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"doubt weekly" 2022/12/3(治療、クールジャパン、自分の矛盾)

doubles studio weekly news
2022年12月3日収録・12月7日公開

Chantrapas(シャントラパ/以下”C”): 戦中派。マルグリット・デュラス、岡本喜八とか。

Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ/以下”JC”): 前後のあれこれは書かずにね。ニュースに関してはそういう感じ。

C: リアルタイムで全部を判断していかないと……と、思うと戦中感覚だよね。

JC: 戦中派ですよ。ヘミングウェイ的客観性もあるけどね。写真撮って帰って来ました、みたいな。

C: 戦争状態。

JC: 日本は特にそうなんだけど……誰も気付いてない。ずば抜けて戦中だから。

C: そんなJCセレクトのニュースは3つ。まずはドイツから。


ドイツ コロナワクチンの代わりに塩水を最大8600人の高齢者に注射した看護師

JC: 海水。

C: 生理食塩水じゃなくて?

JC: 生理食塩水は言ってみれば医療用のただの「水」。じゃなくてそれ「海水」だから。ほぼ海水。理論的には。

C: おぉ。

JC: 封印されていた医療だよね。

C: あっ、え、医療行為ってこと?

JC: うん。

C: へ、そう見るの、そう見てる人いる?

JC: なんじゃないかなと自分は見てる。

C: 規模が違うけど日本でもあったような記事だなって、飛ばそうとしてた。しまった、そう見るのか。

JC: それをやったんじゃない?

C: フリーエネルギー的な解釈でこのニュース見てるのか。

JC: うん。やっちゃってる人いるんだ、って。

C: し、し、知らずにそこに触れたわけじゃなくて?

JC: どゆこと。

C: 無自覚にそこにタッチしちゃったんじゃなくて?

JC: 知ってやってると思うよ。

C: くくく。はははは。なるほどね。

JC: 知ってて、かつ「やるよ」っていう一部の人達がいて、繋がりがあって……「やってみたら?」っていうことだと思う。

C: ふぅぅん。なんだカモフラージュじゃなくて積極的「治療」なのか。

JC: そうそう。

C: へえ。感心しちゃう。

JC: 「海水入れると治っちゃう」という有名な話があるでしょう。それのことだと思うよ。

C: それのこと……。じゃあTwitterとかで称賛してる人は、結果は合ってるけど、的は外れてる?

JC: 称賛するべきだからね。うん。合ってるけどそこじゃない。もう一個深堀りでいいと思う。

C: ついていってなかったです。ごめんごめん。

JC: なんじゃないかな、と思う。ふふふ。

マスク氏 (人口減少について)「特に日本はかなり進んでいるようです。昨年は60万人の人口が減少しました。」

C: 今の人類の脅威は? という質問に答えて。<少子化のはずなのに人々は人口過剰の問題を話すのです。>特に日本……。またしても

JC: まあリアルだよね。イーロン・マスクが「日本だ」って言ってるんだから、日本なんですよ。良くも悪くもすぎて、何とも言えないけど。

C: うん。

JC: 日本国民全体が気違いじみてきたよね。気違いってカッコいいことだから……止められないけど! ははは!

C: クールジャパン?

JC: かもね。

C: あいつらヤバいって?

JC: なってると思うよ。日本人怖いでしょう、もはや。

C: 怖いのかな。

JC: 怖いと思う。だって奇妙でしょう。マスクつけて、ブースター打って……ワールドカップ見てたら観客がゴミ拾って帰るんだよ?

C: 渋谷でハイタッチしてる。

JC: 混乱だよ。客観的に見たら凄いよね。とんでもない国……。

C: 毎日思ってるけどね。

JC: そうそうそう。

C: 海水治療の方に気持ちがいくよ……。

JC: ははは! 掘ってみる。やってるなって。ドイツって治療系でたまにそういうのがある。一部のヒッピー的な集合があって、やっちゃいけない医療行為をやるとか。

C: Kenta Hayashiさんとか?

JC: あぁ、似てるかもね。

C: 思想的なことは別に、音楽的にびっくりしたことがある。最初の音が鳴った瞬間に「パァン!」と一瞬でわからす。芸術の本質をくらったことがある、キャラクターもいいけど「音」だよって。

JC: 聴いたことない。申し訳ない。でも本物でしょう。聴かなくても分かる人は聴かないこともある。高木壮太さんとかもそう。いい腕なんだなって分かる。

C: ニュース途切れるね。サッカーは……よく出来てる。

JC: 出来てるね。いいようになっちゃった。

C: みんなよく白けずにいられるなっていう。

JC: そうなんだよね、このタイミングでね。まあドイツは3S政策から抜け出て、日本はまだ有効、と見るのがいいんじゃないかな。

C: うん。

JC: そっちが問題。ゴミあんなに出ないでしょう? たかがサッカー一試合見ただけで……。

C: 自分の分持って帰ったら終わる。

JC: 出ても紙コップ3つくらいでしょう? 「捨ててる」ってことだからね。何を仕込んでるのよ。そんなの日本文化でもなんでもないからね。

ロシアが旧ソ連共和国の間に新たな経済同盟を創設 中央アジアの国々は重大な政治的パートナーかつ「大シルクロード」の主要な一部に

C: <……ミシュスチン首相がウズベキスタンを訪れ会談した>と。

JC: ね。シルクロードだもんね、完全に。

C: うん。

JC: 出来つつある。「大」になってきてる。

C: 日本に繋がる?

JC: 繋がんないから不思議なんだよ。シルクロードなら入ってるはずなんだけど。はははは。ちょっとだけ海があるからかな……。

C: はははは。繋げる? 自分のもの?

JC: ロシアが?

C: 中国が。

JC: ロシア・中国が日本を?

C: うん。

JC: 繋がった方が……いいよね。「提案」でしょう。でも無理だってことは分かってるからね。NATO・アメリカの動きで「要らん事するなよ」的なニュアンスだけはプンプン匂わせてるだけであって……今のところはすごく平和的だなと思うけどね。

C: そう。

JC: 日本がそれで済むかどうかは分からないけどね。日本は今は戦争より国内の事を心配した方がいい。日本人はね。

C: 相互監視状態だから。

JC: うん……。ワールドカップの間にいつの間にか色々通ってるよ。武器も買うでしょう。買ったところで入ってこない。買ったことにする。本当にドルの……というかアメリカ政府だよね。ドルに反映するわけないんだけど、向こうも要るんだろうね。そういう細かいやりとりになってきた。巨額じゃなくて。

C: うん。

JC: 「ちょっと要るから買えよ」みたいな。それでもなんとかしないといけない状況なんでしょう。無理だという空気には持っていけない。

C: 無理だという空気?

JC: 「もう無理です」って。アメリカ・NATOがね。

C: FTXが飛んだ後でも。いいきっかけなのに。

JC: きっかけというか逝ってるけどね。はははは。逝ってるけど、逝ってない風。

C: あいつのせい風。

JC: さすがに無理があるけどね……。でも日本もアメリカも国民にそういう意識が無いから。やっと一部芽生えたくらい。ヨーロッパはさすがにみんな気付き出してる。

C: 無いのか。

JC: まっったく無いよね。

C: この間友達と話してたけど「結局自分の身体にすら真剣になれないのに、何に真剣になれるのよ?」って。

JC: うぅん。そうかもな……。

C: あまりにも遠くて。

JC: 例えば創造性とか、バタイユの言う所の「幸運への賭け」なんて、身体から出て行かないと出来ない事だから……そういう意味で言うと身体はある程度「捨てて」行く世界もあるんだけど。

C: うん。

JC: ただその手前すぎるよね、話がね。

C: そうだよ、精神性なんて

JC: ちょっと……危機感あった方がいいかもね。先週と言ってること逆だけど、報道していった方がいいかもね。

C: あぁ。

JC: 「本当にヤバいぞ」って。

C: そこの考えはわたしも日ごとに変わる。

JC: うん。会う人ごとに変わる。

C: 確かに。それは矛盾に見えるかもしれないけど、そうなんだよね。

JC: 結局個々のケアになるんだろうね。「大丈夫、大丈夫」と言ってあげた方がいい人もいれば、「頭の中でどっか引っ掛かってるでしょう?」というね、真正面向いて気にした方がいいぞ、という人もいる。

C: 会ったなぁ、そういう人。

JC: どこか気にしてるのが伝わるよ。

C: でもはぐらかし方がエグい。

JC: エグいよね……。

C: スウェイがね。

JC: 当たらないボクサー。メイウェザーみたいには稼げない。はははは。

C: やたら繋いでくる学生のテニス選手とか嫌いなんだよ。

JC: ずっとバックラインにいる人ね。

C: 好みじゃない。結局、闘争心と真似出来ない技術の選手が好きだから。

JC: もちろん。

C: それと同時に、色々いるから社会なんだよって、自分の中に悪の気持ちがあるからね。

JC: お、ニーチェみたいな事言うね。

C: 日々せめぎ合いですよ。

JC: ソクラテスはそのデーモンと話してたんだから。その間に遅刻するの。はははは。

C: そうそう。

JC: 精神性の中に「まったく悪が無い」というのは無理だからね。二律背反じゃなくてその中に自我がある状態がだんだん形成されてくると、どっちでも行き来出来るようになるんだけど。まだ社会が自分の中でメインであって、自我よりも社会の方が大きいものだと思ってると、動いちゃうから。でも動かないとどうしようも出来ないし、見ないで「ジブン」となると、年がいくつでも老害ですよ。

C: そうやってやってると自分の中の矛盾にたくさんぶつかるけど、

JC: うん。

C: それ矛盾してるように見えるけど、全部それぞれなんだなってね。

JC: そうね。

C: こことここが矛盾してるからって、どっちが違うとかじゃない。

JC: うん。

C: とか思う毎日だよ。

JC: 矛盾……が「駄目」みたいな。みんなそれを植え付けられてるからしんどいよね。踏み出したから矛盾がある。矛盾にぶち当たってから「考えよう」でも今はいいよね。結局考えることを奪われてるんですよ。


2022年12月3日 doubles studioにて録音

ダブルス・ストゥディオ
Johnny Cash (thinker/artist) & Chantrapas (designer/curator)
#doubles_studio_talk でトーク部分を一覧表示出来ます。

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