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台湾は関西のノリと似ている?!「台湾はおばちゃんで回ってる」

こんにちは、サカモトです!

今回は、「台湾はおばちゃんで回ってる」という本の話です。おもしろかった〜

作者は、なんとあの台湾のIT大臣のオードリータンさんの著作をいくつも手掛けられた近藤弥生子さんです。

特に「オードリー・タン母の手記「成長戦争」」は子供の教育について書かれた本で、非常に興味深く、子育てや子供の教育に悩んでいる方は読んだほうがいいです。実は僕も過去に書評も書いてます。


その近藤弥生子さんの台湾生活のエッセイになります。

ちなみに、近藤さんはVoicy のパーソナリティをやられていて、毎日のように配信していますが、台湾の生活や台湾人の女性に対する態度など日本との違いが分かって面白いです。

Voicyの話で、成長戦争を書いた時の話をしていた時、思い出し泣きをしている回もあり、とてもいいんですよね。近藤さんの優しさを感じるいい放送です。

本の話に戻ります。

本は、タイトルの通り、台湾のおばちゃんの生態と台湾社会の様子が描かれています。

台湾のおばちゃんはパワフルで、郷ひろみの「あーちーちーあーちー」の歌に合わせて朝からダンスを踊ってるとかのエピソードが紹介されてます。
それでいて、困っている人がいれば、助けるという人情味あふれる一面もあるとかで、思ったのが関西のおばちゃんと似ていそうということ。

あと、朝食も会社で食べるとかで、遅刻してても、ゆっくり食べるような雰囲気とかが紹介されてて、ある意味うらやましいと思ったりしましたね。日本って、ちょっと真面目すぎるのかな。


あと、意外なのが、台湾では、女性が生理だというと、男性も含めてみんなが優しく接してくれるそうです。休むをよしとするとか、食べ物を買ってきたりとかしてくれるそうです。台湾進んでる!

台湾で働いた同僚や部下たちは、自分が新卒だろうが新人だろうが、「それとこれは別」と言わんばかりに堂々と生理休暇を取得する。そんな彼女たちを見ていたら、私自身も生理で体調が悪い時は無理をしないようになっていった。「今生理なの」と言うだけで、同僚や部下、お付き合いした彼氏たちがホットココアやチョコレートなどを差し入れしてくれた。生理特有の、あの「ずーん」とした憂鬱さが薄れたような気持ちになるので、ありがたく甘えることにした。

「台湾はおばちゃんで回っている」

この辺は日本も真似るべきと思ってしまいますね。しかし、職場で何人か女性がいますが、生理のこととか考えたことなかったけど、どうやっているんだろうか。そんなことを考えてしまった。配慮したいと思ったけど、色々と聞くのはセクハラになりそうだな、、、、


後ですね、近藤さんの社会人になってからの状況も紹介されてるのですが、これが読んでるだけで厳しいです。

シングルマザーで幼い子供を抱えていたときの様子は読むだけで震えてきます。まあ、今は台湾人の旦那さんといい関係のようでいいですが、それまでが厳しすぎます。

オードリータンさんと成長戦争の本を書くくらいだから、もっと優雅な生活をしているものと思っていましたが、全然そんなことなくてびっくりしました。


ちょっと、読んで台湾に行ってみたくなりました。いつか、行ってみたいなぁ!



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