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最短で料理上達するためにやるべきこと【家庭料理の最適化_16】

思春期に書いてたくそ痛々しい日記の延長でインターネットに黒歴史を刻み続けるデジタルタトゥーアーティスト、

オレはゆうじです。


突如復活を果たした家庭料理の最適化シリーズ、


シーズン2、1発目ってことで今回は僕が追求し続けている


「料理が上手くなるにはどうすればよいのか?」


についてまさかの最短ルートを教えちゃいます。




料理をする人なら一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか

料理が上手くなるにはどうすればいいのか?


だいたい出てくるとしたらこのあたりの情報かなと思います。

とにかくたくさん作る
いろいろなものを食べる
人に教えてもらう

などなど


これも当然必要です。
僕ももちろん通ってきました。


ただこういう内容の結論って
結局、

何度も何度も繰り返しやることが大事ですよ!

めげずにコツコツ頑張ってください!


で終わっちゃうんですよね。

もちろん大事ですし、当然続けないとうまくならないのは確かです。
でもそんなのみんなわかっていると思います。


わかっているけど、

けども!!

誰か助けておくんなまし...

そう言って今日も電子の砂漠をさまよい続ける。。。(は?)



できればもっと効果的にするために、はじめに癖づけてほしいことがあります。


それは

記録をとることです。




食べたもの、作ったもの

すべて記録してください。




意外ですよねー


この切り方さえ覚えれば今日からあなたは料理上手!
この料理だけ作れれば料理上手!

残念ながらそんなもんはありません。


料理が上手くなる方法というと、
どちらかというと技術のほうにフォーカスされがちですが、

正直言って根本的な解決にはならないと思ってます。


どんなにみじん切りがうまくても、
どんなにパスタの種類に詳しくても

家族のおなかを満たすことはできません。


たとえうまくなったとしてもはっきり言って

猿真似にしかならないと思います。



おそらく応用力は効かないでしょう

家庭料理で求められるのは応用力
そのために必要なのは豊富な経験、

よりも知識です。



とにかく知識を蓄えておくことがあなたのレベルを押し上げます。


これは最近僕がたどり着いたことなんですが料理の本質は

頭で理解し

腕(技術)で再現する

そして舌で感じる


料理ができる人はこの3つのバランスが高次元に保てているんじゃないかと思っております。
この辺についてはまた今度書きます。


料理における知識というと、

イタリアとスペインのオリーブオイルの違いとか
ペペロンチーノの最適な塩分濃度とか
乳化させるための方法やらお肉の最適な温度とか

この辺りを思い浮かべる人が多いと思います。


ですが、こちら
炎上覚悟ではっきり言います



くそどうでもいいです。




レストランならまだしも家庭料理にこんなうんちくをいちいち持ち込んでいる場合じゃありません。


そういううんちくはレストランで聞くから美しいのです。
ましてや食べてない料理の情報なんていりません。


だから僕は記録をとる対象を自分が食べたもの「だけ」に限定してほしいです。

他に必要だとしたらおいしいお店の情報かスーパーの安売り情報くらいのもんです。



◆何を記録すればいいのか?


記録するのはわかったよ、
じゃあ何を記録すればいいんだ??

できれば自分の口に入れたもの全部、
と言いたいところですがけっこうキツイんでとりあえずは

自分で作って食べたもの

だけで大丈夫です。


外食とかで食べたものは後回しでもいいです。

たぶん、おいしかったくらいの感想に尽きると思うんで。


自分で作って食べたもの

こちらはかなり詳細に記録していただきたいです。

記録する情報としては、
使った食材、調味料
②それらの分量
③調理法
④食べた感想
 美味しかったのか、まずかったのか


当然このどれが欠けてもいけないですし、詳細に書かなければ意味がありません。


多くね…?





はい。

正直言ってこれ全部記録するの超大変です。それも毎回。

最短で料理上達する方法とはいいましたが

簡単とは言ってません。

むしろ短期間で一気に詰め込むので普通に練習するよりキツイと思います。


◆具体的になにをどう記録すればいいのか


それぞれ解説します。


①使った食材、調味料
②それらの分量

レシピ通りやったとしてもなるべく省かずに記録してほしいです。
めんどくさいなら材料並べて写真とるとかでもいいです。

調味料はできればメーカーまで記録してほしい
たぶんめんどくさいと思うので写真撮ってください!


③調理法
焼く、煮る、ゆでる、和える、レンチンする
切り方、大きさ
に至るまですべて記録します。


④食べた感想
細かく書いてください。

美味しかった、まずかっただけはNG


どう美味しかったのか
ここまで踏み込んでください。

具体的には味、食感、温度に分けるとわかりやすいと思います。

味:あまい、すっぱい、しょっぱい、苦い
(うま味はむずいんでなくてもいいです。)
食感:かたい、やわらかい、サクサク、ふわふわ、もちもち、サラサラ
温度:あつい、冷たい、普通、ぬるい、冷めている

もちろんこれで終わりません。
どう甘いのか、どうしょっぱいのか
ここまで書いてほしい

難しければ●●みたいな甘さ
こういう料理に近かったとかでもいいです。


最後にとっても大事なこと、

まずかったものも絶対に記録してください。



お肉を焼きすぎて焦がしてしまった
塩入れすぎた
あの調味料を入れ忘れた
色々あると思います。

それも記録すること

失敗した、という経験すらも脳に叩き込むことによって自分の中の知識の引き出しを増やしていきます。


さて記録するものや具体的な項目を見てきたところで、もしかすると勘のいいガキは気づいたと思います(失礼)


「これレシピじゃね?」


そうです。
ほぼレシピです。


レシピの考え方はこれが根源にあります。たぶん。


だからレシピというのは素晴らしいのです。

料理ができる人はだれしもレシピを持っていると思いますが、
それらはすべてこの地獄のような修練のもとに完成されています。

いやまあこんな短期間で詰め込んだ人はほとんどいないと思いますが、修練を積んだのは確かです。


この記録をするという行為、

たったこれだけで、料理人の修練の集大成であるレシピが生み出されてきた過程を追体験することができます。


ただ作って食べる、よりもインプットの質も量も全然違います。


これが料理が上手くなるための最短ルートです。

決して簡単ではありません。
むしろくっそキツイです。


まずは一日一食からでもいい、なんなら週1でもいい。
大事なのはまずは始めること


もし記録を忘れてしまったり
なかなか続けられることができなかったとしても
決して自分を責めないでください。


そんなときこそ、おいしい物でも食べましょう。


そして、思い出を忘れないためにもまた記録をしましょう。



以上っす!!!


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