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岸田奈美さんの新刊は超絶読みやすい!

こんにちは、サカモトです。

月曜日と木曜日の週2回noteの記事を公開していて、今回は木曜日の記事となります。


最近超絶忙しい!ただ忙しいでもなく、超忙しいでもなく、超絶忙しいのです。

最近、思うようにやりたいことができていません。

忙しいのは将棋のせいだと以前書きましたが、将棋のせいではありません。別の理由があります。(これは将棋は楽しいよということを書きたかった。)

忙しい理由はまた、後日書きます。ただ、ぐるぐる目が回るような忙しさです。

大好きな本とか、ほとんど読めてません。ほとんどだから、少しは読んでいるけど。でも、以前のようにたくさんは読めてません。

そんな中、手にとった岸田奈美さんの新刊「国道沿いで、だいじょうぶ100回」なんですが、スラスラ読めて、あっという間に読んでしまったんです。

読みやすかった、超絶読みやすかった!

これもただ読みやすかったではなくて、超絶ですからねwww

忙しくて、落ち着かないときって、文章がなかなか頭に入ってこないじゃないですか。それでもう一度読み直したりして、余計に時間がかかったりして。

それが不思議なくらいスラスラ頭に入ってきたんです。すごい、この文章力。

読みやすく、そして、読んでて癒される文章です。


でね、読みやすさは文章だけじゃないのです。読みやすさの秘密は本自体にも隠されてました。

表紙が硬くないのです。ぐにゃ~と曲がるのです。

普通、新刊本は表紙が硬いじゃないですか!それがこの本は硬くないのです。

この表紙が、

表紙

こんなふうにグニャッと曲がるのです。

グニャッとした表紙

かと言って、柔らかいかというとそんなことはなく、適度な硬さがあるのです。

もうね、この絶妙な硬さで、手にしっくりくるのです。

これまで何千冊と本を読んできましたが、これまでの中で一番読みやすい本といえます。

これは間違いないです。

文章とこの表紙。


それとね、岸田さんの文章は、作家になって数年経って、円熟味を感じるようになってきました。

前は、楽しい楽しいと感じさせ、少し考えさせる部分がある感じでしたが、最初から最後まで考えさせるようなそんな真面目な話も書くようになっています。

特に、「「死ね」と言ったあなたへ」はあまりの内容に心震わされて、最後には少しだけ涙しました。


もちろん、おもしろいところは格段におもしろいのです。もうね、腹を抱えて笑うような感じです。

なんかね、楽しい文章の後に、ズーンと少し重たい内容と思ったら、その次は楽しい文章と、読んでて心のアップダウンが激しかった。

まるで、心がジェットコースターに乗っているかのようでした。


とにかく、忙しさの中で癒やしを得ることができました。頑張ろうっと!

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