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【純愛とは】 劇場版「呪術廻戦」

僕の親友だよ。たった1人のね。

あまりにも遅ればせですが、ようやく観にいくことができました。

そして今、大きな声で叫びたい。

間に合って本当に良かった...!

音響がね... 劇場サウンドで体感できてこそなのですよ...

「鬼滅の刃」は、背景美術の色彩が映画館オシのポイントだったけれど、呪術は、音響

バトルはもちろん、途中途中の音楽も、この音響で見られてこそでした。

愛ほど歪んだ呪いはない。

呪いをかけることは、誰にでもできる。菅原道真の子孫でなくても。その強弱は、関係性に依存する。思いが純粋であればあるほど、きっと強くなる。

夏油も、「術師は非術者のために戦う」というかつての理想が呪いになり、「強者」がその能力故に虐げられる現実でさらに真逆の呪いがかかる。

弱者は強者に守って貰えるかも知れないが、では強者に対するいわれの無い弑逆は、誰が告発してくれるのか。

強者は、ただ黙って耐えるしかないのか。

五条先生はそんな彼を「親友」だと彼にとどめを刺してなお言い切る。

術師という、世間にはなかなか受け入れられないであろう生徒たちを、夏油は決して殺めないだろう、と、五条先生は信じる。

信じること、愛するということ。白魔術と黒魔術の境目なんて、本当にあやふやで不確かなものだ。

色々思うところはあったのだけれど、その大半を、一年前の自分が書いていたので、貼っておく。

丁度1年前に書いている。そういう巡り合わせもちょっぴり感慨深い。

海外でどんな受け止められ方をしているのか、生の声を聞いてみたい。誰か見てる人いるのかな。

明日も良い日に。(このフレーズも、ある種の呪い)


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