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3/5 僕とウォシュレット

阿佐ヶ谷でサンバに遭遇しました。

こんにちわ。海を売る男のぎんです。
3/5の日記です。

今日は虎視眈々というライブでした。(3/11に場所は違うけど同じライブあるよ。見に来て)
新宿ブリーカーという地下の劇場で細々とネタや企画をするライブ。企画は大喜利の企画であんまり活躍はしてなかったけど好きな同期や先輩、後輩とご一緒しちゃって楽しいライブでした。大喜利苦手だけど好きなんだもっと長いことやらせてくれよ。

そのライブで久々に会った太田プロ同期の群青団地。いつ会ってもクラスの同級生にいそうな2人だなと思う。楽屋にいる時に僕は神戸(相方)と福田(群青団地)の会話を聞いていた。

神戸「トイレのウォシュレット機能って家賃のどれくらいを占めていると思う?」

なんだその質問。

福田「ウォシュレット?」
神戸「その前に福田はウォシュレット使う?」
福田「使うよ。」
神戸「どれくらいの価値がありそう?」
福田「んー2万くらいじゃない??」
ぼく「2万!!?」

僕は思わず2人の会話を遮って話に入ってしまった。ウォシュレットに二万の価値があるということに驚いたからだ。聞いてみると神戸もそれくらいの価値をウォシュレットに見出しているらしい。
いやいや、だって家賃の中の2万って年で計算したら24万円分ってことでしょう?2人とも24万円毎年ウォシュレットにお金を払ってる気持ちで日々生活しているのか。大したもんだこと。
まぁ、そんなこと思うのは僕が全くウォシュレットを使わない人間だからこそなのだろうけど。使ってる人からしたらそれくらい重要なものなのだろうか。

今思えば僕はいまいちウォシュレットの使い方を理解していない。なぜあんなにボタンがある?初心者に向いてないじゃないか。あんなもの。おしり、やわらか、ビデ。おしりはなんとなくわかる。やわらか、ビデ。何が起こるかわからない。

てか、そもそも僕は誰からもウォシュレットの使い方を教わっていないのだ。みんなは一体誰にいつ教わったのだろうか。僕の成長過程では誰も教えてくれる人はいなかった。
使い始めるタイミングがなかったのだ。
急に使っても誰も文句を言わないのかな。不安になっちゃうもん。
今や僕は誰かが教えてくれるか許可を出してくれるまではあの機械を使いこなせないと思っている。
ある日トイレの神様がやってきて、「あなたはもう大人。ウォシュレットを使う権利を授けよう。」みたいなことが起きなきゃウォシュレットを使える気がしないんよ。


小さい頃に何も知らずにボタンを押してトイレが水浸しになってしまい「これは押さなくてもいいのよ」とやさしく母に言われたことがあった。幼い僕は泣きながらうんうんと頷いた。とんでもない勢いだったし、当時はあれをお尻に向けて発射だなんて到底考えられなかった。でも大人がトイレに入った時唯一聞こえる機械音はウォシュレットだとなんとなく理解はしていた。だから僕は大人になったらお尻が頑丈になるのだと思っていた。ウォシュレットとは、大人になったら使うもの。そんなことを考えながら26歳になった今、僕は思うのです。僕はいつになったら鋼鉄のお尻を持つ大人になれるのだろうか。

年に24万円。そう聞くと使ってない僕は少し損しているじゃないか。もちろん住んでいる家にはついてないのだけど、サービスエリアやコンビニ。綺麗な公共のトイレにはウォシュレットがついているし使える場所もたくさんある。僕もいつかは使いこなしたいんだ。だからトイレの神様、僕にウォシュレットの使う権利を与え、使い方をお教えください。

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