バブルが弾けて就職氷河期なるものが来た時に就職した
私が、就職活動をしていた頃はと言うと、1990年代半ば、ちょうどバブル景気がはじけて、不況となり、就職氷河期と呼ばれていた時期だった。
しかし、まだ景気のよい時の残り香もあり、安定した職業よりも、給料がよさそうな職業を選ぶ者が多い時代だった。
当時の私は、文系であるのに、クリエイティブなことをしたいという甘えた感情から選り好みをしすぎた感がある。
そのためか、それとも人見知りが激しく性格に難があったためか、はたまた地方の三流私大であったためか、夏ごろまで、なかなか内定が出なかった。
内定が出たのは、現在いる会社(2回ほどオーナーが変わったが)と、反社会の匂いがする会社2社の計3社だった。
もっとも、就活したところも計6社くらいではあったのだが。
今、振り返ってみると、当時考えていたことと違い、その就職先で自分がやろうとしていた仕事が全てという訳ではなく、そこで何を得て、何を作っていくかで、その後の自分の仕事の方向や、価値が定まっていく。
つまり、自分の在り方で、自分が成すべき、仕事も変わっていく。
だから、安定やら、給料が良さそうやら、などの基準よりも、「人事や役員が、胡散臭い匂いを発していないかどうか」、つまり、「自分が真っ当に仕事が出来る会社かどうか」で、選んだ方が良いような気がする。
(ここまでで10分)
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