ハブ石井

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最近の記事

キャスターロールクエ感想 ※ネタバレ注意

※ FF14黄金のレガシーロールクエに関するネタバレを含みます。 ↓ ↓ ↓ 真面目度   ★★★☆☆ 祭器のヤバさ ★★☆☆☆ ギャグテイストかと思ったが、わりとまじめな話になっていった 祭器の能力が判明していないというのは面白いポイントだったけど、いかんせん能力が地味 「岩を降らせる」以外の要素がないのがなあ 単に「幸運なことが起きる」とかでもよかったんじゃないか 悪人が子供っぽい思考をしているという点では相手しやすいが、顔出ししてなんかグレードダウンしたっぽいの

    • レンジロールクエ感想 ※ネタバレ注意

      ※ FF14黄金のレガシーロールクエに関するネタバレを含みます。 ↓ ↓ ↓ 真面目度   ★★★★☆ 祭器のヤバさ ★☆☆☆☆ 祭器はたいして強くないが、その分わりとおふざけなしの内容。 キャラがいいのでしっかり読める。今回のロールクエで一番のアタリ。 オタクにやさしいマムージャギャルという新境地 しかし、こいつのキャラがいいからかなり入り込める。 戦闘ジョブのクエストって「いかに戦うか」にフォーカスするはずなのに、セートジャだけは「いかに戦わないか」を信条に動いて

      • メレーロールクエ感想 ※ネタバレ注意

        ※ FF14黄金のレガシーロールクエに関するネタバレを含みます。 ↓ ↓ ↓ 真面目度   ★★☆☆☆ 祭器のヤバさ ★★★★★ 一番ギャグテイストなのだが、祭器がとにかく危険 FF14ってヒカセンが強すぎて大概のことはどうにかなるんだけど、擬態(+能力も擬態)は強すぎてマジで負けかねない。サミダレがもっと知能犯だったら終わってたと思う ギャグパートはまあまあおもろい ナマズオのリアクション好きすぎる 余輩は正直ちょっとこすりすぎ、とはいえシリナとか出てきたときは単純に

        • ヒーラーロールクエ感想 ※ネタバレ注意

          ※ FF14黄金のレガシーロールクエのネタバレを含みます。 ↓ ↓ ↓ 真面目度   ★★★☆☆ 祭器のヤバさ ★★★★☆ まじめかと思ったらギャグ 祭器の能力としてはかなりやばいはずなのだが、悪人側のテイストがギャグなせいであんまり重い話にはならない とはいえ軽快に楽しめるかというとまあそうでもなく、ストーリーとしては可もなく不可もなくといったところ エスナをしっかり使わせるのはわりといい狙いだと思うけど、以前から思ってることだがタゲりづらいNPCにヒールとかさせる

        キャスターロールクエ感想 ※ネタバレ注意

          タンクロールクエ感想※ネタバレ注意

          ※黄金のレガシー ロールクエに関するネタバレを含みます。 ↓ ↓ ↓ 真面目度   ★★★★★ 祭器のヤバさ ★★★☆☆ 一番まじめなロールクエ。 暁月のタンククエははっきりいってつまんなかったのであんまり期待してなかったけど今回はけっこう楽しめた。 祭器はけっこう強い。つい最近まで自分自身が睡眠障害に悩まされてて、眠気の危険度について身をもって感じていたところだったからわりと臨場感あった 今までタンクって「味方を護る」という信条を柱にしていたわけだけど、それはある意

          タンクロールクエ感想※ネタバレ注意

          FF14:黄金のレガシー所感 ※ネタバレ注意

          ※黄金のレガシーメインクエストの重大なネタバレを含みます。 メインクエストをクリアしたので、ひとまず初見感想。あとから思うこともあるかもしれんが。結構長いので、先に結論を言います。 【総評】 面白かった。確かにストーリー自体はイチからの積み上げだから物語の厚みとしてはやや物足りなかったり、正直ちょっと無理あるんじゃないっていう都合のいい展開があったりしたが、それらに目をつぶれるくらいの一貫したテーマ性があったと思う。それはハイデリン/ゾディアーク編のゴール地点だった「なぜ

          FF14:黄金のレガシー所感 ※ネタバレ注意

          陽キャと陰キャの分断なき、大J-POP時代到来

           最近のJ-POPシーンの風潮は、すごくいいものになっていると感じる。この心地よさは、音楽を聴く層が”分断”されなくなったことに端を発すると私は考えている。  2000年代以降のJ-POPは、聴く層がはっきりと分断されていた。もちろん細かく見ればその分断は音楽界のあちこちで起こっていたわけだけれど、J-POP業界というワールドマップのど真ん中に、誰もが意識する大きな分断がグランドラインみたいに走っていた。それが、陽キャの音楽と陰キャの音楽だ。  恥ずかしながら私は、発売し

          陽キャと陰キャの分断なき、大J-POP時代到来

          邦楽の持つ"夜"のモード

           最近の邦楽、とくにロックやボカロPの出身プロジェクトなんかは、"夜"という言葉を冠したグループ名が多い。  夜の本気ダンス・yonige・ずっと真夜中でいいのに・YOASOBI・ヨルシカ……ほかにも探してみてほしい。また、曲名にも夜がついていたり(サカナクションの夜の踊り子とかフレンズの夜にダンスとか)、歌詞の中で夜が強調されているものも多いことに気づく。それほどまでに、昨今の邦楽は、全体的に”夜”というモードを強く意識している。  この傾向、いったいいつから始まったの

          邦楽の持つ"夜"のモード

          制約を逆手に取るFear, and Loathing in Las Vegas

           Fear, and Loathing in Las Vegasというバンドがある。寄生獣やカイジの曲でおなじみのバンドだ。名前が長すぎるので「なんちゃらラスベガス」などと呼ばれている。あまりにも言われるためか、自分たちの広告看板にもこの俗称を用いていて笑ってしまった。  彼らの音楽は、実に新しい。そして、聴いたら一発で彼らの曲だとわかる。これはとんでもなく稀有なことだ。音楽のパターンが出尽くしてしまったと言われる昨今、誰でもわかるほどのオリジナリティを出すことは簡単ではな

          制約を逆手に取るFear, and Loathing in Las Vegas

          尾崎世界観は和歌の名人である

           いきなりワケわからんことを言ってすいません。でもそうなんです。  尾崎世界観といえば世を時めく人気バンド、クリープハイプのボーカルであり、ほとんどの楽曲制作を手がける中心人物である。今や街を歩けばどこかしらから聞こえてくる高音の、拗ねた子猫のような歌声。最初は「なんだコレ」とか思っても、いつの間にかそれがクセになり、耳に残るギターリフと現実的でウィットに富んだ(あと下ネタにも富んだ)歌詞世界も相まって、皆あれよあれよとファンになってしまうのだ。かくいう私もそこまで大ファン

          尾崎世界観は和歌の名人である