料理は五感で味わうって結局どういうこと?【家庭料理の最適化_14】
一回さぼるとわかりやすくずっとさぼりがちな漢、
オレはゆうじです。
いきなりですが、
料理は五感で味わうもの
って聞いたことありませんか?
テレビとかで有名シェフとかタレントが言っているのを聞いたことがある人もいるでしょう。
実際なんとなくはわかるけど、
あくまでお店とかレストランでの話であって、家庭料理ではあんま関係ないんじゃない?
って思ってるそこのあなた!!!
家庭料理を侮ることなかれ(※は?)
ちょっと意識するだけでもいつものお料理をグッとアップさせることができます。
というわけで今日はそんな感じのお話。
料理を五感で味わうとは?
だんだん理系チックな話になってきましたが、最近自分の中でホットなところなんでこのままいきます。
まず人間の五感とは主に次の5つです。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚
そんなのわかってますわ!!!って思うでしょうがまあ落ち着いて
実際に料理に当てはめるとだいたいこんな感じ
視覚:料理の見た目、色、光
聴覚:調理の音
味覚:味
嗅覚:香り
触覚(食感):歯ごたえ、舌触り
※イメージしにくいので食感に変えます
このへんをうまーく操ると、
五感で味わう料理ってのが出来上がると思います。
読んで字のごとくみたいな話なんで、ここまではなんとなくわかるとは思い
ます。
では実際料理を作るときにはどんな感じに意識すればよいのか
一つずつ見ていきましょう。
味覚
これはもう当然ですよね。
おいしいのが一番
どんなに見た目が良くてもおいしくなかったらガッカリです
聴覚
揚げ物を揚げる音、鍋をふる音、などなど調理が出来上がるまでの音がよりこれから食べる料理のワクワク感を引き立ててくれます。
とはいえメニューによるところが大きいのでだいぶ限られると思います。
その場で調理して出す、とかならいいですが、
なかなか家庭だとそうもいかない場合が多いかと。
嗅覚
厨房からたちこめるおいしそうな匂い、
料理が運ばれてきて、フタを開けた瞬間に立ち込める様々な香り
より一層料理のおいしさを引き立ててくれます。
とはいえこれもまたけっこうムズカシイのかなと。
基本的に時間が経つと香りは消えていくので、
どのタイミングで香りを最大限にもってくるか
どの香りを一番引き立てたいのか
などなどいろいろとテクニックが必要だったりします。
そんなわけでまずは
視覚と食感
この2つは比較的簡単に実践できるので、
ここから意識してみてはいかがでしょうか。
視覚
キレイな盛り付け
色とりどりの食材たち
食材のつや、照り
などなどちょっと意識するだけでけっこう普段の料理でも見違えると思います。
もうちょっと具体的なテクニックをいうと
・少なくとも2色以上の食材を使う。
茶色+赤(または黄色)、緑の食材
・仕上げの薬味は、料理にない色を使う
肉じゃが(赤、茶)→青または白いネギ
赤いトマトソースパスタ→緑のパセリ
黄色いチャーハン→あらびきの黒コショウ
茶色い煮魚→千切りした白髪ねぎ
・平面ではなく立体で盛る
平べったくお皿の縁ギリギリまで盛る→NG
真ん中を高めに端っこはお皿の余白が見えるように→OK
・平皿よりもちょい深い器を使う
強制的に余白が作られる
できれば白以外を使うと素人感が多少は消える
てな感じでしょうか。
とりあえずできるところからやってみましょう。
食感(触感)
僕的にはけっこうメリハリをつけるといいと思います。
カリカリ、サクサク、ふわふわ
思わず声に出して食レポしたくなるようなそんな食感を目指しましょう。
そしてこいつらをあえて抽象化するなら「食ってる感」につながるんじゃねえかって思ったり。
噛む、という行為は満腹中枢を刺激するからどうのこうの
なーんて話もありますわね
一応具体的なテクニックはこちら
・野菜はシャキシャキ、魚は外中ふんわり、肉は外カリ中ふんわり
調理する前の状態を呼び覚ますみたいなイメージです
知らんけど
・硬くなりがちな食材は粉まぶす。そして加熱
表面をコーティングすることで火の入りをゆっくりにします。
・生食OKなものは加熱しすぎない
キャベツ、たまねぎ、ピーマン、トマトなどなど
食材そのもののおいしさを保ちましょう
視覚よりも食材によって異なるところが多いのでまとめるのが難しいですが、なるべく加熱には気を使うようにしてください。
食材によって火加減を変えるだけでもかなり料理がレベルアップします。
そんなわけで
・料理を五感で味わうとは?
・試しやすい感覚およびテクニック
についてでした。
ちょっとしたことでけっこう変わったりするので、
料理を作るとき少しずつ意識してみるといいんじゃないでしょうか
あと最後に一つだけイイすか
盛り付けで注意してほしいのは、
「高いお皿=オシャレ」ではないです
確かに素材はもちろんデザインにもお金がかかっているので、まあオシャレなものもありますが、
盛り付けが下手くそだったら全部台無しです
(観賞用としてお皿を楽しむ人は別に好きにしてください)
逆に安いお皿でもきれいに盛り付けたらおいしそうに見えますよってこと。
服でも同じことが言えますよね
そしてセンスではなく、さっきのテクニックで8割はなんとかなるので少しずつ意識してみましょうって話でした。
あくまで主役は料理!!!
脱線してきたんで今日は終わります!!!
また頑張って更新していくんでぜひチェケお願いします!!!!
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