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人生が旅だとは言うけれど

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ふらふら旅の記憶の記録
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記事一覧

【嬉しいところとは】 たらふく酒を飲んでも山頭火にはなれないのだから

今年の前半戦の疲れが抜けない。 自分で自分の面倒を見られることが大人の証なら、今こそ大人…

いしまるゆき
4週間前
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【アート酔いとは】 箱根でプチ「源氏物語」浴をしてきた話

ちぃとぶりに箱根へと。え?なぜ箱根かって?そりゃ決まってます。 梅雨だから だってほれ、…

いしまるゆき
1か月前
30

【強欲とは】 熱海梅園の梅、王蟲の渇望

木に咲く花の中で、梅が一番好きです。まだ寒さ厳しい中でポチポチと咲く様子が、重たい冬の空…

いしまるゆき
6か月前
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【究極のおぼろ昆布とは】 思いもかけぬ昆布かき体験と、匠の技と (敦賀パート2)

前半はこちら。 帰りの電車まであと2時間ちょい。零士ロードは、駅に向かって右側がヤマト、…

いしまるゆき
8か月前
29

【敦賀とは】 何の前情報もなく訪れた敦賀が果てしなく最高だったこと (Part 1)

友人からの薮からスティック(古)な声掛けは、2ヶ月前のことでした。大阪遠征の翌日に、とい…

いしまるゆき
8か月前
20

【スクスクとは】 プチ京都:瑠璃光院の青紅葉で健やかさを思ったこと

先月、用事のついでにちょっぴり京都を歩いてきました。 京都、ものすごく久しぶり。昔はこと…

いしまるゆき
9か月前
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【祝福とは】 リマとプーノのマスクマン(ペルー旅行記3)

マチュピチュ前とプーノ後を過ごしたリマ市も、20年前とは随分様変わりしていた。 まずは旧市街。この辺りには以前の面影がある。ちなみに、20年前は新市街が無かった為、あったのはただの市街のみ。 ポルトガルのようなセピア色の街並み。午前中は曇りがちで、どんよりとしている。朝のアルマス広場は人が少なかった。 カフェ。やっぱりちょっとセピアな欧州(全私日) どの聖人かは解らないが、誰かを祭ったパレードにも遭遇した。公道を完全封鎖して練り歩く楽隊と参加する人々。その後を、車がノ

【インカの温泉街とは】 まさかのマチュピチュおかわりで、歳月の機微を感じたこと (…

実は、ペルーを旅するのは2度目である。 最初のペルーは、約20年前。丸一日かけて世界の反対…

いしまるゆき
10か月前
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【豊かさとは】 旅の終わりに辿り着いたチチカカ湖で、心と身体の豊かさに思いを馳せ…

旅人でありたいと思うようになったのは、いつ頃からだろう。 旅の連続のような人生を送ってい…

いしまるゆき
10か月前
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【自分の常識とは】 人間ってすべからく面白すぎることをインドで実感した話

インド滞在中は、毎日のように「自分の常識、世界の非常識」を思い知らされた。「言葉」を扱う…

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【呼ばれるとは】 ハイデラバードに来てみたら

三島由紀夫の言葉だそうだ。どこで読んだのかは忘れてしまったけれど、妙に納得したのは覚えて…

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【創造とは】 松本市美術館で魂をフルフルさせたこと

松本出張中、どうしてもここだけは行きたかったのが、松本市美術館で開催されている草間彌生さ…

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【日本三大秘境とは】 平家落武者伝説が残る祖谷渓で、清水の舞台から飛び降りてみた…

色々混じったタイトルでごめんなさい。 晩秋の旅の記録を、今年の間に書いておきます。 日本…

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【近代世界遺産とは】 雪の群馬でお蚕さんに思いを馳せてたら、靴が雪駄と化したこと

今年最後のプチトリップ。今回は、群馬です。 各地を寒波が襲う中、わざわざその最中へと突入する我々。何これ、運試し? 送迎バスとランデブーした水上駅は、ザ・雪国でした。 ロビーからの眺め。 周りを散歩するなどしたら、あっという間に遭難すること間違いなし。よって、とっとと部屋に引きこもり、夏からとあるプロジェクトで呉越同舟状態の友人と、労いという名のおしゃべり開始。 途中でお風呂を挟みながら、いよいよお食事。 写真を撮り損ねているものも多々。ご飯は、撮るより食べる方が