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だからエンタがやめられない

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感激の観劇備忘録。だってエンタが好きなんです
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2022年5月の記事一覧

【種まきとは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第21話

三谷流義経編を終え、次なる血で血を洗う争いの種まきの回でした。 まず、主君の首をはねた家…

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【九郎とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第20話

この二言で幕を開け、幕を閉じた40分だった。 どちらもきっと、義経が欲しかった一言。 業と…

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【寸分の隙もない余白とは】 「やのとあがつま」 Asteroid and Butterfly Tour 2022

人は思い込みから、なかなか抜け出せないものだ。 例えば、ある物を「これはリンゴだ」と思い…

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【信じるとは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第19話

英語のgullible という言葉が浮かんだ。 他人のことをすぐ信じてしまう騙されやすい人、とい…

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【シン、とは】 映画 「シン・ウルトラマン」

この分断の時代に、この映画が寄り添ってくれますように 初日舞台挨拶での斎藤工さんの言葉…

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【ジャパニーズパンクとは】 文楽 「義経千本桜」

文楽と言えば「曽根崎心中」とか「女殺油地獄」といった心中物を連想する人が多いけれど、私は…

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【二枚舌とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第18話

サリエリ景時の二枚舌っぷりが大爆発した回でした。 冒頭では義経の理解者であるとアピールし、義経の信頼を得た上で阿吽の間の芝居まで打ち、あれ?景時マジで義経に傾倒してる?と思わせといてから、いともあっさりその掌を返す。 なんなら、頼朝との仲違いを決定的にしうる三種の神器まで奪取しこねてくれてラッキーくらいに思っていそう。 勝利が圧倒的であればあるほど、頼朝の猜疑心はそれに比例して大きくなる。何しろ九郎は、「すぐ調子に乗る男」なのだから。 落ちぶれて尚、最後までサリエリを

【ディスコミュニケーションとは】 映画 「ドライブ・マイ・カー」

私の言葉が通じないのは、いつものことだから。 様々なレイヤーでの、ディスコミュニケーシ…

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【純愛とは】 劇場版「呪術廻戦」

僕の親友だよ。たった1人のね。 あまりにも遅ればせですが、ようやく観にいくことができまし…

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【鬼とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第17話

義時のターニングポイント回でした。 義時や安達など、純粋に義高を助けたい人々はいるのだけ…

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【偶然の先とは】 映画「偶然と想像」

ずっと後悔してるから。自分の大切な感情のために戦わなかったことを 必然の偶然、偶然の必然…

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