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コトちゃん

コトバが好きです。これはもはや恋なんじゃないかと思うのです。活字中毒、とかではなく、コトバに永遠の片思いをしています。

コトバってやつは、性別的には多分女子です。いや、間違いなく女子です。

こちらに気がある素振りをしたかと思えば、翌日にはつれない態度になったりします。ああもうダメだ、この恋は一生成就しないのだ、なんて絶望の淵に立ち、涙で枕を濡らしていると、翌朝、目覚めた瞬間に満面の笑みを向けてくれたりするのです。そんな時のコトちゃんには、間違いなく後光が差しています。ああ、なんてイイ女なんだろう。コトちゃん、あなたが大好きだ。

コトちゃんは、モノガタリを紡ぐための基本要素です。そして、世の中にはたくさんの物語のタネがあるのです。エンタテインメントとしてのいわゆる物語はもちろんですが、事業にも、会社にも、さっき八百屋でレンコンを買っていた知らない人にも、すべてに物語があるのです。そしてお互いの持つ、大小様々な物語を皆が面白がることが出来たなら、世界はもう少し平和になるのではないかと思うのです。

人の想像力には、想像を絶する力がある(シャレちゃうよ)。わたしはそう信じます。そして、もしそれを他の誰かに伝えるために足かせになるのが異言語であるならば、わたしはそれを乗り越えるお手伝いをしたいのです。

そんな思いから、これまでとは違う道の試行錯誤を決めました。直訳ではなく、超訳でもない、創訳を。想像と、創造と、コトバによって、様々な可能性が広がっていく。皆が手をつなぐことが出来る。そんなお手伝いを少しでも出来たら、これ以上の喜びはありません。

どうぞ皆さま、よろしくお願い致します。


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