【続:生き残った者とは】 大河ドラマ 「青天を衝け」 第27話
お前の友は生きると言ったぞ
そんな土方の言葉に押されて、誠一郎は五稜郭を後にする。脱出する彼の目の前で、味方がバタバタと殺されていく。
なぜか、自分は生かされる。
生きて日の本を見届けよ。その方がよほど辛いことかも知れぬ。
どれだけの命を背負って、これから生きねばならぬのか。それでも、背負ったからには、そう簡単には死ねはしない。生きねばならない。楽な道では決してない。
その瞬間、戦はしないと暗示した慶喜の顔を思い出した誠一郎の胸中、如何ばかりか。
平岡様の命も守れず、戦でも死に損ない、徳川に捧げられなかった命を持て余してここに来た
やはり生き延びてしまった川村さまのご胸中も、如何ばかりか。
彼に刀を捨てさせたのは、武士が蔑んでいた商人の言葉だった。
おもろい。(中略)日本中がまねをするようにならあ。
おかしれえって言葉が聞こえたのだろう。前半で非業の死を遂げた重要人物たちの言葉の数々がこだまのように聞こえてくる。生きているからこそ、彼の脳裏に蘇ってくる。
フリーター(by 家康公w)となって流れてきた彼らと共に、コンパニーを成立させる栄一。新たな時代がようやく本格的に始まろうとしている彼が、大隈重信やら伊藤博文やら五代才助やら明治政府の立役者たちにロックオンされたところで、今回は終わり。
次への展開の打ち手が全て1話に入ったてんこもりな回でした。
そして... 今年も出ました!
土方のスマホ!!!
笑えすぎてお腹痛い。
しかもリリース直後に土方の粛正がキツすぎたのか、TW社から偽アカ疑いまでかけられていた!(今は大丈夫)土方さん、さすがです。
昨年の光秀のスマホの記事はこちら。
光秀の方も、まだ見られるみたい。
おかしれえなあ。
明日も良い日に。
言葉は言霊!あなたのサポートのおかげで、明日もコトバを紡いでいけます!明日も良い日に。どうぞよしなに。