自己肯定感が高くても、、、。

この人は自己肯定感が高いな、とすごく思う人が一人います。
うちの会社の社長です。
うちは8年目のベンチャー企業でまだまだフレッシュな会社ですが、業績自体は年々1.5倍ずつ伸びており、急成長企業というランキングにも名前を連ねることもあるくらいです。

まだまだ会社自体も30人から40人規模の会社なので社長との距離も近いです。

で、僕は社長のデスクの近くの席で仕事をしているのでよく色々な会話が耳に入ってきますが、「この人、自己肯定感高いなー」と思うことがよくあります。

決して自信過剰ではありません。
会社を年々成長させる経営手腕は見事なものですし、前職のサラリーマン時代には営業成績トップを守り続けてきたと言う実績もあります。

なので自信過剰ではありません。

自己肯定感が高いといいことがたくさんあるんでしょう。
自分の意見をはっきり言える。
何か辛いことがあってもすぐに立ち直れる。
これが社会人にとってとても大切なことなのでしょうからいいこともあります。

「俺なんかいつでも自信満々だよ？」
「俺なら絶対できるから」

といいます。

ただ自己肯定感が高いと周りを不幸にするケースもあります。

他人の意見を否定する
他人を傷つけているのに気づかない

こう言うことがたくさんあります。

社長はすごいです。
お前の親の育て方が、とか
親の会社潰れちまえ、とか
イタズラでその人の親に電話をしたりします。

先日、ストレスで身体中に蕁麻疹ができた同僚に「それ、性病だよ、きもちわりー」と言ってました。

あんたがストレスかけまくったのにな。と思いました。

正直引きます。
うちの社長はかつて営業としてトップを走っていた時代にストレスが酷く、その時に自分の奥さんにもそれが影響したのか、
子供が予定日よりも早く生まれて未熟児として誕生したことがあったそうです。

うちの会社の社長インタビューみたいなパンフレット記事に書いてました。
そこから何を学んだんだろう？とたまに思います。

これとこれを学びました、みたいなこと書いてありましたが、正直覚えていません。
だってペラペラだから。

自分の都合のいい解釈だけを並べている人間。
自分以外の意見を否定してもいい人間は自己肯定感が高いんだな、と思います。
やだやだやだ。