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林真理子 女の偏差値 を読んだ

ananの連載エッセイの書籍化で、20周年だそうで。初めて読みましたが、連載続くの分かります、シンプルに読んでいて面白い。

なんで面白いというか、受け入れられるのかなと読んでいて考えたのですが、自分としては「否定的な文章や言葉が少ない」という印象でした。言葉の選び方がやはりうまいんだろう。具体的にどれ?というのも書きづらいのだけど。

あと、「美味しい」「きれい」「カッコいい」「すてき」って率直に書かれているんですよね。当たり前だけど、一般的な人からしたら稼いでいる人なんだけど、それでも自分のお金出し、使い方がなんか好感持てる感じなんですよね。そして、信じられないくらい上には上がいるというのも書かれているし。

エッセイだからというのもあるけど、否定的な内容でなく、周りの色んな人を肯定的に書いているんだなって思った。働く女性もきちんとその道を突き進めば良いという感じに取れるし、結婚されてパートナーの方といる人もそれも一つの道としているし。「今の女性はこうじゃないと駄目」というような感じではない。男の俺が読んでも、重要なのは楽しみをもって突き進むことって読み取りました。

ところで、人と会って、食事して、色んな所に行ってというのが中心のエッセイなんだけど、今、どうしているんだろう?この連載を読みたいから、anan読みたくなりました。

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