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子どもミュージカル 「ロビンソン*ロビンソン」とロボット三原則

ロボットと人間、何が違うの?


キャストが全員、6歳から15、6歳の子どもミュージカル。ってことは、いずれこの問いをリアルに考えることになる世代なんじゃないかしら。

サブリミナル的であれ、今この作品が身に入ることは、アシモフの「ロボット三原則」も身近なものと感じられるのではないかいな。

今はまだロボットに人格があるとは言えないけれど、攻殻であれ、アトムであれ、人間が想像できる世界は、確実に現実になる。

だから、そこに思いを馳せうる人材が必要になると思う。

この子たちならバランスよく、みんなが共存できる世界を作れるのではないかしら?

寂しさを一人で抱えこまないで

アイボはすでにそうかも知れないけれど、お話相手のロボットはいずれ普及するだろう。

そして、ロボットだって、いつか寿命がくる。お婆ちゃまや飼っているハムスター同様に、いつか別れの日は来るのだ。

その時に、ロボットだからって、翌日に新しいロボットや何かでいともあっさり置き換えられる?お互いを大切にし合う心に代わりはないなら、悼みの期間も必要じゃない?

悼み、嘆き、散々泣いた後で、生きている側の人間もロボットも、朝を迎えて歩き続ける。記憶を胸に。

子どもたちが皆んな、生き生きしていた。このまま舞台を好きでいて欲しいな。そしていつか、一緒にお仕事できたらいいな。

良いものを見させて頂いた。この機会に感謝を。

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