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だからエンタがやめられない

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感激の観劇備忘録。だってエンタが好きなんです
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2022年4月の記事一覧

【宝探しとは】 プレミアム音楽朗読劇 VOICARION 「スプーンの盾」

いちばんいけないのは、お腹が空いていることと、独りでいること 本作の主人公の1人、天才料…

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【同調圧力とは】 舞台「アンチポデス」

昔々... (中略)おしまい 莫大な製作費をかける(らしく)、製作陣も超有名な映像プロジェク…

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【戦の天才とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第16話

いっそスカッとするほど白黒はっきりしている義経の戦に対する倫理観の回でした。 勝てば官軍…

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【陰謀とは】 銀河英雄伝説 Die Neue These 「激突」 第2章

国家というものは、下から上へ向かって腐敗が進むことは絶対にないのです。まず頂上から腐りは…

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【武衛の駒とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第15話

上総介の屍を最大限に利用して、鎌倉殿が足固めをするの回でした。 あんな見せしめを目の当た…

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【義とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第14話

劇中では義高が義経について語った言葉だけれど、四方八方に通じるセリフで、心のざわざわが止…

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【幻聴とは】 セールスマンの死

もしもあの時こうしていたら、という場面は誰にでも1つや2つ、あるだろう。ことによっては、その時の決断が何度もリフレインすることも。 交錯する過去と現在の狭間で、ウィリーは昔の兄と会話する。それは、現在の時間にいる妻には、ただの独り言にしか聞こえない。 息子の本音の叫びも、ウィリーにはもう届かない。見たい、信じたい息子の姿しか、彼の目には映らない。「あの日」を封印してしまった時から、現実の時間は彼を責める要因でしかない。 こんなはずではなかったのに。自分も、息子も、何もか

【任侠とは】 劇団☆新感線 「神州無頼街」

久方ぶりのいのうえ歌舞伎! 薩長同盟やら尊王攘夷やら、表舞台が激震する中、裏の世界もにわ…

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【格差社会とは】 映画「ウェスト・サイド・ストーリー」

Some day, Somewhere,    (いつかどこかに) We'll find a new way of living,(きっとある…

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【映画の力とは】 NITRAM 二トラム

僕は、僕以外になりたかった ポスターのこのフレーズにあらゆる感情が溢れている。 忘却によ…

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【見えない声を御仏にするとは】 特別展 「空也上人と六波羅蜜寺」

上野の国立博物館にある庭園の桜からは、桜餅の香りがする。上等の桜餅が放つ塩漬けの桜の香り…

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【誠とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第13話

亀、カッコ良すぎて惚れてまう回でした。 数話前に政子のお部屋にバサっと落としていったあの…

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