミルフィーユとムースともまた少し違ったカスタードに似たクリームがとってもあう。

コーヒーはエスプレッソの苦味が効いてて、このケーキのためにあるのか、といった感じ。そしてここでもしっかりお手洗いを使わせてもらった(トイレ代の節約大事)。近くにバス停があるのでチケットも購入。

他にも
ブレッド湖には様々な楽しみ方があるようで。
・ボートに乗って中央の島の教会で鐘を鳴らす
・展望エリアから景色を楽しむ
・海水浴ならぬ、湖水浴
・サイクリング
・カヌーやサップなどマリンアクティビティ etc

しかし我ながら(たまたま)すごーく良い周り方だったなと思うので紹介させてください。

①朝の写真撮影
②湖畔でのんびり朝ごはん
③カフェタイム
④湖で泳ぐ
④展望エリアへのプチトレッキング
⑤湖畔の周りを一周
⑦ブレッドケーキを食べる
⑧帰りのバスチケットを購入
⑨ブレッド城まで登る(これは時間あればで)

🔷行き方(from リュブリャナ)

リュブリャナからブレッド湖は、バスで1時間~1時間半ほど。
私たちはオンラインサイトでarrivaと呼ばれるバス会社のチケットを購入しました。(始発は5:00、できるだけ早い時間がおすすめ。)
印刷が必要と記載がありましたがリュブリャナのバス停(Google Map)にあるチケットカウンターで紙のチケットに変更してもらえます。
それなら現地購入でいいじゃないか!と思いますが、明日早起きするぞ!という自戒を込めてオンライン購入するのはおすすめです。
1人片道5.70ユーロ(自由席)
※FRIX?などで予約すると往復40€などで出るので注意

🔷帰り (to リュブリャナ)

ブレッド湖からリュブリャナに帰るには、降りた場所ではなく、ブレッド湖のバス停(Google Map)でチケットを買います。
臨時で出したようなテーブルと椅子に女性が座っていて、手書きで「CASH ONLY」と書かれたチケットブース。
心配になりますが、ちゃんとチケット印刷してくれます(片道5.6€)し、ちゃんとお釣りももらえます。
13:30と伝えて買ったものの時間指定のものではなく、結局ちょうどいいタイミングできたバスに乗り込みました。

時間指定はないようなので、購入したチケットを運転手に見せてとにかく乗り込めばOKみたいです。時刻表はありますが、何時のバスです!などの案内もなかったので、目安くらいに思っておいた方が良いかもしれません。

🔷まとめ

・スロベニアのブレッド湖は本当におすすめ!
・夏場は混むので眠い目をこすって朝イチに行くのが最高!
・回り方はバス停から時計回りに歩いて展望台まで気合いで登ろう!

最後までご覧いただきありがとうございました。
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Dr.クレヨン、パステルより。

応援ありがとうございます!サポートされたお金は旅の経験に使わせていただきます✨新参者ですが、より良い記事を執筆できるよう精進し、いつか恩返しをします。