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【書評】「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」

こんにちは、サカモトです。

今回は、こちらの本、「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」という本です。

こちらの本は、フィンランドでは、仕事が大体午後4時には終わってしまうということについて、仕事の進め方、組織のあり方、休みの取り方などに焦点を当てて書かれています。

そして、一番重要なことは、こうしたフィンランド人の仕事に対する考えや、休みに対する考え方などを取り入れれば、日本でも実践できるんじゃないか、というメッセージが含まれていたりします。まあ、日本の場合は定時が大体17時なので、16時では終わらず、1時間遅かったりますので、定時で仕事を終わりにすることができるのかということですね。

ワークライフバランスとか、働き方改革といった話ですが、こうしたテーマについては、先日紹介した「休暇のマネジメント」も同様だと思います。

「休暇のマネジメント」はフランスで、「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」はフィンランドでの話ですが、同じ人間がやることですからね。国が変わるだけで一方ができて、他方はできないというのはおかしいですよね。日本でだってやればできるはずです。

日本では、働き方改革やワークライフバランスが叫ばれて久しい訳ですから、有休をきちんと取ることができる、仕事は定時で終わるということがそろそろ徹底されないといけないですよね。


最近は、こうした本を読んでみて思うことは、フランスでは〇〇だとか、フィンランドでは〇〇だと言った本は日本にいっぱいあるわけです。でも、働く環境について全然変わっていく雰囲気がありません。これって、もっと根源からの問題なのかもと考えるようになりました。

つまり、細部の方法論や実践方法を考えても仕方ないのかなと思います。そうではなく、仕事に対する考え方を根本から見直すべきことが優先事項なのかなと考えるようになりました。

例えば、他の人が残っていても、自分がの仕事がおわっていたら、さっさっと家に帰るとかですね。日本では、同僚が残っていると、特に上司が残っていると帰りづらい雰囲気がありますよね。

あとですね、この本にはもう一つ大事な考え方が書かれていました。

それがこちらの言葉です。

残業しないのが、できる人の証拠

この言葉を読んだとき、かっこいいと思いましたし、また、まさにと思いました。

「残業しないのはできる人の証拠」という言葉を流行らせていこうっと!

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