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DPTの効果

Dharma Personal Trainingは、心・技・体に分け、それぞれに対して効果を想定して体系づけられたトレーニングであり、研究中の分野である。

今回の記事は、実際にDPTを取り入れて実践してくださった被験者の方々の体験談を元にして、DPTの効果の中でも「よくある効果」を列挙していく。

【身体面】

・体が熱くなる
・体が軽くなり、上半身と下半身が連動して安定する
・体幹が強くなり、ボディバランスが安定され、四肢の力が発揮されやすくなる
・DPT後の身体の左右差がなくなり、姿勢が良くなり、背筋が安定して普段の姿勢も良くなる
・練習後の疲れが非常にとれやすく、その後も疲れにくくなる

DPT後は明らかに姿勢が良くなる

この他に、怪我の治りが早くなる、筋肉がつきやすくなるという効果が考えられており、現在は研究中である。

上記した効果の意味合いやメカニズムの説明は別の機会に譲るとして、DPTはダイナミックストレッチに近く、それと同等の効果と意味合いがある。

ダイナミックストレッチング(Dynamic Stretching)とは
対象となる筋群の拮抗筋群を意識的に収縮させ、関節の曲げ伸ばしや回旋などといった関節運動を行うことで筋や腱を引き伸ばしたり、実際のスポーツあるいは運動を模した動作を取り入れることでそれぞれの動きに特異的な柔軟性を向上させたり、利用される筋群間の協調性を高めることなどを目的として行うストレッチ方法の一つである。

ダイナミックストレッチングは、基本的に対象となる筋群への直接的な操作は行わず、その拮抗(作用を有する)筋群を積極的に収縮させる動作によって対象の筋群をストレッチしていこうとするものである。対象となる筋群の収縮時に起こる関節運動においては、その拮抗作用を有する筋群は機能的に伸張されていく関係にある。この時拮抗筋群の緊張が高い状態にあるとスムーズに伸張していくことが出来ず、結果として対象となる筋群の収縮による動作もスムーズに行われないことになるが、これを自然と成立させるために相反性神経支配と呼ばれる反射機構が働くことで、拮抗筋群の緊張(収縮)を抑制するな信号が送られる。その結果対象となる筋のスムーズな収縮による関節運動が行われる。このようなメカニズムを利用することで行われるダイナミックストレッチには、その方法的理由から特徴的な効果があることが知られている。
特定非営利活動法人(NPO法人) 日本ストレッチング協会より


ただし、ダイナミックストレッチに加えて第3者に補助を利用したパッシブ・ストレッチング(他動的ストレッチング)の効果も付加される。

さらに加えて、
一般的なストレッチやトレーニングと違ってメンタルとフィジカル両面への即効性の効果が期待できる。※パーソナルトレーナーが付いた場合の効果は顕著である。

【技術面】

・腕、肩の運動機能が上がる(Ex. バスケでのシュートやパスがしやすくなる、野球でのバッティングが安定する、格闘技でのパンチ力がアップする etc...) 
・うまく地面を蹴れるようになり、走りが安定する 
・肩や足腰の柔軟性が高まり、関節がぬるぬる動くようになる (ex.関節のスキマがなくなる、関節が良く動く、関節のポキポキ鳴らなくなる etc...)
・練習中と試合中の姿勢が良くなる
・重心が丹田に落ちて、パフォーマンスが安定する。

ビフォーアフターは顕著に差が出る

これらは、
ダイナミックストレッチの"実際のスポーツあるいは運動を模した動作を取り入れることでそれぞれの動きに特異的な柔軟性を向上させたり、利用される筋群間の協調性を高めることなどを目的として行う"とも似ているが、筋力向上、持久力向上、柔軟性向上、神経・筋協応の向上などの総合的な能力の向上が、これらの効果をもたらすと考えらる。

そして、気功や太極拳のエッセンスがあるため、重心が丹田に落ちるなど効果が付加されていると考えられる。

【メンタル面】

・心が落ち着き、緊張がほぐれる
・集中力が高まり、ゾーンに入りやすくなる
・朝の目覚めが良くなる 
・心が明るくなり、元気になる
・自律神経が整う

DPTは太極拳や気功のエッセンスを積極的に取り入れているため、
ストレス、不安、抑うつを減少させ、意思決定・時間管理などの能力を含む「実行的認知機能」を強化する瞑想的な運動とも言える。

DPTはより多くの研究が必要な分野であるが、心理的な幸福感に関してポジティブな効果をもたらすと考えている。

【動画】Dharma Personal Training(基礎編)

まずは一度、ご自身で練習がてらやってみていただきたい。    動画はこちら↓


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