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#04 WebメディアとしてのDounatsになるまで

まだDounatsベータ1と2を運営しているときに、いろんな方にお話を伺う機会をいただきました。

Twitterのフォロワーさん、同人誌印刷所の中の人、学者さん、編集プロダクションの担当者さん社長さん、印刷業で上場企業の役員さんなどなど。

最後の役員さんは、PAGEという印刷メディアビジネスの総合イベントにオンライン参加したときに、名刺交換させていただきました。そのときに、メールしても見てもらえないだろうなと思いながら送ってみたところ、とっても丁寧なお返事をいただいたのを、今でも覚えています。飛び跳ねましたよ……

そこで語られていたことが、本当に考え抜かれた、至ってシンプルな方程式で、Dounatsベータ1をクローズする決定打にもなりました。

学者さんともお話させていただきました。そのときは、ごいっしょできるような提案ができず喫茶店を後にしましたが、メールで追加の資料やアドバイスをいただき、紳士な対応をしていただきました。

書籍や資料から歴史的な背景を深ぼることができ、直近では「ねこのしっぽ」さんとのインタビューをさせていただくきっかけにもなりました。

こちらからのオファーにも関わらず、代表の内田さん、専務の荒巻さんには時間いっぱいいっぱいまでお話し聴かせていただきました。

そして、Twitterのフォロワーさんには何度も助けられています。(本当にありがとうございます・・!!)

三歩進んで、二歩下がっても良いと思えるか

ホワイトボードを使ってブレストしたり

Dounatsは、いろんな可能性を探って「失敗」を経験してきています。ベータ1は見えているものの一つに過ぎませんが、企画段階でやめた取り組みもあります。

その一つが感想サービスです。

SNSなしで匿名に送れる感想サービスを作る直前までいきましたが、運営上の問題や、ベンチマークを調べているなかで事業として継続が難しいのではないかといった点で見送りました。(そもそも問題設定が間違っているものも多数..)

よくある「良いこと思いついた!」レベルのこととか、可能性をあれこれ並べるだけで机上の空論でしかないこととか。

念入りに調べてからやるということも大切ですが、ブレてはいけない大方針だけ忘れずに勢いで始めることに、ようやく気づいたところです。

高速にPDCAを繰り返して、駒を前にも後ろにもナナメにも進められるか。

そうして始まったのが現在のWebメディアとしてのDounatsです。

そこを媒介して、創作・同人作家さんのライフワーク仲間として受け入れていただけるように、今後も情報発信をつづけていきたいと考えています。

(つづく)

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